木谷オーナーのオールスター発言を受けて、僕も動きます
木谷オーナーのオールスター宣言に感激したので筆を取ってみる。
『週刊プロレス』2020年4月22日号NO.2061の巻末言。今週のテーマは「木谷高明オーナーが考えるこれからのプロレス界」だ。未読の方はぜひ、手にとってチェックしてみて欲しい。フルカラーの『週刊プロレス』は読み応え抜群だった。
落ち着かない日々が続いている。コロナウイルス問題は猛威を奮っており、日本政府も緊急事態宣言を実行。今日2020年4月11日がはじめての週末になる。
僕自身、4月頭から完全リモートワークにシフトしてから一度も電車に乗っていない。散歩はリスクが低いと言われながらも躊躇っているのが現実だ。
木谷オーナーはこうした不測の事態を見越して、早期的な取り組みを行ってきた。2019年にブシロードグループに加入した女子プロレス団体スターダムは、いち早く大会の自粛を決定したり、無観客試合を実施するなどアフターコロナの前にウィズコロナの対策を投じてきたように思う。
一方で、世界2位のプロレス団体新日本プロレスは2月末の沖縄大会以降全ての大会を自粛している。全日本プロレスやプロレスリング・ノアなどの団体が無観客試合を開催した中で新日本プロレスはその一歩を踏み出さなかった。
緊急事態宣言が出た今、無観客試合だとしてもレスラーやスタッフが集まることに変わりはない。ここで何か問題が起こってしまっては本末転倒であるという姿勢を貫いている。
今は耐え忍ぶ時期。家に籠もるストレスとコロナの感染リスクなんて、比較する必要すらないはずだ。
木谷オーナーはそうした状況の中で、プロレス業界のことを考えた新しい一手を見据えている。それが、プロレス団体によるオールスター戦である。
インタビュー載りました。よろしくお願いします。 https://t.co/utBDXuhJsY
— 木谷高明 (@kidanit) 2020年4月7日
ALL TOGETHER
新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアという日本のプロレス界におけるメジャー3団体がタッグを組んだ初の合同興行。それが「ALL TOGETHER」だ。日本武道館、仙台サンプラザホールと2つの大会を開催し、超満員札止めを記録。多くのプロレスファンに元気と勇気を与えたプロジェクトだったことが、過去の記事などからも伝わってくる。
個人的には日本武道館大会の第9試合 BELIEVE THE POWER OF "Prowrestling!" 60分1本勝負。武藤敬司選手&小橋建太選手VS矢野通選手&飯塚高史選手が気になって仕方ない。
今をレスラーやスタッフ、ファンがグッと耐え忍んだ先に、もしもこうした取り組みがあるのであれば、快く待ちたいと思う。
木谷オーナーはインタビューを通じて、そんな夢と希望を教えてくれた。
ここでどんなカードを見たいか?という内容を書いていっては芸がない。今の段階からそんな野暮なことは僕はしない。
僕がチャレンジするのは、新日本プロレスワールドの同時視聴企画だ。
一緒にイッテンヨンを見てSTAYHOMEしませんか?
不要不急の外出を控えるよう政府も発表してるように、僕たちが今できることは自宅から出ずに安全な状況で過ごすことだけである。
ただ、それだけだとストレスがやばい。僕も昨日から少しダメージが出てきいる。そんなタイミングだからこそこの企画に取り組んでみたいと思った。
同時視聴に選んだ大会は2015年のイッテンヨン。「WRESTLE KINGDOM 9 In 東京ドーム」だ。時間は4時間55分59秒ある。
ファイプロオンライン対戦 タイチ杯(仮)が21時スタートなので見終わって、晩ごはんを食べてお風呂に入ればスケジュール的にもバッチリだろう。
ファイプロオンライン対戦
— タイチ (@taichi0319) 2020年4月10日
タイチ杯(仮)
明日11日
21時試合開始
※参加資格
自宅プレイ
18歳以上の健康な人
性別、素人玄人、不問
ネット環境が良好
IDが生配信OKな人
マナーを守れる人
※試合形式
勝ち残りバトルロイヤル
初期値
企画の概要はこちら
スタート時間
2020年4月11日(土)12:00(正午)からスタート。
皆で一緒に見る試合のURL
https://njpwworld.com/p/s_series_00248_1_2
本当は2012年のイッテンヨンにしたかったのだが、東京ドーム大会で全試合が続けて見れるのは2015年以降だったため、この大会をセレクトした。
ハッシュタグは #家でイッテンヨン #njpw はいかがだろうか。
同じ場にいなくても、新しい試合がなくてもプロレスファンはそこにプロレスの試合があるのであればとことん楽しむことができる。そんな取り組みになればいいと思う。
毎週末にイッテンヨンを見返していたら、緊急事態宣言が解けていた。世の中はそんなに簡単ではないことは理解しつつも、家で過ごす楽しみが一つでも増えればいいと心から願っている。
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