成田蓮はどこへ消えた?

成田蓮はどこへ消えた?

あなたもそう思ったのではないだろうか。2020年6月20日に新日本プロレスが発表した『Lion’s Break Collision』。日本国内に続き、アメリカでの興行も再開するということで、いよいよ本格的に新日本プロレスが始動してきた印象を受ける。

更に参戦レスラーの名前も同時に発表されたワケだが、LA道場のヤングライオンかから元UFCファイターまでこれまた一癖も二癖もありそうな猛者が集っている。

『NEVER無差別級王者』に輝いたガチムチことジェフ・コブ選手。本来であれば、『ニュージャパンカップ2020』もエントリーしていただけに、これから配信されるファイトが楽しみである。

また、“ロッポンギ3K”のロッキー・ロメロ選手もアメリカ大会に参戦。日本ではジュニア戦士たちが猛威を奮っているだけに、彼の動向からも目を離すことができない。

そして、LA道場のヤングライオンたちも健在だ。柴田勝頼選手が日本に帰国している状況でも厳しい練習を積んでいるということで、彼のさらなるレベルアップも見どころの一つだと言えるだろう。

うん。では、本題に入ろう。今回の大会『Lion’s Break Collision』に成田蓮選手の名前がなかった。

つまり、今新日本プロレスを騒がせているグランドマスター(を目指す者)。その正体として僅かながら可能性が出てきた気もするのである。

新日本プロレスのグランドマスターは成田蓮選手なのか。ちょっと厳しいかもしれないが、可能性を探ってみよう。

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強くなりたいんです!

日本の野毛道場から柴田勝頼選手がヘッドコーチを務めるLA道場へと移籍した成田蓮選手。

普通の海外遠征ではなく、道場から道場を渡り歩くという前代未聞のキャリアを形成している。

成田蓮選手が日本を飛び出したのは2019年9月のこと。日米ヤングライオンの対抗戦とも言えるヤングライオン杯の結果を受けてのことだった。

野毛道場の威信を懸けて優勝を飾るつもりが、勝ち点10の2位タイ。優勝者のカール・フレドリックス選手には一矢報いたものの、同じジュニアであるクラーク・コナーズ選手、ライバルである同期・海野翔太選手に敗れるという結果になってしまった。

何かを変えなければならない。強くなりたい。そんな気持ちは彼を柴田勝頼選手のもとへ突き動かした。

成田「柴田さん(※と言ってコメントスペースに入って来ると、フロアに両ヒザを着いて)、お願いします。僕をLA DOJOで、LA DOJOに連れて行ってください。このヤングライオン杯、彼らとやって、僕は柴田さんの下で、プロレスを教わりたい。そう思いました。もっと強くなりたいんです。お願いします(※と言って床に頭をつける)」 

出典:新日本プロレス公式サイト

強くなるために出たアメリカへの旅。そんな彼の試合が最後にチェックできるのはこの試合だ。

New Japan Showdown 2019年11月11日 アメリカ・Globe Theatre Los Angeles(カリフォルニア州・ロサンゼルス) 第5試合 飯伏幸太 VS 成田蓮

 

ヤングライオンのまま強くなろうとしている

柴田勝頼選手はLA道場のヤングライオンに対して、技よりも気持ち、基礎を重点的に教えているとKAMINOGEのインタビューで語っていた。細かなテクニックや技に頼るのではなく、真の強さを会得するために、とにかく基礎が必要だという考え方なのだろう。

成田蓮選手と飯伏幸太選手との試合を見てもそう。海野翔太選手がイギリスの地でデスライダーを使用したのとは対照的に基本的にはヤングライオンスタイルのままで戦いを挑んでいる。

この前日、バックステージで成田蓮選手はこう語っていた。「次の飯伏戦、ヤングライオンの時に教わった技、力、すべてをぶつけたいと思います」

飯伏幸太選手との戦いを経てから成田蓮選手にどんな変化があったのだろうか。LA道場に旅立って以降、SNSの更新は途絶えているため現在の容姿すら不明である。

彼はどこへ消えてしまったのだろうか。

 

日本にいる...のか?

正直、グランドマスターを目指すものについては、川人拓来選手が一番しっくり来る。海外遠征の期間や実績を見ても新日本プロレスのリングに帰ってくるタイミングだ。

ただし、グランドマスターを“目指すもの”というフレーズが少しに気にかかる。強くなりたいと言ってアメリカを目指した彼がその正体と言ってもあまり違和感を感じない。※あんなに足が上がるのか?と言われるとちょっと厳しいが...。そして、何故アメリカに行った彼がチャイニーズ感を出しているのか。キン肉マンで一番好きなキャラがラーメンマンだから?なんてことはあるのだろうか。

ともかく、今回のアメリカ大会に成田蓮選手がエントリーしていないのは事実。一体、成田蓮選手はどこへ消えたのか?

そんなことを考えながら、改めて彼の動向をチェックしていきたいと思う。

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