野毛道場が浸水。明日はとことん新日本プロレスを応援しよう

野毛道場が浸水。明日はとことん新日本プロレスを応援しようと思った。日本列島を襲った台風19号は各地で河川氾濫を巻き起こし、未だ油断できない状況が続いている。

被災された方の安否を心から祈ると共に、1日も早く“普通”の生活に戻れるようできる限りの支援は行いたいと思っている。

NJPW FUNには毎日全国から一定のアクセスが起こっている。毎日更新されているものが続くということは、当たり前が継続しているということの証明にもなる。僕のコラムが少しでも気晴らしになれば、と思っている。

さて、本題に入ろう。今回の台風で新日本プロレスの野毛道場に浸水が発生したことが獣神サンダー・ライガー選手のTwitterで分かった。

天山広吉選手のTwitterでは午前中の段階では新日本本隊の合同練習が行われていたようで、“ちゃんこ番”上村裕也選手が作った美味しそうな塩ちゃんこがアップされるなど、穏やかな時間が流れていたように思う。

そこから数時間後に起こった浸水は野毛道場に居たレスラーだけでなく、新日本プロレスの野毛野毛道場で育ったレスラーに心がかりな事象となった。

ベビーフェイスもヒールもOBも海外遠征も関係ない。野毛道場は新日本プロレスの魂。胸いっぱいに想い出が詰まった場所を心配する声が次々とTwitterにアップされた。

 

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劇的ビフォー・アフター

「闘魂燃え尽きそうな寮」として劇的ビフォー・アフターに登場していた野毛道場。

獣神サンダー・ライガー選手、棚橋弘至選手を筆頭に“ヤングライオン”髙橋広夢選手、渡辺貴章選手、小松洋平選手、田中翔選手がそれぞれ海外遠征に旅立つ以前に歴史ある道場のリフォームは行われた。外見以上に変わったのは中身。効率良く練習できたり、サウナマシンが常設されたりお風呂にはジェットバスが実装されたりと、トレーニング以外のポイントが大きく進化し、住みやすい場所へと生まれ変わった。

新日本プロレスのレスラーたちの汗や涙が詰まった想い出の場所。そんな場所を守ったのが獣神サンダー・ライガー選手や上村裕也選手、辻陽太選手だった。

避難することなく道場を守る。新日本プロレスファンからすれば、レスラーの身体が最も大切だ。避難して欲しいという気持ちが集まる中で、彼らは動かなかった。

...。獣神サンダー・ライガー選手の過去エピソード(橋本真也選手との逸話など)を知っていると爆笑しながら「浸水してるよ!やばー!」と言ってる横で2人が「いやいやいや!本当にヤバイっすよ!!」と焦っているようなイメージも浮かんでしまったわけだが。

 

DOJOの価値

LA道場がお披露目された時、棚橋弘至選手は「海外に打って出る時には拠点が必要。道場は新日本プロレスが海外戦略を行う際に大切な場所となる」と語っていた。

先日のブシロード決算発表会でもローカルヒーローの創出が語られていたように、拠点としての道場作りは新日本プロレスにとって重要な打ち手になる。

僕は格闘技の経験がない。部活動で道場に行ったこともない。ただ、日々同じ場所に集まり生活している場所の大切さはなんとなく分かる。

僕たちが尊敬と敬愛と羨望の眼差しを向ける新日本プロレスのレスラーたちが新弟子時代を過ごしたり今も通っている大切な場所。そんな場所が浸水したとあって、多くの声が集まった。

 

 

 

 

 

 

 

プロレスをエンジョイしている男も 

黒のカリスマも

イギリスを支配するべく活動中の王も

エースのツイートに胸が熱くなる

 

 

 

 

木谷オーナーからのメッセージ

応援という名の支援

今回は、保険の範疇なので 水災補償の支払と損害保険金などは発生し得ると思う。ただし、新日本プロレスは明日ビッグマッチが控えていることには変わりがない。

本来であれば、調整日としてゆっくりと過ごす日だったのかもしれない。それが、自分たちの道場の対応で朝から稼働が発生している。

ただし、下を向きそうになっている心に対して明るい気持ちを届けるのがプロレスの醍醐味。彼からは明日も最高の試合を魅せてくれるに違いない。

だからこそ、いつも以上に声を上げて応援がしたいと思った。

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