高橋ヒロムとロビー・イーグルス。タイトルマッチの機運高まる

高橋ヒロムとロビー・イーグルス。タイトルマッチの機運高まる。2020年2月4日、新日本プロレスは「釣り★スタ presents Road toTHE NEW BEGINNING」後楽園ホール大会を開催した。

目玉は「CHAOS」VS「鈴木軍」のイルミネーションマッチだったが、その前に目を釘付けにされる試合が展開された。

第5試合。後藤洋央紀選手、石井智宏選手、ロビー・イーグルス選手VS鷹木信悟選手、EVIL選手、高橋ヒロム選手の6人タッグマッチである。

まず目を奪われたのは「CHAOS」のメンバーによる「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」のお株を奪うかのような連携だ。

元々、後藤洋央紀選手と石井智宏選手は「G1クライマックス」で毎年のように激突し、好勝負の数々を残してきた実力者同士。後藤洋央紀選手は柴田勝頼選手、石井智宏選手は矢野通選手と「IWGPタッグ王座」に輝くなどシングルでもタッグでも存在感を残すことのできる名レスラーだ。

ただし、それと変わらないほどの輝きを放ったのがロビー・イーグルス選手である。「バレットクラブ」から離脱し「CHAOS」に馴染んだ男がこの日も躍動した。

シングルプレイヤーとしてもタッグでも輝く男。それがロビー・イーグルス選手なのだ。

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時期チャレンジャー候補として

2019年12月19日。全世界が待ち望んだ高橋ヒロム選手の復帰戦の復帰戦でサプライズを巻き起したのはロビー・イーグルス選手だった。

“バーズ・オブ・プレイ”の相棒ウィル・オスプレイ選手ではなく、ジャックナイフ式エビ固めで試合を決めた。

「俺、ヒロムに勝っちゃったよ。プロレスの技の中では最初に身につけるようなクリーンなピンフォール勝ちだった」

と、自らの功績を語ったあの日から2ヶ月。新日本プロレス新世代ジュニアの象徴は、リベンジに燃えていたようにも映った。

ロビー・イーグルス選手は必殺のロン・ミラー・スペシャルで勝利を奪うための布石としてら執拗な足攻めを繰り返す。“スナイパー・オブ・ザ・スカイ”の異名は伊達ではない。

ただし、高橋ヒロム選手も黙っていなかった。一瞬の隙をついての丸め込み勝利を掴む。

肉薄した試合を決めたのは、あの日のリベンジを果たすべく勝機を狙っていた高橋ヒロム選手だった。

そして、バックステージでその胸中が語られた。

高橋ヒロム選手は「ロビー!なぁ、シングルでやろうぜ、ベルトさんが欲しいんだろ?俺がドラゴン・リーを倒した後だ!面白くなるぞ!ジュニア!」

 

NEVER6人タッグへの期待

現在、「CHAOS」でベルトを戴冠しているのは、“ロッポンギ3K”のみ。仮に金丸義信選手、エル・デスペラード選手に「IWGPジュニアタッグ」のベルトを奪われるようなことがあれば、ユニットとしては大問題になる。

「NEVER無差別6人タッグ」のタイトルマッチが行われるのは今週金曜日。後藤洋央紀選手、石井智宏選手、ロビー・イーグルス選手は確実に勝ちを狙いにくるだろう。「NEVER無差別6人タッグ」と「IWGPジュニア」のW戴冠はかつてのパートナーである石森太二選手が成し遂げていただけに、ロビー・イーグルス選手としてが照準を定めていても不思議ではない。

バックステージではこうも語っていた。「俺がジュニアヘビーのチャピオンに最も相応しい男だ」 今後もロビー・イーグルス選手から目を離すことができない。

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