矢野通選手が再び“崇高なる大泥棒”へ!YTRジャパン始動か?

矢野通選手が再び“崇高なる大泥棒”へ!YTRジャパン始動か?

2020年2月6日、新日本プロレスは「釣り★スタ presents Road toTHE NEW BEGINNING」後楽園ホール三連戦の最終日を迎えた。

メインイベントは“NEVER無差別級6人タッグ選手権試合”王者組「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」鷹木信悟選手、EVIL選手、BUSHI選手VS「CHAOS」後藤洋央紀選手、石井智宏選手、ロビー・イーグルス選手。

今や「NEVER」の申し子とも言わんばかりの勢いを持つ鷹木信悟選手が牽引する王者チームに、元チャンピオン2人と今の新日本プロレスジュニアで最も勢いのあるレスラーの1人であるロビー・イーグルス選手がどう立ち向かっていくのか。注目の集まった試合は21分44秒で王者組に軍配が上がった。

その後、2つのサプライズが起こった。まずは、アメリカ遠征組として、この日は試合が組まれていなかった矢野通選手が「NEVER無差別6人タッグ」のベルトを強奪。続いて、石井智宏選手が「NEVER無差別級王者」である鷹木信悟選手に挑戦表明を行い、承諾した。

今回は僕たちのロックスター矢野通選手について書いていきたい。

 

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ベルトを盗む、話題をかっさらう

久しぶりにこの瞬間が訪れた。確か最後に仕掛けたのは、2019年4月6日、「G1 SUPERCARD」の第6試合 60分1本勝負
IWGPタッグ&ROH世界タッグ選手権試合 4WAYマッチだったはずだ。

“G.o.D”タマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手がIWGPタッグ王座を防衛し、ROH世界タッグ新チャンピオンとなった直後に事件は発生した。

矢野通選手颯爽と姿を現し、「IWGPタッグベルト」を盗み取ったのだ。

今でこそ大合唱を止めた“バレットクラブ”のKENTA選手に対して令和のテロリストや史上最大のバッドエンドと物騒な言葉が用いられているが、矢野通選手はマジでベルトを盗んで更に姿までを晦ます。

「ベルトがないんだけど」とBUSHI選手はマイクで語っていた。それほとまでに一瞬の出来事だったのだ。

この後に待ち受けているのは、ベルトを持たないチャンピオンの入場と奪還のためのタイトルマッチだ。

歴代最高の王者チーム

前回、タグチジャパンのメンバーとして「NEVER無差別級6人タッグ」を戦ってきた矢野通選手。

田口隆祐選手と真壁刀義選手の3人は全員が野毛道場出身であり、新日本プロレスのヤングライオン経て大成したレスラーである。

“敏腕プロデューサー”、“暴走キングコング”、“タグチジャパン監督”。若い獅子はそれぞれとんでもない方向に発展したが、抜群のコンビネーションは「NEVER無差別6人タッグ」に新しい可能性を示してきた。

2019年1月30日から2020年1月5日までの長期政権を築いたのはチームとしての完成度があればこそだ。

田口隆祐選手がかき回し、真壁刀義選手が暴れ周り、矢野通選手が隙をついて試合を決める。4度の防衛戦中3試合を矢野通選手が決めていることからも、その役割が明確かされていた気がするのだ。

矢野通選手が仕掛ける時のタイミングと踏み込むときのスピードは、もはや芸術の域に達している。

ぜひ、お時間のある方は次のタイトルマッチまでに矢野通選手の丸め込みをチェックいただきたい。

そんな最高のチームで「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」の3人に挑むのか。それとも違うメンバーで臨むのか。

 

パートナー候補を3つ予想

前提として考えられるのは、真壁刀義選手と田口隆祐選手によるリマッチだ。ただ、今回は他のメンバーと組むのであれば?という視点で考えてみたい。

ここでは3つほど挙げてみることにする。

コルト・カバナ&田口隆祐

真壁刀義選手に代わり、「ワールドタッグリーグ」で矢野通選手と極上のコンビネーションを魅せたコルト・カバナ選手を突入。

2019年、SANADA選手&EVIL選手組と鷹木信悟選手&テリブレ選手組に白星を飾っている2人なだけに、相性的にも抜群だ。

更に極上の2人とシナジーを出しつつ、毒霧対策も取れる田口隆祐選手を続投。これで勝利の方程式は完成した、はずだ。

すでに田口隆祐選手も言及していることから、このユニットでの挑戦はほぼ確定していると言える。が、せっかくの機会なので妄想を膨らませてみたい。

棚橋弘至&YOSHI-HASHI

光属性の2人と矢野通選手がタッグを組んだらどんな景色が広がるのだろうか。

あの日「IWGPヘビー級ベルト」を強奪され、ブチ切れていた棚橋弘至選手が矢野通選手とこういう形でタッグを組むのも面白いと思う。

 

SHO&X

色々と考えてみた結果、とんでもないところまで妄想が進んでしまった。まずは、“ロッポンギ3K”からSHO選手。

ユニットを一つ発展させる。更に“無差別級”への挑戦という意味も含めてい価値のある一歩になると思う。

さらに問題はもう1人である。敢えてここは「X」と呼ばせてもらいたい。

矢野通選手とタッグチームを結成し、リーグ戦を制し、ベルトを共に巻いたあの男が再び新日本プロレスのリングに帰ってくる。

オカダ・カズチカ選手がプロレス大賞の受賞式でオールスター戦構想をぶち上げ、宮原健斗選手と清宮海斗選手もそのアイデアに乗ってきた。

後輩たちがメディアを通じて報じられるのであれば、先輩たちは現場から情報を爆発させる。

もしもXを発表し、丸藤正道選手がセルリアンブルーにやってきたらとんでもない未来が訪れる可能性が生まれるのだ。

いかがだっただろうか。リマッチと3チームを妄想してみたが、中々に盛り上がる形となった。

矢野通選手が次に起こすアクション。ここから目を離すことができない。

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