棚橋弘至プロデュースの新日本プロレスコンクルソが凄すぎた

棚橋弘至の新日本プロレスコンクルソが凄すぎた。

棚橋弘至選手がイッテンヨンへの調整を兼ねてぶち上げていた企画「新日本プロレスコンクルソ」。新日本プロレス2019年12月26日に公開された「棚橋弘至のPodcast Off!」でその結果が発表された。

LINEで集まった投票数はなんと18002票。新日本プロレスの公式サイトで公開された結果発表記事のPV数は7万以上だったという。

試合結果のページビューを抑えてトップを取る。所属レスラー発のアイデアであり、公式もスポンサードしていたものの、まさかここまでとは...という凄まじい結果を残した。

やはり、普段の新日本プロレスファン以外の層にリーチできたことが大きい。ボディビルやフィジークなどジャンル違うユーザーが新日本プロレスへ興味を持った。

東京ドームに向けたコンディション調整。これが企画の原点だったことは間違い無いが、別の意味で大きな波及効果を見せたように思う。

間違いなく、来年以降はもっと目立つ形で開催されるだろう新日本プロレスコンクルソ。

ここでは、凄さ、面白さについて語りたいと思う。

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SHOがYOU SHOW

見事「初代 ミスター新日本プロレス」に輝いたのは“ロッポンギ3k”のSHO選手だった。

バッキバキにキレててデカい。そこまで絞るには眠れない夜もあっただろうし、とにかく黒い。

黒すぎる。焼きまくりだ。脚の画像を見てみたら極上のハムみたいだ。これがラム肉で育てた身体か!

と、浅すぎる知識でSHO選手を褒め称えてみたが、こんな凄い肉体を作り上げるのは素人目で見ても半端じゃ無いことが伝わってくる。

SHO選手の優勝が素直に嬉しいなと思うのは、新日本プロレスコンクルソへの想いが強かったからだろう。

棚橋弘至選手が企画をぶち上げた瞬間から賛同し、SNSで盛り上げてきたのはSHO選手と石森太二選手だった。

そんな2人が好成績を納め、大成功に終わったことは非常に見ていて気持ちいいものだった。

“もう一つの前哨戦”では、SHO選手か石森太二から勝利を奪った。

イッテンゴ東京ドームでぶつかり合うチャンピオンとチャレンジャー。4人の戦いはカウントダウンに入った。

 

レスラー発の企画

棚橋弘至選手が東京ドームに向けた肉体作りをテーマにはじまった新日本プロレスコンクルソは大きな盛り上がりを見せた。

少なくとも僕が好きになった2017年以降、レスラー発の企画でここまで盛り上がったことはなかったように思う。

レスラー発のアイデアで会社がスポンサードにつく。この体制を発展させていくと非常に面白いことが次々と生まれそうな気がしている。

例えば、レスラーによるYouTubeチャンネル配信。個人的には「CHAOS」を推したい。

まず、矢野通選手。先日配信された真壁刀義選手をゲストに迎えたクックパッドライブが半端じゃないできだった。

先輩後輩関係。元「G.B.H」の極悪タッグ。10年振りの再会を経た2人は見ていて微笑ましくなるほどに良好な関係に見えた。

器用に場を回す矢野通選手。そんな彼の姿に「そつなくこなすのが腹立つよな(笑)」と和かな空気が流れる。

 

難しい演出があるわけではない。料理を作りながらトークを繰り広げているだけ。普段は試合で戦いを見せているだけに、オフの雰囲気はファン目線では堪らない時間となる。

ここの空気感をYouTubeへ輸出するのだ。

「CHOAS」は矢野通選手だけでなく、新日本プロレスコンクルソに敢えて服を着たままエントリーしたYOH選手がいる。

「ふざけ過ぎだ!」と思いがちだが、YOH選手までもが脱いでいたら“ロッポンギ3K”として被ってしまうし、面白みに欠けてしまう。

でっかい筋肉を持っているにも関わらず見せない。ある意味で獣神サンダー・ライガー選手を彷彿とさせているような気もした。なぜ、YOH選手は赤をえらんだのだろうか。

その秘密はきっと明かされることはない。

と、書いてきたが矢野通選手とYOH選手が同じ「CHAOS」や新日本本隊のレスラーを呼んだり、サーキットの空き時間を使って動画を上げたりしてくれたらとても嬉しい。

テレビはオカダ・カズチカ選手や棚橋弘至選手、真壁刀義選手、本間朋晃選手。

インターネットは矢野通選手やYOH選手。こうした棲み分けを行いファンを広げるプロモーションを行なってみてはどうだろう。

 

来年の開催は?

新日本プロレスコンクルソは今年見送られたイッテンサンの大プロレス祭で開催されるのか一番筋が通っているようにも思う。

ただし、生で見たいという方も多いと思う。つまり、「G1クライマックス」以降のシーズンで会場は持ち回りで行っていくのはどうだろう。

肉体だけでも十分に魅力的だが、肉体だけじゃなく、やっぱり試合も見たいのがプロレスファンの性なのだ。

ミスター新日本プロレスSHO選手に敬意を表しつつ、次回の開催を心から待ちたいと思う。

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