ウィル・オスプレイがヘビー級転向を宣言!

ウィル・オスプレイがヘビー級転向を宣言した。

オカダ・カズチカ選手に導かれ、新日本プロレスのジュニア戦線を牽引したウィル・オスプレイ選手が母国・イギリスでザック・セイバーJr.選手を破り、ブリティッシュヘビー級ベルトを初戴冠。その後のツイートで今後の未来を示すツイートを残した。

2019年に走っていた無差別級路線から本格的なヘビー級戦線への参戦。いよいよ、新日本プロレスのトップハイフラヤーがヘビー級で躍動する瞬間が訪れそうだ。

現在の新日本プロレスを見てみると、ジュニアからヘビー級転向を果たした上で結果を残しているレスラーも珍しくない。

現在、四強の一角にいる飯伏幸太選手は「IWGPジュニアヘビー級ベルト」を三度戴冠している。また、ケニー・オメガ選手も田口隆祐選手を破って「IWGPジュニアヘビー王座」に輝くなど、近年のジュニア王者はヘビー級でも通用することを証明し続けている。

ウィル・オスプレイ選手は細身の身体付きから徐々にウエイトを増やし、数年前とは別人の身体になりつつある。7年の月日が彼を大きく変えた。

新ブリティッシュヘビー級王者ウィル・オスプレイ選手の今後について考えてみたい。

春を制する男

ウィル・オスプレイ選手がヘビー級一本に集中するということは、ヘビー級戦線に大きな変革をもたらすに違いない。

2019年のハードスケジュールが緩和されることで、一つの大会にコミットできるようになる。

そうなるとザック・セイバーJr.選手が2018年に優勝した「ニュージャパンカップ」が楽しみになってくる。

ウィル・オスプレイ選手は「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」でも初出場初優勝を成し遂げている。

 

2019年は無差別級としてエントリーしていたため、2020年が正式なヘビー級戦士としてのエントリーになる。春を制して「IWGPヘビー」を目指す。またはザック・セイバーJr.選手が赤のベルト取りに向かうのであれば、白のベルトを目指すのも面白い。

ただし、ウィル・オスプレイ選手の新しい挑戦がこれから始まる中で、最大の壁とどう向き合うのかが問題だ。

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オカダ・カズチカ

オカダ・カズチカ選手と同じ「CHAOS」にいる限り「IWGPヘビー級ベルト」への挑戦は「ニュージャパンカップ」や「G1クライマックス」を制する以外では難しいと思う。

事実、後藤洋央紀選手は「CHAOS」に移籍して以降、一度も黒の頂点に挑戦すらできていない。

石井智宏選手がケニー・オメガ選手に挑戦した以外、オカダ・カズチカ選手が狙うベルトとして「IWGPヘビー級ベルト」は存在している。

ウィル・オスプレイ選手が「IWGPヘビー級ベルト」を目指すのであれば、いつかオカダ・カズチカ選手いや「CHAOS」と離反する時が訪れる可能性もある。

が、これは流石に気が早いだろう。おそらく、白と赤が最初のテーマになるはずだ。また、石井智宏選手とのタッグで魅せたコンビネーションもあるので、タッグ戦線で躍進する可能性もある。

 

ジュニアとの別れ

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ここまで色々と書いたが、ロビー・イーグルス選手とのタッグチームはどうなるのか?という胸騒ぎもある。

また、お互いヘビー級に来たということで、「NEVER無差別級」の絶対王者として君臨しつつある鷹木信悟選手との再戦も実現すると思う。

あの日のリベンジに燃える鷹木信悟選手にウィル・オスプレイ選手は勝つことができるのか。この点も目を離すことができない。

 

最後に。高橋ヒロム選手が帰ってきてから約3ヶ月でウィル・オスプレイ選手はヘビー級への完全転向を発表した。

ひょっとすると昨年の時点で本当は無差別からヘビー級への完全転向が視野にあったのかもしれない。新日本プロレスジュニアを牽引する役割を担ったのは、ウィル・オスプレイ選手の漢気だった。

KUSHIDA選手が退団し、マーティー・スカル選手が距離を置き、高橋ヒロム選手が戦線離脱した。

2018年の東京ドームで4Wayマッチを戦った4人で唯一残った自分がジュニアを守らなければならない。その気持ちが鷹木信悟選手から新日本プロレス初勝利を掴み取り、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」優勝の原動力になったのかもしれない。

“ライバル”ザック・セイバーJr.選手からブリティッシュヘビー級王座を奪い取ったウィル・オスプレイ選手はこれからヘビー級でどんな景色を見せてくれるのか。

まずはこの春が楽しみである。

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