高橋ヒロムがウィル・オスプレイらと新ユニット結成か?「H.E.S.Y。まだまだ先の話だ」
高橋ヒロムがウィル・オスプレイらと新ユニット結成か?「H.E.S.Y。まだまだ先の話だ」に込められた時限爆弾が爆発する時は近いのかもしれない。
イギリス、メキシコ、アメリカを経て新日本プロレスへ凱旋帰国を果たした高橋ヒロム選手。「チャンピオンになれる自信ができたから帰ってきた」その言葉通り、2017年〜2018年7月の新日本プロレスジュニアは高橋ヒロム選手を中心に回ってきた。
凱旋帰国が2016年11月。負傷したのが2018年7月。約1年4ヶ月振りに帰ってきた時限爆弾は「あまりにも高橋ヒロム選手」だった。
復帰後の大一番は2016年と同様に、東京ドーム「レッスルキングダム」での「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」。彼に相応しすぎる舞台が整ったと言えるだろう。
復活した翌々日に原案「IWGPジュニアヘビー王者」ウィル・オスプレイ選手と共に記者会見へ登場。リング上、バックステージ、そして記者会見。試合以外での“ヒロム劇場”が早くも復活を遂げたことは、彼を知る多くのファンから見れば至高の時間になったと言えるだろう。
髙橋ヒロムか高橋ヒロムへ。改名を果たしたTIME BOMBが目指すのは一つ。新日本プロレスジュニアの頂点、いや中心だ。
そして、新日本プロレスジュニアを盛り上げるために、既に謎かけを実行してきた。高橋ヒロム選手の胸中に迫る。
改名と新曲
高橋ヒロム選手はスタイルやキャラクターこそ変えなかったものの、大きく2つ変えてきたことがある。
まずは名前を髙橋ヒロムから高橋ヒロムへ。次に入場曲のアレンジを変えてきた。
髙橋広夢から髙橋ヒロム。そして、高橋ヒロムになった。姓名診断サイトで見ただけなので、ハッキリとしたことは言えないが、今の名前の方が縁起がいい画数であるようだ。
あの怖いもの知らずの男が忘れられないほど「怖い経験をした」と今回の件について語っている。
少しでもいい。変化していいものがある。運命をいい方向に向けられるものがあるのであれば、神頼みでもいいからしたい。
そんな気持ちが今回の改名に踏み切らせたのだろうか。これほどディテールにこだわりアーティスト性のあるレスラーが名前を変える。
その裏側には多くの考えがあるに違いない。
続く、入場曲もそう。イントロを含めてアレンジ大きく変化している。
音楽はその空間を支配するほどに印象を植え付け、記憶に刻まれる。
名前を変え、入場曲を変えた。まさに高橋ヒロム選手は生まれ変わったのだ。
H.E.S.Yまだまだ先の話だ
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記者会見の終わり際、高橋ヒロム選手はウィル・オスプレイ選手にこう提案している。
ヒロム「(※英語で)ヘイ、オスプレイ、ちょっといまパッと浮かんだジャストアイディアなんだけど……、ジュニアでユニットを組んでヘビー級と闘わないか? どうかな?」
オスプレイ「おお、いいアイディアじゃないか! じゃあ、このあと一緒にご飯でも食べながら話し合おうか(ニッコリ)」
これこそまさに、獣神サンダー・ライガー選手らがぶち上げていたC.T.Uに他ならない。
新日本プロレスで3年間活動があり、他団体のマットをさを巻き込んだ旋風を巻き起こしたジュニアのユニットC.T.U。
高橋ヒロム選手は以前から持っていた構想をここでぶち上げてきたのだ。
2018年6月。高橋ヒロム選手は突如バックステージで意味深な言葉を発っしている。「H.E.S.Y...。まだまだ先の話だ」と。
ヒロム、エル・デスペラード、SHO、YOH。この日から一年半近くが経とうしている。
もしも高橋ヒロム選手の負傷欠場がなかったらこのキーワードを軸に何かの物語が動き出していた可能性は十分にある。
新日本プロレスジュニアの仲間たちと組み、歴史を作り上げる。高橋ヒロム選手の野望はユニットの垣根すら超えていくのだろうか。
広い夢。イッテンゴで何が起きる?
新日本プロレスジュニアにとってエポックメイキングな日となるのが、獣神サンダー・ライガー選手の引退する東京ドームと見て間違いはない。
今回の東京ドームでダブル選手権試合が決定したことで、ウィル・オスプレイが提案した「ジュニアがメインイベントを飾る」ことについて、少し雲行きが怪しい気がしている。
ただ、イッテンゴのダブルメインイベントともなれば、話は別だ。いや、棚橋弘至選手とクリス・ジェリコ選手のスペシャルシングルマッチがあるため、トリプルメインイベントの可能性になる可能性は高い。
伝説創るイッテンゴ。獣神サンダー・ライガー選手が生まれた場所である東京ドーム。
そのメインイベントでジュニアの試合が組まれる。これこそ“伝説”なのではないだろうか。
チケットを売る問題があるため、事前にカードは発表されるだろう。
ただ、もしもここからはお伽話になってくるのだが、完全無欠のジュニア王者ウィル・オスプレイ選手を高橋ヒロム選手が「TIME BOMBだけだと思うなよ?な」新技で倒す。
すると、「早く新日本プロレスに来い」と呼ばれたレスラーが姿を現し、高橋ヒロム選手へ挑戦表明を行う。緊急でイッテンゴにタイトルマッチが決定する。
2017年のイッテンゴが2年の月日を経て帰ってくる。獣神サンダー・ライガー選手の歴史でターニングポイントとなったメキシコ。
その大地出会った二人が獣神サンダー・ライガー選手勇退の日に激突する。心に傷を負った二人を癒すのはリングの上でぶつかるしかないのだ。
その試合結果を受けて、オブザーバーに世界の獣神を迎えたジュニアのユニットが動き始める。打倒・ヘビー級を旗印に最高のレスラーが集まるのだ。
高橋ヒロム選手が帰ってきた新日本プロレスはやっぱり面白い。帰ってきた時限爆弾が爆発する瞬間を心待ちにしている。
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