新日本プロレスの楽しみ方を3つと今、一番言いたいこと

新日本プロレスの楽しみ方を3つと今、一番言いたいことを書く。休憩時間にTwitterを見ていたら、色々とプロレスファンの間で悲しい出来事が起こっているなぁと悲しい気持ちになった。

そもそもプロレスというジャンルは楽しみ方が人それぞれに任される余白があるものなので、「これこそがプロレスを楽しむ方法だ」というものは存在しないのかもしれない。

入場、試合、バックステージ、そしてストーリー。その全てがプロレスの魅力だと思っている。勿論、プロレスラーの個性や輝きもプロレスがファンを惹きつけて止まない要素だ。

今回はざっくりとNJPWFUNを一年半ほど運営している僕なりの新日本プロレスの楽しみ方をまとめていきたい。

新日本プロレスと団体を限定したのは、僕が他団体を追えていないためだ。団体が違えば文化もお作法もマナーも全く違うものだと思うので、ここは新日本プロレスの楽しみ方ということにさせていただきたい。

先に書いておくが「会社」という文脈を書くのはあまりにもイケてないので、そういったことは一切触れないつもりだ。それではいってみよう。まずは、対戦カードの話からだ。

 

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対戦カードの意味を読み解く(勝手に)

僕は新日本プロレスが発表する対戦カードを眺めるのがすごく好きだ。タイトルマッチは勿論、前哨戦を含めて「この選手とこの選手が対角線に立つ」という展開にいつも胸を躍らせている。

今回は見送りになったが棚橋弘至選手と飯伏幸太選手のサプライズタッグなどは楽しみでしょうがない。

201812月の後楽園大会では、棚橋弘至選手とウィル・オスプレイ選手のタッグと飯伏幸太選手とケニー・オメガ選手の“ゴールデン☆ラヴァーズ”が激突していた。そういった歴史を踏まえつつ、対戦カードを見てみると、本当に色々と考えることが多い。

ビッグマッチやタイトルマッチだけじゃない。いくつかドキドキする対戦カードを並べてみよう。

【1】2019年9月16日 鹿児島・鹿児島アリーナ 第7試合 内藤哲也&“キング・オブ・ダークネス”EVIL VS ジェイ・ホワイト&高橋裕二郎

【2】NEW YEAR DASH!! 2020年1月6日 東京・大田区総合体育館 第2試合 4WAYタッグマッチ SHO&YOH VS 高橋ヒロム&BUSHI VS エル・デスペラード&金丸義信 VS 石森太二&エル・ファンタズモ

【3】KING OF PRO-WRESTLING 2018年10月8日 東京・両国国技館 第5試合 オカダ・カズチカ&矢野通&YOH&SHO VS 内藤哲也&SANADA&BUSHI&X

 

予想と妄想

【1】については、内藤哲也選手とジェイ・ホワイト選手の前哨戦に見せつつ、本当の興味は高橋裕二郎選手に集中する。また、EVlL選手との“OUT OF CONTROL(リミットレス・エボリューション※元々は高橋裕二郎選手との合体技)”が出るのか?など色々と妄想が進む。

続いて【2】だが、これは東京ドームで「IWGPジュニアタッグ王座」に返り咲いた“ロッポンギ3K”に挑む次の挑戦者が決まる4Wayマッチである。試合展開や勝敗を考えるだけでも面白いカードだったように思う。

最後に【3】。シンプルに新しいパレハは誰なんだ?誰が出てくるんだ?と予想しつつ楽しむ。プロレスを「贅沢に楽しんでいる」時間と言っても過言ではない。

どうだろうか。対戦カード一つにも物語がある。次に僕が紹介したいのは入場だ。

プロレスの華

プロレスラーの入場はなんとカッコいいのだろうか。戦いに赴く直前の張り詰めた空気と選手それぞれのルーチンを見るだけで十分過ぎるほどに楽しい。

オカダ・カズチカ選手は金の雨を降らせつつ、毎年ガウンを変える。今年からはゴージャスからシンプルかつ美しさを放つものになった。

入場時に会場を煽るアクションを魅せるのは2017年の春からだったよな?など花道の歩き方だけでも色々と頭の中をめぐるものがある。

そして、なによりも口上が好きだ「新日本プロレスワールド」でアナウンサーが叫んでいる姿が入場シーンに更に花を添えているように思う。野上慎平アナウンサーの口上はたまに入場だけを見るほどである。対戦カード、入場と来て最後は一つしかないだろう。

 

生き様をぶつけ合う試合

特にありません。と、言いたいところだが、少しだけ触れておく。試合内容にはレスラーの個性が凝縮されている。

相手の技を受けるという格闘技とは違う文化のもと、プロレスの試合は展開される。ここがミソなのだ。

どっちが強いかと同士にどっちが凄いかも競いあっている。何よりもどっちがファンの支持を得られるのか?という考え方だってある。

ファンサービスで好感度を上げるもよし。塩対応で憧れの対象になるもよし。ただ、リングの上で輝いていなければファンがつくことはあり得ない。

プロレスラーという生き方は勝った負けただけの世界ではない分難しすぎるのだ。

 

感謝と本音

いかがだっただろうか。そろそろ最後に言いたいことをざっと書きたいと思う。

最近、SNSが荒れている。と冒頭に書いたが本当にその通りで、タイムラインすら見るのを憚れる状況だ。

キッカケになっているのが新日本プロレスではなく、新日本プロレスを見ているユーザー。ハッキリ言って幼稚な言動も多い。

すぐにケンカを売る人もよく目につく。反対意見に真っ向からぶつかっている様は議論ではなく、“チンピラ”を見ているようで、気分が悪くなる。なので、一部ミュートした。

プロレスの楽しみ方なんて人それぞれだから別にいいじゃんが僕の本音。

「会社」という文脈でいちいち批判している人は何を言いたいんだろう。レスラーにクソリプ送る人はそんなに日常生活で満足していないのか。

では、新日本プロレスについて毎日、毎日コラムを書いている僕はなんなのか。色々と考えてしまうとキリがない。

ただ、それでもレスラーたちはいつも変わらず最高の試合をリングで魅せてくれている。

レスラー単推し、プロレスラーファン大いに結構。それでいいじゃないか。それがいいじゃないか。僕だって新日本プロレスの全レスラーを単推しみたいなものだ。

新日本プロレスは次のステージに進もうとしている。今のファンの質が次の新しいファンを作るのだ。

何が言いたかったかって言うと、いちいちファンがファンにケンカ売ってるのを見ると、冷める人がいるってこと!

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