週刊プロレスのオールカラー化と飢える気持ち
『棚橋弘至のPodcast Off!』の#144に週刊プロレスの編集長・湯沢直哉さんが登場した。
“タナ番”として、逸材が欠場明けに登場した2016年7月、新編集長として出演した2017年4月など、姿を現す度に金言を残してきた湯沢直哉さん。
YouTubeに進出するレスラーが増えてきた中で、月刊棚橋を発行してはどうか?と提案するなど、独自のアナログ戦略を考案。
インターネットが普及し、デジタルにより一層注目が集まる今だからこそ、アナログに走るのはどうか。
人と外で普通に会えること自体に希少価値が生まれてきた今、そういった暖かみが必要になってきているのかもしれない。
そして、話題はネタの問題へ。一ヶ月は振り返りなどでつなぐことができる。問題は2ヶ月目以降。ここからが真意を問われるというものだ。
そうした逆風の中で、週刊プロレスのフルカラー化を決行する。
日本国内で数多くの週刊誌が発行されている中で、フルカラーは週刊プロレスのみ。ご時世的にはネタがない(各プロレス団体での試合が自粛されている)中で紙媒体が先導を走る」というメッセージだ。
では、新日本プロレス9割以上でお送りしているNJPWFUNは4月、そして5月に何をお送りすればいいのか。今日は僕の胸中を少しだけ吐露してみる。
毎日更新の意味
プロレスの試合がないのにプロレスブログを書き続ける。これは中々に楽じゃないことだったりする。
「だったら止めればいいではないか?」そう思う方も大勢いるだろうが、こう毎日更新していると毎日の楽しみにしている方もいたりするのである。
僕の1時間と皆さんの数分。このつながりまで自粛するのは何か違うだろうと思ってネタを出す。これが僕の本音だ。正直、読む人がいないならとっくにやめている。
コメントのやり取りもない。名前も顔も知らない。それでもゆるーくなんとなくつながっている。
新日本プロレスの試合再開はおそらくまだまだ先の話だ。全日本プロレスも史上初となるチャンピオンカーニバルの中止を発表した。
また、スターダムも先日開催直前での大会中止を決断した。
動かない時期、耐える時期。そして、飢える時期だ。
プロレス団体は収益化に飢え、ファンはプロレスに飢えている。2つの飢えを埋める何か。みんなが幸せになる何かはないのか。アナログとデジタルの融合で何かできないのか。僕はそんなことを考えていた。
【無料で聴けます!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年4月3日
『棚橋弘至のPodcastOff!』更新!
今回は「湯沢編集長がひさびさに登場! 我々に“いまできること”とは?『週刊プロレス』オールカラー計画の“裏側”に迫る!」
☆コチラから!(※音出ます)
⇒https://t.co/gcs0w3cqXl#njpw #タナポ @tanahashi1_100 @nurumayuzarin pic.twitter.com/5HNoTS4uKV
夢の架け橋、祭が欲しい
ここからは完全に僕の妄想だ。
今、プロレス界もプロレスファンも飢えている。プロレス飢餓状態だ。各団体それぞれが無観客試合と向き合い、それぞれの対応を見せてきた。
先日もプロレスリング・ノアの無観客試合でも問題作品が生まれていた。新しいチャレンジだからこそ、斬新なことにも挑戦できる。
...そろそろ祭りが欲しい。やはり以前から出ているオールスター構想に期待したのだ。
では、クラウドファンディングでお金を集めて、プロレスのオールスター戦を開催してみてはどうだろうか。
無観客のプロレスオールスター戦。無観客試合だからこそ、実現できるものがあるはずだ。
と、ここまで思いついたので、次回に続く。明日は、クラウドファンディングの返礼を含めた企画をここに書いてみたいと思う。
ネタがない問題と向き合う
改めて、湯浅編集長は2ヶ月後に真価が問われると言った。ここからの数ヶ月。NJPWFUNの真価も問われる時期に入ってくる。
ここからどれだけ、薬にも毒にもならない内容で面白いものを書くことができるか。
ここからが本当の勝負だ。
→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】