新日本プロレス、大阪城ホール大会の応援方法を考える
新日本プロレス大阪城ホール大会の応援方法を考える。
棚橋弘至選手のPodcast番組『棚橋弘至のPodcast Off!』で、2020年7月11、12日に開催される大阪城ホール大会(DOMINION in OSAKA-JO HALL)の応援について言及された。
新日本プロレスが有観客試合を開催するのは、2020年2月26日(水)の沖縄大会以来。約5ヶ月ぶりの大会となる。
会場設備や実況、解説陣の力で無観客試合も「アリ」だと思わせるレベルに仕上がっていた。
ただし、やはりプロレスとは観客と一緒に創っていく作品だ。ファンの存在が後押しとなり、さらに凄い試合が繰り広げられる予感が広がってくるよう。
今日は、番組内で話題となった「応援方法」について考えてみたい。
前提知識として、DDTプロレスリングやプロレスリング・ノアなど先んじて有観客試合を開催した団体に関しては、「ほぼ声を上げない」観戦がスタンダードとなっていた。
会場でプロレスを見ることができるだけで十分。声を張り上げての応援は、団体がOKを出してから。そんなファンの気持ちが伝わってくる。
100人以下の大会ではない。今回の大阪城ホールは数千人規模の人が集まる大会となる。
ちなみに2019年6月9日の『DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL』は11,901人(札止め)。※KENTA選手が新日本プロレスに姿を現した日である。
スタッフさんの徒労を考えると、少し控えめくらいなくらいが丁度いいのではないか?そんなことを考えつつ、応援方法について考えてみたい。
手拍子最高説
他団体の試合を見ていて、手拍子の破壊力にビックリした。無観客試合とこんなにも雰囲気が違うのか?と思うほどに手拍子は試合を盛り上げる効力がある。続いては足踏み。これも明らかに試合の雰囲気を盛り上げると思う。
ところで、好勝負になると足踏みしてしまうのはなぜだろう。DNA的に何か刻み込まれているのだろうか...。
会場に集ったファンが声帯を使わずに、手や足などを叩いて音を鳴らすだけでも十分ファンの気持ちを伝えることはできるのだ。
ここまでが定番の応援方法。続いて、予算を度外視した応援を考えてみよう。
全試合に応援ボード
以前、Bリーグ(プロバスケットボール)の試合を見に行った際、会場で配られている冊子(新聞風)が応援ボードとしても使うことができる工夫が凝らしてあった。
この戦略を参考にして全試合の赤コーナー・青コーナーに出場するレスラーを印刷した応援ボードを配布するのはどうだろう?
ヤングライオンが壮行試合に行くときや名レスラーが新日本プロレスを卒業する時に掲げられる応援ボード。音はならずとも視覚でレスラーの入場に華を添えることもできるし、配信で見ている側しても「新日本プロレスが本格に帰ってきた感」が伝わり、感情的になってしまう光景が生まれそうな気がする。
Xylobands™(ザイロバンド)の導入
アーティストのライブ会場で使用されている「ザイロバンド※光るリストバンド」をご存知だろうか。
「ザイロバンド」とは遠隔操作で光のONOFFや、色を操作できるというもの。点滅なども細く設定できるので、ファンとアーティストに一段階上の一体感を生み出すアイテムとなっている。
おそらくプロレス団体での導入は...。WWEくらいか?ググっても引っかからなかったので、ひょっとすると前例はないかもしれない。
声が出せないのであれば、光で応援すればいいじゃない?ザイロバンドを導入することで、入場がさらに盛り上がるのは間違いない。
出ちゃった声はしょうがない
プロレスを見ていて、思わず声が出てしまう瞬間は必ずあると思う。「アー!」「うわ―!」「やばい!!!」などは我慢しなければ止められないし、我慢しようとしていても声が思わず出てしまうこともあるだろう。
おそらくスタッフもそこまで細かい注意はしないはずだ。ただし、大声で叫び続けるのはまだ早いと思う。
これまで周囲のファンが注意するケースもあったが、今回ばっかりはそうもいかない。一人ひとりのマナーが大切になってくるのだ。
改めて木谷オーナーの言葉をここに張っておこう。
ご存知の方も多いと思いますがライブイベントは無観客やキャパ半数以下のイベントより早いうちに中止にしてしまうのが一番損失が小さいです。
— 木谷高明 (@kidanit) 2020年6月12日
今回の大阪城ホール大会では物販もない。つまりはそういうことなのだ。新日本プロレスはリスクを背負いつつもファンのために、大阪城ホール大会を開催するのだ。
僕たちにできることは新日本プロレスが発表したマナーを遵守することだけ。その枠内でできるプラスアルファがレスラーとスタッフを驚かせるのだ。
ウェーブや大音量の手拍子、叩く専用のメガホン(これはそのうち新日本プロレス公式で発売されそう)。
いよいよ後、2日に迫った大阪城ホール大会。「ニュージャパンカップ2020」を制するのはオカダ・カズチカ選手かEVIL選手か?
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