スターダムのジュリアを推していくと決意した朝

スターダムのジュリアを推していくと決意した朝の話を書きたい。

思わずそう思ってしまうインタビューが東京スポーツに掲載された。

まずは見出しから。「【スターダム】ジュリアが全方位攻撃を予告 ライバル2人失い新標的を設定」

タイトルを見た瞬間、胸に来るものがあった。そうなのだ。ジュリア選手の気持ちは宙ぶらりんになってしまい、更には解決の糸口すらない。

ジュリア選手が今後、こんなことをしたい。あんなことをしたい。絶対に勝ちたいと思っていた2人のレスラーは既はどんなに手を伸ばしても届かない場所に行ってしまった。

スターダムが活動を休止している期間にハーフのレスラーとして対立関係であり、東京ドームでは同じコーナーに立った木村花さんは永眠し、『ワンダー・オブ・スターダム王座』を懸けて挑戦を表明していた星輝ありささんは現役を引退してしまった。

ジュリア選手がライバルとしてぶつかり合い、しばき合うはずだった2人。言葉を選ばずに敢えて言うのであれば、大切な存在が2つも失われたのだ。

今後、私は何を目標にしていけばいいのか。そんな悩みが出ることも当然であり、深い苦しみと悲しみが彼女を包んだと思う。あくまでも僕の見解だが、本当に色々な感情が浮かんだと思う。

そして、その気持ちは誰にも理解することができない。気持ちをぶつける先もない。

そんなジュリア選手が定めたテーマがこれだ。

「面白くするために、新しい敵をどんどん作る。全方位にいく」。この発言に気高さと強さを感じた。肉体が強いだけじゃない。心が強い。これがジュリア選手の魅力なのだ。

これからジュリア選手をばっこし推していくためにも、もう一つのエピソードにも触れていく必要があるだろう。

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パーソナルトレーナー

新日本プロレス“ロッポンギ3K”SHO選手を『新日本プロレスコンクルソ』で1位(Mr.新日本)に導いたトレーナーの存在はご存知だろうか。

SHO選手の中学生時代の後輩であり、現役ボディビルダーである水田吉優選手。彼の追い込みは半端じゃない(キツさも結果も)。

食事管理からトレーニングまでパーソナルトレーニングを受けているSHO選手の肉体を見ればトレーナーとしての手腕は折り紙つきといったところだろう。

この水田吉優選手がパーソナルトレーナーを務めていたレスラーはSHO選手だけではない。木村花さんも水田吉優選手の元でトレーニングへと励んでいたのである。

彼女のしなやかでかつパワフルさも併せ持っていた肉体は水田吉優選手さんが生み出したものでもあったのだ。

そして、つい先日この投稿があった。

ジュリア選手は水田吉優選手と共に、木村花さんが目指していた業界を圧倒するような肉体を作り上げることを決意している。

心の傷なんてそう簡単に言えるはずがない。であれば、筋肉を徹底的に痛めつけ、鍛え上げることで乗り越えていく道を選んだのだ。

そんな健気な心を持つ、ジュリア選手を応援せずして何をしろというのか。

 

駆け引きの上手さに期待

ジュリア選手は今後の展開について元キャバ嬢だけに押したり引いたりと駆け引きは得意だと語っている。

押してダメなら引いてみろ。2018年の新日本プロレスでも話題になったキーワードである。

当時、『NEVER無差別級王者』だった後藤洋央紀選手は『G1クライマックス』での借りを返すべく飯伏幸太選手に何度もアタックを繰り返していた。

試合を熱望する後藤洋央紀選手に対して、さほど興味はないと返す飯伏幸太選手。その姿はまるで、「あなたのことが好きだ!」と伝えつつも全く相手にされていない男性を彷彿とさせた。

