KENTAの素顔と新日本プロレス所属レスラーの変化
KENTAの素顔と新日本プロレス所属レスラーへの影響について書きたい。
キッカケは些細なものだった。久しぶりにキンプロ開封動画を見たい。ただ、それだけ。それだけだったのだが、とんでもないモノを発見してしまった気がした。
KENTA選手が“帝王”高山善廣選手とキンプロ(キングオブプロレスリング)のカードを開封していく動画。シンプルな作りなのだが、当時のエピソードや裏話を中心に繰り広げられるトークはついフフッと笑いが溢れてしまう。
当時33歳。好青年だったKENTA選手は今では新日本プロレスの「バレットクラブ(BULLET CLUB)へと加入した。
2020年のイッテンゴでは史上最悪のバッドエンドを生み出し、Twitterで“二冠王”内藤哲也選手へ「鉄也!このばかちんが!」と罵倒を繰り返す。
#TOMOや#ゴトヒロ など対戦相手を散々罵ってきたKENTA選手。まさかの武田鉄矢さんを持ち出すとは斜め上過ぎて想像すら出来なかった。
キンプロ開封動画のKENTA選手にある好青年的な表情は消えさった。“二冠戦”を控える中で改めてKENTA選手について考えていくと2020年のイッテンヨン、イッテンゴがここ5年間の中で最も「新日本プロレス」が盛り上がっているこにつながってきた。
小島聡が田口隆祐が
ルチャの祭典「ファンタスティッカマニア2020」はハッピーエンドで幕を閉じた。だが、このシリーズでこれまでと違ったレスラーの発信があったことを忘れてはならない。
永田裕志選手を筆頭に日頃から問題発言を注意するレスラーもいる。だが、今回問題提議を行ったのはナチュラル・ベビーフェイス“豪腕”小島聡選手と“タグチジャパン監督”の田口隆祐選手だった。
昨日、一つだけ残念な事。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) 2020年1月20日
私のセコンドに就いた田口君に、女性ファンから「なんでお前が(記念撮影に)写るんだよ」という野次?が飛んだ時。
メキシコのタイトルマッチにはセコンドが不可欠で、それを田口君が志願してくれたんです。
というか、誰がセコンドだとしても、そんな言い方はないよ?
“あの”小島聡選手が観客席から出た心無いヤジに苦言を呈している。小島聡選手はナチュラル・ベビーフェイスである書いたばかりだったので、正直面を食らった。
ファンサービス精神の塊。ファンを楽しませることで、自分のパワーにするレスラーがお客様に対して、指摘するメッセージをSNSで発信したのだ。
また、普段はちょいワル親父(お尻おじさん)として新日本プロレスのリングを盛り上げている田口隆祐選手からも本件について指摘する旨の発信があった。
第6試合のタイトルマッチで小島さんのセコンドに付いたのですが
— ∞6田口隆祐9〜道標明〜∞ (@taguchiryusuke) 2020年1月19日
試合前の撮影時
「なんでお前が写るんだよ!」
客席からのお言葉
第4試合のタイトルマッチで試合前の撮影やってるしセコンドも一緒に写ってるじゃない!
現場で
「こういうもんだから!」
とお伝えしましたが
覚えておいてくださいね☆ https://t.co/jKacLXwoCQ
KENTA選手にはじまり、ナマハゲ選手まではヒールという立場上、こうした問題について言及することは分かる。ただ、小島聡選手や田口隆祐選手という温和なレスラーまでもがこうしたことについて言及したのは由々しき事態だと思っている。
ただ、こうも思うのだ。新日本プロレスは2020年の東京ドーム大会で7万人という動員数を叩き出した。棚橋弘至選手のPodcastで語られたように、「レッスルキングダム」としては過去最大級の動員を実現したのだ。
そこで新日本プロレスは団体としてある決断をしたのではないかとも勘ぐれる。すなわち、観客の量から質へとシフトをはじめたのではないか、と。
こちらのデータを見て欲しい。過去、5年の中で「新日本プロレス」の検索数が増えたのは、2020年のイッテンヨン、イッテンゴなのだ、
勿論、東京ドーム2連戦や獣神サンダー・ライガーさんの引退試合など様々な要因があった。ただ、この日を境に何かが変わりつつあるのかもしれない
あのな、SNSの使い方! オマエら、今の時代、SNSで直接選手に文句言えるなんて、オマエらいい時代に生まれたなぁオマエらなあ! でもなぁ、見たらオッサン多い! どうなってんだ世の中! オッサン心当たりあんだろ? オマエだよオマエ! あのなぁ、ホントに情けないことになぁ、子持ちもいたぞ! 俺、調べたんだ。プロフィール見たら子持ちもいたぞ! 自分の親がそんなんだったら恥ずかしいわオイ! なぁ。二度と俺に送ってくんなよ、くだらねぇ! 二度と俺に送ってくんなよ! 送ってくんなよ! 分かったな? 『送ってくんな』っていうことは? ……まぁいいや。とりあえずよぉ。哲也ぁ! 気合い入れんかい、もっと!
2人の楽しげなトーク
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最後に。動画はパート1、パート2とあるがぜひ両方に目を通した上で必ず最後まで見てほしい。
今とは全く違うKENTA選手は必見そのものだ。WWEでの経験は相当に大きいことが分かるはずだ。
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