金髪鬼時代の矢野通が怖すぎるので見て欲しい

金髪鬼時代の矢野通が怖すぎるので見て欲しい。

「#NJPWTogether」の流れで過去の名試合が次々と配信スタートしている「新日本プロレスワールド」。

今後もオカダ・カズチカ選手と武井壮選手の退団や邪道選手VSプリンス・デヴィッド選手の「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」など、豪華絢爛なコンテンツが目白押し。

特に外道選手のベストバウトとも言える一戦はどこがでフル尺を見たいとずっと思っていたため、大変ありがたい気持ちでいっぱいだ。

これまで配信されていなかった名勝負が目白押し。新日本プロレスファンであれば、試合が悔しさ、寂しさを過去の名勝負にぶつけていきたいところだ。

まさに、棚橋弘至選手発案の「プロレス貯金が捗る」というものである。

さて、そんな中つい先日気になるカードの配信がスタートした。

G1 CLIMAX Aブロック公式戦 矢野通選手VS TAJIRI選手である。

サムネイルを見た時点から僕はある一点から目が離せなくなった。

そうわ「G.B.H」や「CHAOS」の初期に金髪鬼として恐れられた矢野通選手の姿がそこにあったからだ。

金に染め上げた髪と薄くした眉。同じく金髪のヒゲ。このビジュアルに188センチという体躯は、動画のスタート前からオーラを放ちまくっている。

実際に動画を診始めてみると、矢野通選手の入場シーンがはじまった。まさに金髪鬼。金色の夜叉の姿がそこにはあった。

 

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金色の夜叉その恐ろしさ

完全な強面と常人では到達できないレベルにある肉体。そして、粗暴な立ち居振る舞い。

その全てが今の“敏腕プロデューサー”からは想像できない一面である。

そうなのだ。真壁刀義選手を裏切って「CHAOS」を立ち上げた時点の矢野通選手は金髪鬼の矢野通選手だった。

中邑真輔選手は当時の矢野通選手を見て「なぜ、自分を解放しないのか?」と3ヶ月差の後輩ながら思うところがあったようだ。

そして、キング・オブ・ストロングスタイルと金髪の夜叉が手を組んだ時、新日本プロレスへ混沌が生まれた。

何でもありのミクスチャースタイル。反体制側のダークヒーローユニットの誕生だ。

そして、2人はそれぞれクネクネしだし、プロデューサーとしての才能を開花させた。

今とは全く雰囲気の違う2人。最近からプロレスファンになった方(僕を含めて)にはぜひ、見てほしい男たちの世界があった。

これは、新日本プロレスに金の雨が降り注ぐ3年前の出来事だった。

 

なぜ、矢野通は愛されるのか

今回配信されたTAJIRI選手との試合もいいが、金髪鬼時代を体感するのであれば、最高の試合がある。

棚橋弘至選手との「IWGPヘビー級選手権試合」だ。矢野通コール一色でスタートする展開にきっと度肝を抜かれるはずである。棚橋弘至選手へのコールを潰すほどに観客は矢野通選手を後押ししている。

勿論、黒に染まった棚橋弘至選手へブーイングを贈ることはプロレスファンとしてのお作法。ただし、矢野通選手への声援が集まるのは、溢れるほどの魅力と生き方にあると僕は読んでいる。

まず、棚橋弘至選手の対角線に立つ相手として、これまでにない光景を見せたこと。そして、ここが一番だと思うのだが「カッコつけている感がない」ことではないだろうか。

これは矢野通選手の著書「絶対、読んでもためにならない本―矢野通自伝」にも書いてあった内容なので、狙ってやっていることだと思う。

プロレスラーという職業に限らず、人はカッコつけてしまいがちだ。

自分を守ることや自分の中の正解を追求しがち。結果的にはみんなと同じような山を登るため、飛び抜けた存在になり得ない。

 

思いったら即行動

1番的な集団の中で、中途半端な位置にいるくらいなら、いっそ別の軸を探し、そこで魅力を爆発させる。

そうして掴んだ生き方だからこそ、誰にも真似できないし、誰からも重宝されるものになるのだと思う。

そして、なによりもやっぱり必要なのは行動力だ。DVDのプロデュースも登別市観光大使もヤノトーーク!も全て矢野通選手が動いたからこそ誕生している。

自分の生き方を決めたら行動する。そうして人は唯一無二の存在を目指すことができるのかもしれない。

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