本間朋晃選手誕生日おめでとう!“こけし is Happy”な毎日を

本間朋晃選手誕生日おめでとう!“こけし is Happy”な毎日を過ごして欲しいと心から思う。

本日、11月18日は新日本プロレス“みんなのこけし”本間朋晃選手42度目のバースデーである。

新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手やミラノ・コレクションA.T.さんなどリングや解説席の大人気を誇る2人が同級生だ。

2019年の冬。彼がずっと掲げてきた目標を達成したシリーズとなった。

中心性頸髄損傷からの復帰後、ずっと掲げていた夢が「ワールドタッグリーグ2019」への出場だった。いや、真壁刀義選手の隣に立ち、共に頂を目指すこと。

これこそが本間朋晃選手のケツイだったのかもしれない。

復帰後、入場時に着用するガウンはより“こけし”がフォーカスされたものに変化した。

だが、本シリーズが始まってからは素顔のままで花道を歩いている。「真壁さんと俺が2人で入場しているところをしっかりと見て欲しい」言葉にしなくてもそんなメッセージが伝わってくるようである。

現在、2試合が終わって1勝1敗のイーブン。ここから全勝すれば14勝1敗でシリーズを終えることができるのだ。

“G.o.D”の2人を抑えて手に入れた「ワールドタッグリーグ2016」優勝カップ。あの時以上に魅力的な2人の姿が今の新日本プロレスにはある。

※このコラムは「GLAY」の「SPECIAL THANKS」を聴きながら執筆している。ぜひ、あなたも聴きながら読んでいただきたい。

 

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いつも隣にいた

「真壁刀義選手の名シーンを挙げよ」こんな質問をされたら多くのプロレスファンは「言いたくねーけど、サンキューな」と答えるのかもしれない。

身も心もボロボロになりながら掴み取った「G1クライマックス」のテッペン。夏の覇者となった真壁刀義選手の隣には本間朋晃選手がいた。

そう、本間朋晃選手は常に真壁刀義選手の隣にいたのである。

天山広吉選手を追放し、「G.B.H」の頂点に君臨し、矢野通選手ら現「CHAOS」のメンバーを数多く従え、極悪非道の限りを尽くしていた真壁刀義選手。

新日本プロレスの雑草と揶揄されるのは、海外遠征からの凱旋試合すらまともに組んでもらえなかったことに起因している。

そんな彼が水を得た魚のように文字通り爆発したのがデスマッチの世界だった。そうしてたどり着いたのが「G.B.H」総統の玉座だった。

2007年2月全日本プロレスから新日本プロレスへと主戦場を移した本間朋晃選手が「G.B.H」へ加入した。

※今では想像すらできないがら本間朋晃選手も大日本プロレスでデスマッチファイターとして名を馳せていた時代があったのだ。

本間朋晃選手は全日本プロレスを経て、新日本プロレスにたどり着いた。そして、矢野通選手をはじめ全員に裏切られた真壁刀義選手の元に1人だけ残った。

雑草の横にピタッとくっついたタンポポ。何とも健気でなんとも美しい2人ではないか。これが2009年の出来事。ここから「ワールドタッグリーグ2016」の優勝まで7年の歴史があるのである。

今、本間朋晃選手は久しぶりバックステージで「真壁と俺!」と言い続けている。

タッグに敬語は必要ない。尊敬する人の隣に立てる自分へと“成長”したことを祝うかのように「真壁!」と呼ぶ。

この言葉一つ一つがとても尊いと僕は思う。

 

内藤哲也とこけし

内藤哲也選手が制御不能となる以前、同じアニマル浜口道場出身ということもあり、懇意にしていたのが本間朋晃選手だった。

僕は忘れもしないエピソードがある。

「KIZUNA ROAD 2018」2018年6月23日よ山形・山形ビッグウイング大会で行われた本間朋晃復帰戦である。

新日本本隊と「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」による5対5のタッグマッチだった。

ここで内藤哲也選手はいきなり本間朋晃選手が負傷した技“グリーンキラー”を本間朋晃選手へ見舞った。

内藤哲也選手は普段“グリーンキラー”を使わない。明らかに狙って技を繰り出した。

本間朋晃選手はその技を受けて言葉を選ばずに言えば「恐怖」を隠せない表情を浮かべていた。

だが、内藤哲也選手は敢えてこの技を復帰戦で見舞った。実際、受ける方も怖いが技をかける方もメチャクチャ怖かった筈だ。

それでもこれかはプロレスラーとして生きていくのであれば、リングに立つのであれば避けて通ることができない道である。

復帰後。慣れてきたからでは手遅れになる可能性もある。誰かが恐怖を乗り越えて“グリーンキラー”を喰らわなさければ、本間朋晃選手は本当の意味で前に進むことができない。

内藤哲也選手は“制御不能”として技を見舞った。“1人ロスインゴ”時代にも横で「内藤!目を覚ませ!」と最後まで抵抗していた本間朋晃選手。

真壁刀義選手とは違い、もう一つの絆は目には見えない。見えないが確かに存在しているのだ。

 

奥様と幸せな日を

この試合が終わった後、怪我からの復帰をずっと影で支えてきた奥様がリングに上がった。

おそらくこの方がいなければ、本間朋晃選手の復帰はあり得なかっただろう。そんな大切な女性と大切な日を幸せに過ごして欲しいと心から思うのだ。

そして、今日の第1試合でキッチリと結果を残して欲しい(話題性のあるカードなのに、第1試合というのは新日本プロレスからのプレゼントなのか?)

 

後書き 拝啓、本間朋晃さん

ハッピーバースデー!そして、「ワールドタッグリーグ2019」へのエントリーおめでとうございます!

真壁刀義選手と並ぶ姿を見るだけで元気が出ます!これからも応援します!

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