鈴木みのるの名前がない東京ドームは寂しい

鈴木みのるの名前がない東京ドームについて書きたい。

新日本プロレスはイッテンヨン、イッテンゴの追加対戦カードを発表した。イッテンヨンの第0試合では真壁刀義選手&本間朋晃選手の「G.B.H」に野毛道場のヤングライオン辻陽太選手と上村優也選手が合体。対角線上にはLA道場のヤングライオン アレックス・コグリン選手、クラーク・コナーズ選手、カール・フレドリックス選手の3人に加え、「ワールドタッグリーグ2019」で新日本プロレスのエース・棚橋弘至選手と“ヘナーレース”を結成に好勝負を魅せたトーア・ヘナーレ選手も参加。

ヤングライオン同士の気持ちを魅せる試合こそが新日本プロレスの前座に相応しいと真壁刀義選手が語っていたように、東京ドームの初日を大きく盛り上がる試合になりそうだ。

続く第0試合2は第3世代同士のタッグマッチ。“テンコジ”こと天山広吉選手&小島聡選手VS中西学選手&永田裕志選手。

「ワールドタッグリーグ2019」では世界の“テンコジ”が3カウントを聞いている事実もあるため、この試合からも目を離すことができない試合展開になりそうだ。

ここまでがイッテンヨン東京ドームの第0試合。続いてイッテンゴの第0試合はこうだ。

※東京ドームイッテンヨンで鈴木みのる選手出場のタッグマッチが組まれていました。失礼しました。鈴木みのる選手がタイトルマッチに絡んでいないという文脈で読み進めていただけると幸いです。

 

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NEVER無差別6人タッグ

イッテンゴの第0試合では、第19代チャンピオンチーム真壁刀義選手&矢野通選手&田口隆祐選手に4チームが挑むガントレットマッチが開催される。

「CHAOS」の「ワールドタッグリーグ2019」で躍進した石井智宏選手とYOSHI-HASHI選手のタッグチームに“バーズオブプレイ”のロビー・イーグルスが合体。2人のゴツゴツと気持ちを魅せるプロレスに加え、スナイパーの狡猾さとテクニックが加わった注目のチームだ。

次に“キング・オブ・ダークネス”EVIL選手と鷹木信悟選手、BUSHI選手。内藤哲也選手がイッテンヨンで「バレットクラブ」のジェイ・ホワイト選手を破り「IWGPインターコンチネンタル王者」となっていた場合、3人がベルトを持つ意味が出てくる。

「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」だけなのだ。ユニットの全レスラーがベルトを巻くチャンスがあるというのは。

このチームがもしも「NEVER無差別6人タッグ」のベルトを手にした時、SANADA選手がザック・セイバーJr.選手を倒した時、もしも内藤哲也選手がイッテンヨンで勝ち残っていたら。

これは楽しみな展開ではないだろうか。

 

不穏な漢たち

ただし、ただでさえ「NEVER無差別6人タッグ史上」最強とも言えるチャンピオンに加え、「鈴木軍」の癖ものが揃ってエントリーするのだから何が起きるのか分からない。

タイチ選手&金丸義信選手&エル・デスペラード選手だ。注目はYouTubeでも大活躍の“仲裁”の金丸が再びタイチ選手とベルトに挑戦するということで、どんな業(ワザ)を魅せてくるのか。

個人的には2020年に「IWGPジュニアヘビー級ベルト」への挑戦も期待しているだけに金丸義信選手の動向からも目を離すことができない。

最後は「バレットクラブ」。バッドラック・ファレ選手&高橋裕二郎選手&チェーズ・オーエンズ選手。注目は勿論、高橋裕二郎選手だ。

さて、これで新日本プロレスが追加発表したイッテンヨン、イッテンゴの対戦カードだ。

そう。プロレス王・鈴木みのる選手の名前がないのである。

 

プロレス王

鈴木みのる選手は2019年12月8日の広島グリーンアリーナのバックステージにて高笑いを残した。

そして、年末の後楽園ホール大会、イッテンヨン、イッテンゴの東京ドーム大会でも、新日本プロレスのリングで試合をする機会がない。

これは一体どういうことなのだろうか。僕の“予想”では何かの理由があり、試合を断ったのではないかとも思っている。

イッテンヨン、イッテンゴで最も「あれ?」と思った対戦カードは前日に「IWGPタッグ」の試合が組まれつつも、翌日に「IWGP USヘビー級」のベルトに挑戦するジュース・ロビンソン選手である。リマッチ権と言えば成立する。正統性はあるのだが、若干話題性に欠ける気がするのは僕だけだろうか。

では、このベルト。本当は鈴木みのる選手が挑戦する予定だったと考えてみればどうだろう。日本人が「IWGP USヘビー級ベルト」に挑戦してはいけないというルールはない。事実、アメリカでYOSHI-HASHI選手が挑戦を果たしている。

 

そうなのだ。ジョン・モクスリー選手は鈴木みのる選手との対戦を熱望していた。棚橋弘至選手と鈴木みのる選手の試合を見て、感銘を受けたと以前インタビューで語っていた。

新日本プロレスに再登場した時もそう。ランス・アーチャー選手を狙うのか、鈴木みのる選手を狙うのか一瞬分からなかったほどだ。また、KENTA選手との展開だってある。鈴木みのる選手が新日本プロレスで成すべきことは「IWGPヘビー級ベルト」戴冠以外にもまだまだたくさんあるのだ。

うん。妄想はこれくらいにして、最後に本音を書く。鈴木みのる選手の試合が新日本プロレスで観ることができないのは、寂しい。今日、伝えたかったことはこれだけだ。

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