魔流不死がプロレスリング・ノアに初見参!「また会おう」と意味深なコメント

魔流不死がプロレスリング・ノアに初見参!グレート・ムタとの魔界タッグに期待しかないですね。

2020年5月9、10日に開催されたTVマッチは大盛況に終わったようです。

それもそのはず、僕が知る限りプロレスリング・ノアは無観客試合(TVマッチ)に入ってから必ず“何か”を仕掛けてきています。

潮崎豪選手と藤田和之選手が31分向き合ったままだったり、ユニット内での裏切り、分裂、新ユニットの結成劇があったり。金剛にも新メンバーが加入しましたしね。

リング内を超えたストレスかかっている今が原因なのか。それとも、無観客試合という状況なのか。レスラーたちの何かを爆発させているのでしょう。

とにかく連日、連夜に渡って何かしらのニュースが飛びがっている状況です。

そんな中、箱舟の天才が新しい姿を見せました。

丸藤正道選手が魔流不死としてプロレスリング・ノアのリングにいよいよ上陸したのです。

僕はこの日、不要不急の用事があったため、今朝試合を見たのですが、花道に姿を現した瞬間にドキッとしましたね。

だって、グレート・ムタ選手の初期を思わせるようなフェイスペイントでしたから。

これは今のままでもよし。ペイントが剥げてきてもよしの二段構えではないですか。

グッと握り拳に力を入れつつ、試合を振り返っていきたいと思います。

 

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魔界からまた新しい存在が

ホワイト&ブラック。モノトーンのコスチュームにこれまた黒と白のフェイスペイントをあしらった出で立ちで“魔流不死”がエクトプラズムという名の白い煙の中から姿を現した。

“丸藤正道のダークサイド”。なぜ、団体を象徴する天才は魔界とつながってしまうのか。素朴な疑問が浮かんでると、今度は世界をまたに掛ける最強最悪の存在“グレート・ムタ”がリングイン。

こちらは真紅のコスチューム。鮮血のような赤はこれまで浴びてきた相手レスラーの返り血なのだろうか...。

リングアナの名乗りで二人が面をあげる。なんとも禍々しい...。と、赤と緑の毒霧がリングを鮮やかに染め上げる。

鳴り響くゴング。桜庭和志選手&望月成晃選手は一体、どんな試合を展開するのだろうか。

 

グレイシーハンター

改めて考えると、この組み合わせはとんでもない。新日本プロレス、全日本プロレス、WRESTLE-1などで活躍し、総合格闘技には目もくれなかった武藤敬司選手の化身と、UWFインターナショナル出身の桜庭和志選手が向き合っているのだから。

プライドでの活躍はもはや伝説級。そんな漢と魔界の住人がプロレスリング・ノアのリングでグラウンド勝負をしているのだから、堪らないですよね。

毒霧を避けるように口を塞ぐ冷静さはさすがの一言です。

 

現れた“魔流不死”

グレート・ムタ選手が魔流不死選手にタッチすると、その口元には赤い液体が。

不気味だ...。不気味すぎる....。

そして、ファイトスタイルも丸藤正道選手とは全く違う。得意のチョップや華麗なムーブはなく、技とも言えない暴力を振るい続ける。丸藤正道の化身。新しい魔界の住人もやはり、極悪非道なヒールレスラーだったのだ。

ここからグレート・ムタ選手と魔流不死選手はラフファイトを連発。カメラマンのマイクやスマホで周囲や桜庭和志選手を撮影しはじめる。

魔界にも電化製品があったのか...。最近は魔界もハイテクよね。

スモークボンベが登場

最後はグレート・ムタ選手がスモークボンベをリングに持ち込むという暴挙に。煙が晴れるとなんと桜庭和志選手の顔面が緑に染まっているではないですか。

そういうことか!と驚いていると、今度は火炎攻撃。

僕の中で火炎攻撃といえば大仁田厚選手が佐々木健介選手を相手に火を放ち、一発販促負けになった試合が印象深い。

「新日本プロレスさんよ!こんなもんで反則負けかい!」と大仁田厚選手は荒ぶっていたが、プロレスリング・ノアのリングでは反則なし。

最後は必殺の閃光妖術(シャイニング・ウィザード)でフィニッシュ。バックステージのコメントはこちらから。

 

なぜ、団体を象徴する天才は魔界の住人とコンタクトを取るのか?

今回、新しく姿を現した魔流不死選手。グレート・ムタ選手やグレート・ニタ選手に続く、新しい魔界からの新レスラー参戦に心が踊った訳ですが、どうしてプロレス団体を象徴する天才ばかりが、魔界の住人とコンタクトを取るのでしょうか?

団体の象徴。圧倒的なベビーフェイス。そのプレッシャーは常人には予想することもできないのどの重圧なのかもしれません。

ファンに愛されつつ、結果も出し続ける。さらにはプロモーションだって全力投球。

また、怪我や後輩からの突き上げなど、終わることのない心労が彼らを襲っているのかもしれません。

そんなヒーローの心に悪魔が魔界からささやくのかもしれません。

「開放しちゃえよ...」と。

スマートなベビーフェイスでは絶対できないことを表現したい。そんな水面下の欲求が魔界からの囁きで爆発したのが、今回の魔流不死選手だったのかもしれません。

化身と本体の関係は明らかにされていませんが(体を乗っ取られているor分身など)そんな背景があって、こういったヒールレスラーが生まれているのかもしれませんね。

また会おうということで、次の試合も楽しみっす。

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