ジョン・モクスリーがCHAOS加入!?タグチジャパン参加の可能性も

ジョン・モクスリーがCHAOS加入!?更にはタグチジャパン参加の可能性もあるという展開が生まれた。

青天の霹靂とはまさにこのことだ。ランス・アーチャー選手を破り、「IWGP USヘビー級王座」に輝いた翌日、ジュース・ロビンソン選手を相手に防衛を果たしたジョン・モクスリー選手が新日本プロレスのリングに継続参戦する。

「IWGP USヘビー級」王者として、次の相手は「鈴木軍」の鈴木みのる選手に決定。22020年2月9日の大阪城ホール大会のセミファイナルで激突する。“プロレス王”が狂犬を相手にどんな試合を魅せるのか?今から楽しみで仕方ない。

一方で、ジョン・モクスリー選手の対戦カードからも目を離すことができない。

2020年2月1日の「釣り★スタ presents THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」では、オカダ・カズチカ選手とパートナーを組み、鈴木みのる&タイチ選手の対角線に立つ。また、翌日には田口隆祐選手、“ロッポンギ3K”YOH選手&SHO選手とタッグを組む。

これは「CHAOS」への参加ということなのか。それとも新日本本隊ということなのか。ジェイ・ホワイト選手が「CHAOS」に加入した時と同じレヴェルの衝撃が走りそうである。

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海野翔太の存在

改めて考えると、ジョン・モクスリー選手が「G1クライマックス29」にエントリーした際、前哨戦のパートナーは1人のヤングライオンのみが務めていた。海外遠征中の海野翔太選手だけが、ジョン・モクスリー選手の隣に立つことを許されていたのだ。

「IWGP USヘビー級ベルト」を掲げる若き才能。彼のポテンシャルに一目置いた形となったのか、ジョン・モクスリー選手は誕生日プレゼントとして“デスライダース”のジャケットを贈っている。

海野翔太選手はベビーフェイスとして帰国する可能性を秘めたレアな人材である。天性の華やかさと“師匠”のワイルドさを兼ね揃えたレスラーと再びタッグを組むためにジョン・モクスリー選手は新日本本隊あるいは「CHAOS」を選んだのではないだろうか。

そんな外的要因なんてなんのその。1人の“名監督”が大型新人の加入を見逃すなんてことは考えられない。

 

田口隆祐の狙い

タイチ選手がオカダ・カズチカ選手へ“アイアンフィンガー・フロムヘル”を見舞った後、ジョン・モクスリー選手は突如姿を現し、鈴木みのる選手に向かってリベンジのデスライダーを炸裂させた。

来日すれば大注目を集める若き才能がもしもタグチジャパンに加えわれば圧倒的な戦力拡大となる。

ライバルであるジュース・ロビンソン選手がタグチジャパンの中核にいることは、解決すべき点であり、ここは考えるべき問題だ。ただ、矢野通選手、真壁刀義選手と長期政権を築いた「NEVER無差別級6人タッグ王座」から降りた今、改めて「タグチジャパンブランド」を押し出すためにはジョン・モクスリー選手の力が必要になってくるに違いない。

タグチジャパンのFA戦略にも期待したい。

※五輪が他のスポーツイベントと異なり言葉一つとっても制約が強いため、ラグビーのように上手く絡めるのかは不明だが。

 

世界が注目する試合

鈴木みのる選手は世界を股にかける日本を代表する名レスラーだ。ジョン・モクスリー選手も兼ねてから「試合をしてみたい相手」として、鈴木みのる選手の名前を挙げていた。

もしも鈴木みのる選手が勝利を掴めば新日本プロレス史上初となる「IWGP USヘビーベルト」を初戴冠した日本人となる。ベルトを持って世界を飛び回ることに意味と価値が出できそうである。

まずは、前哨戦。オカダ・カズチカ選手や田口隆祐選手らとジョン・モクスリー選手は一体どんな化学反応を起こすのか。

試合巧者であることは揺らぎのない事実であるため、今からその日を楽しみにしたい。

そして、今日から新日本プロレスは「ファンタスティッカマニア」に突入する。

今年もスペルエストレージャたちが魅せる技の数々に酔いしれたいと思う次第だ。

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