2020年、ナマハゲが再び新日本プロレスへやってきた

2020年、ナマハゲが再び新日本プロレスへやってきた。

今年もこの季節がやってきた。2020年1月10日「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICAMANIA 2020」が大阪でスタートした。

CMLLから21名のスペルエストレージャがセルリアンブルーで躍動する。新年早々から全国各地の会場を大きく盛り上げるサーキットになりそうだ。

大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)  ではいきなりのサプライズもあった。

2020年1月6日に引退セレモニーを終えた獣神サンダー・ライガー選手がリングに上がり大阪のファンへ挨拶をする一幕が。

以前から「スゲー!!!」で定評のある解説力をこれからは実況・解説席で余すことなく発揮することが発表されると、客席から大きな大歓声が巻き起こる。

バイオアーマーを脱いでも獣神は獣神。リング外での“プロレス”が続いていくことに胸を熱くしつつ、「ファンタスティカマニア」の初日を楽しんでいきたいと思う。

まずは帰ってきたこの漢。メキシコで“謎の寿司”を販売している居酒屋ナマハゲ店主 ナマハゲ選手の話題から入ろうじゃないか。

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新マスク!

令和2年。ナマハゲ選手はヴァージョンアップしたマスクとコスチュームを披露してきた。Twitterでは「日本に出稼ぎに行く」と発表されていたあの日。後ろ髪を引かれる思いでナマハゲ選手待っていたファンからすればまさに「盆と正月が一緒にきた」ような気持ちになったに違いない。

2019年、新日本プロレスへ来日したナマハゲ選手はその実力を遺憾なく発揮していた。

「ルチャとはこうやって楽しむのだ」

そんな気持ちが伝わってくるファイトは根強いファンを生んだ。そして、再びナマハゲ選手の試合が始まった。

 

上村裕也を研究していた?

副業でルチャをやっているナマハゲ選手。ただし、その類稀な身体能力はトップのルチャドールたちと並んでも遜色がないほどの輝きを見せていた。

上村裕也選手へ照準を絞り、徹底的に痛めつけていくナマハゲ選手。上村裕也選手が反撃のかんぬきスープレックスを放とうとすると明らかに「食らってはマズい!?」と警戒心を出すナマハゲ選手。

上村裕也選手の必殺技の破壊力を新日本プロレスワールドで学んだのか。それとも受けた経験があるのか...?色々な憶測が飛び交う中、ナマハゲ選手は破壊力と美しさを兼ね揃えたジャーマンスープレックスホールドを披露。

新日本プロレスのヤングライオンにルチャの洗礼を浴びせた。

バックステージでも若獅子へコメントを残した居酒屋の大将。一体彼は何者なのだろうか。

 

ルチャの伝道師

試合が終わった後の帰り際、獣神サンダー・ライガー選手がナマハゲ選手へマイクを向けると「メキシコ人である」というコメントが飛び出した。

日本人の店主が肉巻きおにぎりを出した結果、食中毒を出したため、出稼ぎへとくる羽目になった。そのはずだったのだが、少し状況が違いそうである。

一体彼は何者なのだろうか...?

ただ、2019年にルチャの魅力やルチャドールの解説をTwitterで発信してきたナマハゲ選手が新日本プロレスのリングへ帰ってきたことは素直に嬉しく思う。

セルリアンブルーのリングでナマハゲ選手を見れるのは2020年1月20日まで。この贅沢な時間をとことん楽しんでいきたいと思う。

最後に。

帰ってきた高橋ヒロム選手がアクシデント前と変わらない、いやそれ以上のファイトをリングで魅せている。

それが当たり前のことじゃないんだよな、と感謝の気持ちを持ちつつ高橋ヒロム選手の活躍にしたい。そして、今回のサーキットで対角線に立つことはないナマハゲ選手だが、いつかどこかで新日本プロレスジュニアの象徴である高橋ヒロム選手と対峙することも楽しみにしたい。

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