獣神サンダー・ライガーがYouTubeへ!プロレスラーへの教育論が凄い
獣神サンダー・ライガーがYouTubeへ!プロレスラーへの教育論が凄い。
2020年3月14日から2「獣神サンダー・ライガーチャンネル」がスタートした。
開設から2日間でチャンネル登録者数は1.54万人。プロレスラーとしては史上初となるチャンネル100万人登録を目指してこれから多くの企画に取り組んでいくという。
最初のお題は「怖かった先輩ベスト3」。ワールドワイドに活躍する獣神サンダー・ライガーさんでも頭が上がらない先輩たちとのエピソードが赤裸々に語られているため、ぜひチェックいただきたい。
新日本プロレスのリングを去ってから早くも2ヶ月が経っていた。引退後も度々「NJPWワールド」やSNSなどでお見かけしていたため、久しぶりという感覚はほぼない。
ただ、少しだけ寂しい思いをしていたのは事実だ。
それだけに、現役時代と変わらないパワフルさと豪快かつ軽快なトークを繰り広げるチャンネルがスタートしたことが嬉しくて仕方ない。
ここからはチャンネル動画の感想を書いていきたい。
プロレスしか知らない...?
獣神サンダー・ライガーさんと言えば、プロレス界の生きる伝説というイメージが強い。が、プロレス以外の一面も強烈なものばかりである。
怪獣造形(これはもう芸術の域)やSNSでも評判の料理、柔術、食中植物。
“怒りの獣神”の趣味嗜好を語るだけでも魅力あふれる番組を作ることができるのだ。
初回放送は「怖かった先輩」だったが、今後は「面白しろい後輩」や「巡業先でのエピソード」など今後もネタが尽きることはない。
いやはやこれからが楽しみだ。
ネクストキャリア
正直に言って、新日本プロレスのYouTubeチャンネル内に獣神サンダー・ライガーさんのコーナーが誕生する気はしていたが、自身のチャンネルを作るとは思わなかった。
ただ、「獣神サンダー・ライガーチャンネル」となったことで非常に幅が広がりそうな気がしている。
極論、新日本プロレスやプロレスに関係の話題でもいいわけだ。ネクストキャリアでは、これまでできなかったことに挑戦して欲しいという気持ちがある。
また、獣神サンダー・ライガーさんのYouTube進出を見て、現役のレスラーがYouTubeチャンネルをもっと持ってもいいのではないかと思った。
ユニットのチャンネルと個人のチャンネルがあればベスト、か。
個人的には「CHAOSチャンネル」のスタートを期待したいところである。※そうすると、中邑真輔選手らも登場できる可能性があるかも?
目指せ登録者100万人!獣神サンダー・ライガーさんの活躍が新日本プロレスに新しい息吹を生むのだ。
ユーチューブを始めましたとツイッターにあげた所、皆様から登録したよとのお返事が♪本当にありがとうございます!本気で登録百万人を目指しています。楽しんでもらえる番組作りを目指しますのでこのツイッターに御意見を寄せていただければと思っています☆よろしくお願いいたします❤ #ユーチューブ pic.twitter.com/AhIBNuKSci
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) 2020年3月14日
プロレス教育論
「あぁじゃこうじや講釈垂れても伝わらないよ。昭和のおじさんだからさ(笑)」
動画の後半。獣神サンダー・ライガーさんは「初回から言うべき話じゃないけど...」と神妙な面持ちで口を開いた。
それは、プロレスにおける教育論。コンプライアンスを重視するあまり、正しく伝える表現に制約が生まれている、と嘆いている。
ここからは全くの仮説であり、僕の妄想だ。
新日本プロレスのヤングライオンが上村優也選手と辻陽太選手以降、登場していない。
川人拓来(カワトサン)選手から岡倫之(グレート・オー・カーン)選手。イギリスへ向かった海野翔太選手とLA道場で“柴田イズム”を学んでいる成田蓮選手。
昔と異なり、海外での活躍が容易にキャッチアップできるようになった。
4人の活躍を微笑ましく思うと同時に、海外遠征へ旅立つチャンスがしばらく先になる2人は今、どんな心境なのだろうか気になるところだ。
上村優也選手と辻陽太選手の次にあたる日本人ヤングライオンが登場していない。以前から入門テストは何度か開催されていただけに、ひょっとすると全員が道場での練習についていくことができずに辞めてしまったのかもしれない。
外出禁止、掃除、洗濯などの雑用。今の時代と比較すればかなり制約の強い寮生活に慣れることも難しい。
本気で指導しようとすると、コンプライアンスを盾に表現が制約されるため、本当に伝わった気がしない。
「こいつらは本当に大丈夫なのか?」と思っていたら次々に辞めてしまう。そういった現状があったのではないだろうか。
この話は全くもって僕の推測だ。ただ、獣神サンダー・ライガーさんが、わざわざ大切な初回配信でプロレスラーの教育論を語ったことには何か意味があるのではないだろうか。
今、業界問わず教育に対する姿勢の変化が必要だと騒がれている。
昭和に生まれ教育を受け、平成、令和の世代に伝えていく。獣神サンダー・ライガーさんの主張した意味ついて、これからも考えていきたい。
今後に期待
2本目にアップされた動画では、道場と合宿所を独自の目線で紹介していた。
「こんな企画をやってほしい」というオーダーにも応えていくそうなので、今から今後の展開が楽しみである。
そうだ。2020年2月に惜しまれつつも引退した中西学選手との共演に期待したい。
「中西ランド」で分かるように2人の相性は抜群だ。きっと素敵なコラボレーションが生まれるに違いない。
獣神サンダー・ライガーさんのYouTubeチャンネルの今後から目を離すことができない。
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