プロレスリング・ノアが後楽園ホールで『お客様あり』での試合を開催決定

プロレスリング・ノアが後楽園ホールで『お客様あり』での試合を開催決定を発表した

2020年6月14日に開催された「NOAH “GO FORWARD” powered by ABEMA」。

GO FORWARDとは前進するという意味。日本のプロレス団体が自粛する中、いち早く無観客試合を行い続け、この期間中最も話題と注目を集めたのはプロレスリング・ノアだというのが“僕の見解”だ。

三沢光晴さんのメモリアルとして、プロレスリング・ノアはホームページや新しいロゴを緑色でジャック。

創設者のことをずっと忘れずに業界トップを目指していく。そんな気持ちは公式のTwitterからも溢れ出ていた。

今日はメインイベント「GHCヘビー級選手権試合」潮崎豪選手VS齋藤彰俊選手について触れていきたい。

ちょっとその前に。

ケンドー・カシン選手や武藤敬司選手、桜庭和志選手など昭和から平成のプロレスファンには堪らないレスラーが次々とプロレスリング・ノアのリングへ上がっている。

シン・新日本プロレスを標榜し、常に新しいプロレスを魅せる業界TOPに対して、箱舟が目指しているのは美学のある戦い。

つまりは、往年の人気レスラーが持つ実力を全面に押し出し、「久々にプロレスを見てみようかな?」と思わせるのがプロレスリング・ノアの戦略なのだ。

齋藤彰俊選手が潮崎豪選手の目の前で挑戦状を読み上げたことからもそういった物語は始まっていたように思う。

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齋藤彰俊、54歳

先日、新日本プロレスで長年活躍した“野人”中西学選手が現役を退いた。年齢は53歳。つまり、中西学選手よりも年齢が上の超ベテランが潮崎豪選手の相手だった。

水泳でジュニアオリンピック優勝、全国大会出場という実績を持ちつつ、極真会館で空手の鍛錬を積んでいた齋藤彰俊選手。

...やっぱり触れるしかない。齋藤彰俊選手は三沢光晴さんの最後の試合で対角線に立っていたレスラーである。

「GHCタッグ選手権試合」バイソン・スミス選手&齋藤彰俊選手VS三沢光晴さん&潮崎豪選手。

現代引退すら頭をよぎったが、最終的には自分が十字架を背負うと決意し、現役続行を決断。プロレスリング・ノアで生きることを決めた。腹を括った男は強かった。

小橋建太さんはインタビューでこう語っている。

潮崎豪と齋藤彰俊のGHC戦は2度目だと思います。それ以外にスペシャルシングルマッチを何回かやってますよね。三沢さんと最後に組んだ男と最後に闘った男ということで。その事実は事実として、これはあまり見たくないカードでもあるんです。齋藤選手は重い十字架を背負ってきた。僕は齋藤彰俊の実力を知ってます。だからこそ、こういう意味合いで組む試合ではないと思う。もう十字架は充分に背負ってきたんだから、そういうのを外した、純粋なぶつかり合いを見てみたいというのが正直な気持ちです。

出典:ヤフーニュース

 

I am Noah

令和時代のノアを背負う男は凛とした雰囲気でリングへと上がってきた。

その壮絶な試合内容については...。こちらはABEMAで1週間無料配信されているため、ぜひこちらでチェックしてみて欲しい。

個人的な見解としては、素晴らしい試合。とても、爽やかな気持ちになるいい試合だった。

gxyt4.app.goo.gl

大発表の正体

事前に告知されていたプロレスリング・ノアの大発表は後楽園ホール大会の開催だった。これはお客様も入れての後楽園ホール大会となる。

まだまだ油断してはならない時期だが、こうした明るいニュースが出ることはやっぱり嬉しいものである。

各プロレス団体が自粛に入る中、最初から最後まで攻めの姿勢を貫くプロレスリング・ノア。

今回の大会でも新しい発表や仕掛けが次々と行われ、ファンへ刺激を与え続けている。

これからのプロレスリング・ノアに期待したい。

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