棚橋弘至の増量問題で勇気をもらいダイエットを決意した話
棚橋弘至の増量問題で勇気をもらいダイエットを決意した話を書きたい。
新日本コンクルソで5位にランクインし、2020年のイッテンゴでクリス・ジェリコ選手と激突した棚橋弘至選手。
エースVSペインメーカー。試合巧者同士のプロレスは、身体能力を武器に躍動するいわゆる新日本プロレスのトレンドとは少し異なる展開になることは予想できた。
が、あまりにも凄すぎた。いや、深すぎた。ウォールズ・オブ・ヒロシこそ出なかったものの、クラシックでシンプルな技でトコトン魅せる。
東京ドームという広い空間で繰り出す“地味”な技は、とてつもなく華があり、カッコいいモノに映った。
これは棚橋弘至選手とクリス・ジェリコ選手ならではと言っても過言ではないだろう。
若手時代から“新日本プロレスのフューチャー”だとネグロ・カザス選手に太鼓判を押されていた逸材。何だかんだで新日本プロレスの中心はまだまだ棚橋弘至選手なのかもしれない。
そんな棚橋弘至選手がメインパーソナリティを務める「棚橋弘至のPodcast Off!」の最新回が更新された。
東京ドームを終え、「FANTASTICA MANIAーの舞台裏を語る新日本プロレスの逸材。彼の口から直接、増量問題について触れられるエピソードがあったので触れておきたい。
“イージーゲイナー”である棚橋弘至選手がサラッと勇気をくれたのだ。
チートデイズ
「驚くべき数字の増え方だった」「1日1キロペース」で増えたと“逸材ボディ”ついて語る棚橋弘至選手。
新日本プロレスでデビューして以来ほぼ初の食事制限解禁は、想像を超えるスピードで脂肪が貯蓄されたという。
バキバキな“逸材ボディ”を愛するとのち
「絞りますよ」。「一月いっぱいは食べます」と自分の中での方針は固まっていることを話す。サラッと言ってるところが本当に尊敬できる。
俺はまだ食べたいのだ、食べ足りないのだ。溜まりに溜まったストレスを今、発散させずして、いつやるんだという気概すら感じる。
チートデイならぬ“チートデイズ”を過ごすことで、筋肉も肥大化するに違いない。
逸材の変化
本当にカッコいい人は自然体でカッコつけていない人だと僕は思っている。気張ることなく、変に自分と他人を比べない。
カッコつけている人であれば、東スポの取材も受けないだろう。
ただ、棚橋弘至選手は「新日本コンクルソからのリバウンド」というまるでワンセットのような話題を振りまいた。
新日本コンクルソの結果は5位でもリバウンド王の称号を確かなものにしたのである。
棚橋弘至選手は2月から絞ると決意表明している。ここから絞った場合のギャップで2度美味しい。逸材恐るべしである。
30代中盤という年齢
少し個人的な話になってしまい恐縮なのだが、僕は35歳で一気に体重が増えた。
一年で10キロずつ増量し、20代とはかけ離れた重さになってしまったのだ。さらに厄介なことに、減らないのである。
昔はこれくらいの運動と食事制限で痩せた。という認識で同じようなことをしても全く減らない。減らないから何をしても無駄だと思って、食事制限をやめてしまう。するとどうだろう。ここらがリミットとばかりに増えるにしてもストップしている。
増えも減りもしない。ただ、昔と比較すると明らかに大きくなってしまった。昔の服がパンパンというのは中々ストレスを感じるものである。
痩せたい、絞りたいと思っているものの、中々一歩が出ない僕は棚橋弘至選手から勇気をもらった。僕も2月から減量期に入りたいと思う。
険しすぎる道のりであることは間違いない。ただし、ここで宣言しなければ間違いなく今のままが続いてしまう。
決意表明することが大切なのだ。新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手のように。
荒地を耕した逸材
最後に、棚橋弘至選手は新日本プロレスの暗黒期で“太陽”という役割を担った。新しいファンへプロレスを広げることに尽力したことで、今の新日本プロレス人気がある。
2012年からは雨雲が登場し、“金の雨”降り出した。2016年には星屑が“制御不能”となって太陽に襲いかかった。
どんな逆境が訪れても“太陽”棚橋弘至選手は新日本プロレスを照らし続ける。
ここが棚橋弘至選手のすごいところなのだ。2017年、会場からブーイングが起こるほどに支持率を下げたが、2018年の映画初主演でプロレス大賞MVPを受賞。2019年はイッテンヨン東京ドームで「IWGP王者」に返り咲いた。
「レッスルキングダム」で「IWGPヘビー級王座」が動かないジンクスすら打ち破ったのだ。
“二冠戦”に絡むことはなかったものの、存在感が薄まることはなく、クリス・ジェリコ選手と好勝負を繰り広げ世界にその実力を轟かせた。
2020年の棚橋弘至選手はどんな仕掛けを行うのだろうか。しばらく戦っていない“二冠王”との再戦も期待したいところだ。
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