オカダ・カズチカVS宮原健斗・清宮海斗が実現すると信じてみる

オカダ・カズチカVS宮原健斗・清宮海斗は実現すると信じてみる。

“レインメーカー”がぶち上げた新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアによるオールスター対抗戦について思うことについて書きたい。

まず、この発言は確実に「IWGPベビー級王者」であれば発していなかったことだろう、ということだ。

2020年のイッテンヨンで飯伏幸太選手に勝ち、イッテンゴで内藤哲也選手に敗れたオカダ・カズチカ選手。V12で記録が止まった2018年は“赤髪バルーン”へと変貌し、絶対王者とは違った一面を見せたことでも話題になったが、今度は新世代のプロレスオールスター構想をぶち上げた。

闘龍門、新日本プロレスのハイブリッドはTNA(アメリカ)で覚醒した。龍と獅子の血が流れた平成後期、令和新日本プロレスの象徴はやはりレヴェェルが違うのだ。

オカダ・カズチカ選手が他団体の選手に触れたと言えば、2016年にYOSHI-HASHI選手とGHCタッグベルトに挑戦したことを思い出す方も多いだろう。

また、2012年の新日本プロレス&是全日本プロレス創立40周年記念大会、サマーナイトフィーバーin両国「WE ARE PRO WRESTRING LOVE」もあった。

2017年以降。僕が新日本プロレスを好きになってからは国内別団体のトップレスラーとオカダ・カズチカ選手が肌を合わせた記録はない(はず)。2020年のオリンピック期間。「G1クライマックス」が秋に延期した意味。

何が起きる可能性は十二分にある。

 

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王道を継ぐ者、方舟新時代の象徴

全日本プロレスで現三冠ヘビー級王者の宮原健斗選手は30歳。プロレスリング・ノア新時代の象徴である清宮海斗選手は23歳。

共にオカダ・カズチカ選手よりも年下の世代だ。

むしろ清宮海斗選手の年齢はオカダ・カズチカ選手と棚橋弘至選手に近いものがある。ロゴもマットもイメージカラーもリニューアルして新しい航海を続く方舟を任された若き才能は、今じっくりと花開こうとしている。

一方で“人望がない”宮原健斗選手はレスラーとしての脂が乗りまくってる年齢だ。僕は棚橋弘至選手、YOSHITATSU選手と戦った試合しかまともに見たことがないので、印象に残ったことを2つだけ。まずは機動力。実スピードはさておき(実際早いかもしれないし、早く見える技術かもしれない)、体感的に宮原健斗選手の動きが素早く感じた。これは現代プロレスにおいて、非常に重要な要素と言ってもいい。

動と静のコントラストが色濃ければ濃いほど、今っぽいプロレスに仕上がる気がしている。

次に華だ。棚橋弘至選手を彷彿とさせるような明るさ。スポットライトを浴びるために生まれてきたような雰囲気。三冠ヘビー級ベルトを3本巻く度胸とそれに見合う確かな実力。

全日本プロレスの至宝である三冠ヘビー級王座を9度防衛し、川田利明さんの記録に肉薄するところまでやってきた。

 

“金”メダルを狙うレインメーカー

2012年以降の日本プロレス界を牽引してきた“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手。2020年の夏、日本がオリンピックでり上がる中で求めたのが新世代のオールスター戦だけではないと僕は思っている。

内藤哲也選手を中心に盛り上がった二冠戦について、オカダ・カズチカ選手は難色を示していた。

金メダルを持っているのに銀メダルは必要ない、。一方でこうは考えられないだろうか。

他団体の金メダル。

 

三冠ヘビー級ベルトとGHCヘビー級ベルト。この二本(4本)のベルトをオカダ・カズチカ選手が狙い出したらどんな世界が広がるのだろうか。

ここで忘れてはならないのは小島聡選手だ。王道の象徴とストロング・スタイルの象徴を同時に持った希代のタイトルホルダー。

棚橋弘至選手のV11すら塗り替えてしまったオカダ・カズチカ選手。次の目標がぼんやりと見えて来たのか。それともブラフなのか。

そして、“外敵”としてやってくる“ストロング・スタイル エヴォルヴ”オカダ・カズチカ選手への対角線に立つ、絶対に負けられないそれぞれの王道を継いだ者たち。

考えてみるだけでもドキドキしないだろうか?

 

KENTA対丸藤正道

現在、金の雨を降らせる男は丸腰だ。「IWGPヘビー級王座」へ返り咲くことも勿論だが、日本のプロレス界を更に盛り上げることを踏まえると、新日本プロレスも新しい展開を魅せる可能性は十分にある。

オリンピックイヤーということで、お祭りにも寛大なムードが漂う気もしている。

万が一、3団体の対抗戦が行われた場合、おそらく東京ドームが満員になる可能性は十分にある。「レッスルキングダム」は毎年あるが、団体対抗戦は次が読めない。また、対戦カードも全て真新しいものになってくるはずだ。

「G.o.D」あるいは「フィンジュース」、はたまたSANADA選手&EVIL選手VS「AXIZ」なんて一見の価値があり過ぎるタッグマッチだろう。

ドリームカードとして、KENTA選手VS丸藤正道選手だってある。豪華すぎる...!

更にはダークマッチではなく、スターダムの参戦だってあり得る。だってお祭りなのだから。

オカダ・カズチカ選手のリップサービスか。あるいは夢が実現する瞬間が訪れるのか。

ベルトを持っていても居なくても存在感を放ち続けるオカダ・カズチカ選手の動向に注目だ。

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