田口隆祐の新技についていくつか予想してみた
田口隆祐の新技についていくつか予想してみたのでまとめておきたい。
今週、新日本プロレスが誇るアマ六段の棋士いや“ファンキー・ウェポン”田口隆祐選手が非常に気になるコメントをTwitterで残していた。
「いい技を思いついた。ベルトが見えてきました」と。
“田口ジャパン監督”として日夜手腕を振るっている田口隆祐選手の思わぬ言葉に、コメント欄には普段の約8倍ほどのメッセージが寄せられていた。
新技。技のデパートとしての側面も持つ田口隆祐選手は定期的に会場を沸かせる新しい技を魅せてくる。
直近で言えば、2017年に高橋ヒロム選手が持つ「IWGPジュニアヘビー級ベルト」へ挑戦した際、必殺の「TIME BOMB」に対抗した、「タイムボンバー」や2018年のご当地スープレックスだろう※2018年にはスミ・ミツオも披露している。郡山スープレックス、後楽園スープレックスなど、次々に新しいご当地の技が増えていくかと思えばそうでもなかった。
イブシ銀の輝きを持ち新日本プロレスの興行に明るく豊かな時間を添えている田口隆祐選手は、2020年に一体どんな新技を思いついたというのだろうか。
今回は田口隆祐選手の新技について考えてみたい。この技をキッカケに「IWGPジュニアヘビー級ベルト」や「IWGPジュニアタッグ」のベルトにも挑戦する可能性もあるだけに目を離すことができない。
タイムボンバーⅡ
出落ち感のある新技の名前だが、案外可能性はあると思っている。今回の新技自体、リング上や練習中に閃いたものではなく、1人でボーッとしている時に思いついた技である。
さらに「ベルトが見えてきた」という言葉通り、照準と引き金は現王者である広夢、いや高橋ヒロム選手に向けられている可能性は高い。
「オーマイ&ガーアンクル」で足首に徹底的なダメージを与え、「どどん」も炸裂した。
前哨戦からその存在を明らかにしていた「タイムボンバー」もキッチリと決めることに成功したが、その正体はいわゆる「アックスボンバー」の際に「タイムボンバーーー!!!」と叫ぶというものだった。
...“同級生”タイチ選手もアックスボンバーを放つ際、技名を叫ぶ。
仮に「タイムボンバーⅡ」もタイチ選手の技からオマージュするのだとしたら、天翔十字鳳(トラース・キック)の可能性が高い気がしている。関節技を得意とする田口隆祐選手だけに聖帝十字陵(ストレッチプラム)が最初に浮かんだが、この技は元々川田利明さんのもの。
いくら田口隆祐選手でも“王道”には踏み込まないと考え、外した次第だ。
矢野通選手直伝のローブロー
2018年にWWEでビールターンを果たした中邑真輔選手は、ローブローを多用していた(最近はすっかり使用してない)。
ローブローの達人と言えば「NEVER無差別6人タッグ」を共に戴冠していた“敏腕プロデューサー”矢野通選手だろう。ローブローと丸め込み、相手の隙を突く技で“最長保持者”の記録を樹立した先輩がボーッとしている時頭に浮かんだのかもしれない。
「矢野通選手直伝のローブロー」。名前だけでもカッコいい。
ふと思いついたのだが、弟子の技をパクるという意味で田口式EVILの可能性もありえる。
考えれば考えるほどドツボにハマるよう。一体、新技とはどんな技なのだろうか。そして、田口隆祐選手はシングルとタッグどちらでベルトに挑もうというのだろうか。
まさかの指折り
最後に発表のタイミングと少し前後してしまうのだが、指折りだといいなとも思った。マーティー・スカル選手が新日本プロレスのアメリカ大会に姿を現し、ジェイ・ホワイト選手へ宣戦布告を発表したあの日、いくつかのことが頭をよぎった。
まず、「バレットクラブ」への再加入。これは可能性的にとても面白いと思う。
ただ、もう一つの可能性として新日本本隊(CHAOS)への加入もあると思っている。
パートナーが次々と飛躍してしまうというジンクスを持つ田口隆祐選手はACH選手の旅立ちにより正式なタッグパートナーが不在の状況だ。
プリンス・デヴィッド選手、リコシェ選手、ACH選手。直近ではロッキー・ロメロ選手と“メガ・コーチズ” を結成していたが、2020年の新しいパートナーにマーティー・スカル選手を迎えても面白いかもしれない。レスリング技術の高い試合巧者が2人揃うのは“メガ・コーチズ”とも似ている印象があるが、2人であればこれまでとも異なる新しい景色を見せてくれる気がしている。
新技の出番はいつだ
2017年、高橋ヒロム選手はKUSHIDA選手を破り、「IWGPジュニアヘビー級ベルト」を初戴冠を実現した。翌日のイッテンゴでドラゴン・リー選手(現、リュウ・リー)選手が乱入を行い、2017年2月11日の大阪でタイトルマッチを行なっている。
そして、2017年3月の旗揚げ記念日には田口隆祐選手とタイトルマッチがあった。
ジュニアVSヘビーの構図で試合が行われる可能性が高いが、高橋ヒロム選手VS田口隆祐選手の試合であれば大歓迎の対戦カードだろう。
2017年と同じスケジュール、同じ相手で防衛ロードは進んでいくのか。それとも違う道が待っているのか。田口隆祐選手の動向をチェックしていきたい。
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