タイチのシングルマッチが東京ドームで見たい件

タイチのシングルマッチが東京ドームで見たい件について書きたい。タイトルそのままの内容をつらつらと書いていくので、新日本プロレスファン、タイチファンの皆様、少しだけお付き合いいただきたい。

2019年12月9日。いよいよ新日本プロレス年間最大興行である「レッスルキングダム」東京ドーム大会の対戦カードがすべて発表された。

その記者会見で巻き起こったザック・セイバーJr.選手とSANADA選手の「白パンツ!何デ!?聖也!聖也!スイマセン事件」やKENTA選手と後藤洋央紀選手の「お前に評価されたくない問答」など、今後改めて書いていきたいと思うが、今日は「鈴木軍」“愛を捨てた聖帝”タイチ選手について書きたい。

2018年の春。一歩踏み出す勇気を持ってジュニアヘビーからヘビー級へと転向したタイチ選手。100キロ未満のままでヘビー級転向を遂げるレスラーも多い中で、律儀に100キロへと増量。コールの時点からタイチ選手が変わったことを他のレスラーやファンに対して、アピールした。

内藤哲也選手との激突を経て、タイチ選手は新日本プロレスのエースである棚橋弘至選手と「ニュージャパンカップ」で激突。その後は“世紀の大誤審”とも称された「G1クライマックス」落選、東京ドーム「レッスルキングダム」不参加へと続いていった。

そして、2020年の東京ドーム大会。タイチ選手はシングルマッチが組まれるわけでも、スペシャルタッグマッチが組まれるわけでもない結果となってしまった。

ここからタイチ選手は一体どこへ向かおうというのか。僕が今後、期待する聖帝の進軍について書き進めていく。

 

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KENTAとの戦い

バックステージでも真価を発揮するレスラーがいる。試合内容はありき。その上でプロレスファンの目と耳を釘付けにする“コメント力”は現代のプロレスラーにとって必要不可欠な要素の一つだと言えるだろう。

2016年、中邑真輔選手やAJスタイルズ選手らが旅立った新日本プロレスにおいて、バックステージを制圧し、人気を爆発させたのは内藤哲也選手だった。その後、とにかくマイクで心を惹き付けたのはケニー・オメガ選手だろう。英語と日本語を巧みに使い分けることで、ベヒーフェイスとヒールの間を行き来していた。

では、今最も新日本プロレスのバックステージで目立ってるレスラーは誰か?と聞かれれば「バレットクラブ」のKENTA選手に他ならない。

KENTA劇場と称されるイメージビデオ作戦や海外の人気作品をオマージュしたコラ画像配信は、新日本プロレスファンのみならず、多くのプロレスファンを釘付けにした。

2020年はそろそろタイチ選手がKENTA選手に対して一言物申す時期が近づいて来ている。そんな気がしてならない。

 

鷹木信悟との激突。そして、棚橋弘至

高木ブー。まさか鷹木信悟選手に対してそんな言葉が飛び出すとは思いもよらなかった。2018年に新日本マットへ姿を現し、「ベスト・オブ・スーパージュニア」で圧倒的な実力を見せつけた。リーグ戦全勝。そして、特にSHO選手や石森太二選手との試合はまさに彼の強さを知らしめるものとなった。

また、決勝戦でのウィル・オスプレイ選手と繰り広げた激闘は優勝こそ逃したものの、再戦があればと感じさせるほど肉薄したものだったのである。鷹木信悟選手も「G1クライマックス29」を経て、無差別級から正式なヘビー級転向を発表した。再び、彼と相まみえる日はそう遠くない気がしている。

 

そして、棚橋弘至選手だ。タイチ選手がヘビー級でも本物なのだと証明したのが、「ニュージャパンカップ2018」一回戦。棚橋弘至選手との試合だった。

イッテンヨン。彼の試合が対戦カードがないことに驚きを隠せない方も多かったに違いない。

イッテンゴにクリス・ジェリコ選手とのスペシャルシングルマッチを控えているとは言っても新日本プロレスのエースがイッテンヨンに登場しないのは流石に寂しい。この件については別途コラムを執筆するが、敢えてここで触れたのはもう一度タイチ選手とのシングルマッチが見たいという個人的な気持ちが抑えきれなくなったためである。

エースと聖帝。2人の戦いが激化する日々は楽しみでしょうがない。

 

オカダ・カズチカとの一戦

最後に、オカダ ・カズチカ選手である。内藤哲也選手が新日本プロレスでのデビュー戦を務めていると思われがちだが、正式なデビュー戦の相手を務めたのはタイチ選手である。

当時は同じ本隊として共に過ごした日々もある。

タイチ選手が新日本プロレスの頂点「IWGPヘビー級ベルト」に挑戦する時、間違いなく立ちはだかるのがオカダ ・カズチカ選手である。

この2人の直接対決もまだ見ぬ景色なだけに非常に楽しみだ。動けるジャイアント馬場を目指せと言われた男に挑むデンジャラスの継ぐ人。

夢の大舞台で2人が対峙する舞台を想像していたら、満足したので筆を止めたいと思う。

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