鷹木信悟がバレットクラブへ移籍するメリットを考察

鷹木信悟がバレットクラブへ移籍するメリットを考察してみる。

EVIL選手「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を離脱し、「バレットクラブ」へ合流。

裏切り、離反、ユニット移籍。

今振り返ると2018年のジェイ・ホワイト選手&外道選手&邪道選手が最後であり、約2年もの間事件は起こっていなかった。

ただし。一つのドミノが倒れると連鎖的に動くのか世の常である。

EVIL選手だけで悲しみの連鎖が終わるのかと言われれば、そうでもない気がするから不思議だ。

今、最も「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」脱退について熱視線を浴びているのは鷹木信悟選手で間違いない。

理由は大きく2つある。一つは新日本プロレスの公式スマホサイト。SHO選手との一騎討ちの前に更新された日記の最後の写真に全ての疑惑が集約されている。

次に、EVIL選手が離反の意思を示した時「鷹木〜!」と口にしたことだ。

裏で何らかの動きが起こっているのは間違いない。

鷹木信悟選手とEVIL選手。アニマル浜口ジムの先輩後輩という間柄の2人。奥底にあるルーツは同じく「気合だ!」である。

また、最も違和感があるのは「NEVER6人タッグベルト」が今なお正式に返上が発表されていないことだ。本来であれば即刻発表があっても不思議ではないはずなのだ。

「いらねーんだよ」と口にしただけで正式に返上はしない。その意図はどこにあるのか。

EVIL選手の裏切りから一週間が経った今日、鷹木信悟選手が「バレットクラブ」に加入するメリットについて考えてみたい。

 

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ヒールとしての生き方を取り戻す

まずは、鷹木信悟選手が新日本プロレスに移籍する以前の話。「ドラゴンゲート」時代を少し振り返ってみよう。

若手時代から「ドラゴン・ゲート」ではベビーフェイスとヒールを行ったり来たりしていた鷹木信悟選手。

Blood Generation、NEW HAZARD、REAL HAZARD、Typhoon、KAMIKAZE、望月軍(仮)、JUNCTION THREE、暁〜akatsuki〜、MONSTER EXPRESS、VerserK、ANTIAS。15年でこれだけのユニットに所属している(ドラゴン・ゲートがそういった団体ではあるのだが...)。

「ドラゴン・ゲート」でのキャリア終盤。「VerserK」で活動していた時は特にやりたい放題に暴れまわっていた。

セルリアンブルーのリングで躍動する鷹木信悟選手は、ベビーフェイス以外の何もない。ダーティーな技はゼロ。バチバチのファイトで会場を湧かせる正統派のプロレスラーだ。

ただ、これでいいのだろうか。鷹木信悟選手は最速で新日本プロレスのトップ戦線に加わった。今の位置を保つのではなく、さらに一つ上のステージを目指す。

ユニットなんて頻繁に変わるもんだろう?という新日本プロレスに新しい価値感を与える役割を担う可能性もあると考えた。

 

2018年10月8日。答えはここにあった

そもそも鷹木信悟選手は高橋ヒロム選手の怪我がなければ、本来「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」に加入する予定は無かったはずだ。

「高橋ヒロムの帰りを待つ」そのために必要な一歩踏み出す勇気として選ばれたのが、鷹木信悟選手だった。

内藤哲也選手とはアニマル浜口道場で兄弟弟子で年齢も同じ。

「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の6人はハートでつながっている。

そんな不文律はEVIL選手の手によって破られた。

EVIL選手の離脱後。次に美味しいのはユニットに残ることよりもユニットから飛び出すことだと思っている。

ファンは常に新しい刺激に飢えている。6人の時代が終わった。

2018年10月8日、「九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING」両国国技館大会。“X”として姿を現した鷹木信悟選手は“ラスト・オブ・ドラゴン”でSHO選手を仕留めた後、バックステージでこう語っていた。

鷹木「これが鷹木信悟の出した答えだ。俺も内藤のおかげで一歩踏み出す勇気をもらったよ。面白くなるな、これからプロレス界。内藤が言うように確かに俺は環境を変えるというリスクはあるかもしれないが、ハイリスク・ハイリターンだよ。リスクがなければ大きな成功はない。まあそういった利害が一致したということだ。ま、俺はこれからも必ず我が道を突き進むだけだから目を離すな」

出典:新日本プロレス

ハイリスク・ハイリターン。

リスクがなければ大きな成功はない。

利害が一致した。

今の「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」にいることと、バレットクラブへ移籍すること。どちらにリスクがあり、どちらのリターンが大きいか。ここからはこの点をフォーカスして考えてみたい。

 

今、一番美味しい選択

もしも、鷹木信悟選手が「バレットクラブ」へ移籍したとして、どれだけのメリットがあるのか考えてみたい。

新日本プロレスの生え抜きであり、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の2枚看板である内藤哲也選手と高橋ヒロム選手と戦うチャンスを得ることができる。

本日更新された新日本プロレス公式スマホサイトの日記で内藤哲也選手がEVIL選手に指摘していた点が的確過ぎた(ぜひ、お目通しいただきたい)。この弱点を担うのであれば鷹木信悟選手がうってつけである(ヒントはマイク)。

何より今の「バレットクラブ」へ移籍すればトップの座は固い。EVIL選手と鷹木信悟選手の2枚看板。これが新しい「バレットクラブ」の形だと考えれば、それはそれでハマる気がしている。

ここまでメリットを挙げてみたが、外的要因でもう一つ理由があると思っている。

鷹木信悟選手はSHO選手との「NEVER無差別級選手権試合」で新日本プロレスでの第一章が終わった感があるのだ。

正直、今のままでいると挑戦を受ける側に回ってしまう。であれば、一気に環境を変えて、ハイリスク・ハイリターンの道を歩む可能性は十分にあると言える。

以前、外道選手がオカダ・カズチカ選手を裏切った時、真っ先にTwitterで邪道選手がリアクションをしていた。

まるでファンへベルトの動きをアピールするかのような発言。モノクロに加工された写真。その真意はどこにあるのだろうか。

 

我道驀進の前にある2つの道

ここまで鷹木信悟選手が「バレットクラブ」へ移籍するメリットを書いてみたが、デメリットについても考えなければならない。

正直言って「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」に所属している事自体が大きすぎるメリットである。

ビジネス的に考えればグッズが売れる。会場人気NO.1。エントランスミュージックだって新日本プロレスから特別扱いを受けている。

EVIL選手がいなくなった「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」で新しい道を切り開く役割を担うこともできる。人気ベンチャー企業でいいポジションをキープすると考えれば、決して悪い選択ではないと思うのだ。

ブーイングにまみれてでも新しい環境を選び、新しい物語を紡ぐか。それとも歓声を受けながら今のユニットを守るか。

まずは、EVIL選手と高橋ヒロム選手との試合後(試合中)に注目だ。

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