何度デートに誘っても気のない素振りをする高嶺の華。そんな飯伏幸太選手に対して、後藤洋央紀選手が魅せたのが引いてみる作戦だった。

「ちょ!ちょっと待ってよ!」と動揺を隠せなかった飯伏幸太選手。その模様はこちらの記事をチェックいただきたい。

www.njpwfun.com

ジゴロっぷりを炸裂させた時の後藤洋央紀選手。リング上での関係作りは恋愛に似ている...のかもしれない(ちなみにこの後後藤洋央紀選手は飯伏幸太選手に破れ、東京ドームでの連続タイトルマッチ(シングル)記録が途絶える結果になってしまった)。

ジュリア選手はこれまでの経験を活かして、新しいターゲットを作っていくに違いない。

 

ジュリア選手について勉強しておく

ここまで書いたものの、まだまだ僕はスターダムについて不勉強であるし、ジュリア選手については基本的なプロフィール(アイスリボンから移籍した等)と今の流れくらいしかインプットできていない。

ばっこし推していくためには勉強が必要不可欠ということで、少し学んだことを書いておこう。

まず、名前がいい。僕はTOKIOの「Julia」という曲が大好きだ。それはさておきジュリア選手の入場曲から。

以前はチェッカーズの「ジュリアに傷心」を使用していたらしい。これは福岡出身としては共感ポイント大だ。名曲である。

プロフィールを詳しく見ていくと更に親近感が高まってきた。

イタリアンレストラン店長を経て、ヘアメイク専門学校に通う学費を稼ぐためにキャバクラに勤務した。専門学校在学中、友人に誘われて観戦したプロレスに感銘を受け、人生の方向を転換、卒業を機にアイスリボンの練習生となる。

出典:スターダム公式HP

イタリアと日本のハーフであるジュリア選手はイタリアンレストランの店長だったのである。さらには、自分の力で目標を叶えるべく夜の世界で稼いでいたと。

プロレスとは全く無縁の世界にいたにも関わらず、ヘアメイクの専門学校を卒業後、プロレスラーを目指していたのだ。

これには僕も大きく驚いた。そして、更に気持ちが高まってきた。

夢や目標なんてその瞬間に変わるものだ

僕は福岡出身で学生時代にこの仕事に就きたいと目標を掲げて東京へとやってきた。

ただし、20代の前半にはその仕事(美容師)を止め、別の仕事をはじめることになる。手荒れが〜とか色々理由はあった。ただ、本当にその道で食っていきたいのであれば、別の形は必ずあったはずなのだ。

それでも僕は全く別のキャリアを歩み続け、職種に至っては本当に色々なものを経験してきている。せっかくなのでアルバイトも含めて羅列しておこう。

焼肉屋のキッチン、和食屋のホール、駐車場の管理、コンビニ店員、メンズ向けアパレル店員、レディース向けシューズ屋の店員、アクセサリー屋の店員、美容師、外資系ブランドの店員、人材業界の人事、総務、システム部門、求人広告制作、エンジニア向けWebマガジンの編集・執筆、アニメ、声優関係のコンテンツ編集・執筆。今はゲームの宣伝だ。

やっぱり結構あったな...。

見ての通り、一貫性なんてない。ただ、これがやりたい!こういうことにチャレンジしたいと思い続けた結果、今がある。満足しているし、今が一番楽しい。

同じ道だけを突っ走っている人は最高にカッコいいが、寄り道したりいろいろなことを経験するのだって同じくらいカッコいいのだと今の僕はそう思っている。

ジュリア選手のプロフィールを見ただけで、久しぶりに心の棚卸しができた気がする。

プロレスに興味を持つにはまず、レスラー(人)に興味を持つことが大切だったりする。そう考えると、スターダムで(僕にとって)輝く存在を見つけることができたことは本当に大きいことだと思う。これからしっかりと追っていきたい。

と、そろそろ締めの時間だ。

ジュリア選手の合言葉は「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君!」「アリべデルチ、またな!」らしい。

「アリベデルチ」。ジョジョの奇妙な冒険が好きな方にはお馴染みの挨拶でもある。イタリア語で「さよなら」という意味だ。

これからジュリア選手を推していく僕はこの言葉からはじめたいと思う。「チャオ」。

wwr-stardom.com

いよいよスターダムが再始動する。僕にとってこれから本当にプッシュしていく日々がスタートするのだ。

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