新日本プロレス5ヶ月ぶりの後楽園ホールはバッドエンドに
新日本プロレス5ヶ月ぶりの後楽園ホールはバッドエンドに。
2020年7月20日、新日本プロレスが後楽園ホールで有観客試合を開催した。
“非公開”ではなく、正式に後楽園ホールで観客を入れた試合は2月22日以来となる。
“野人”中西学さんへレインメーカー、ハイフライ・フロー、G.T.R、カミゴェがぶち込まれたあの日から約5ヶ月が経った。
いよいよ新日本プロレスがプロレスの聖地である後楽園ホールへ帰ってくる。
この日は7月25日に迫った「SENGOKU LORD in NAGOYA」。ここに向けての唯一の前哨戦がこの日となる。
メインイベントは「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」VS「バレットクラブ」。
EVIL選手と高橋ヒロム選手による「IWGPヘビー級&インターコンチネンタル」ダブル選手権試合への機運を高める一戦だ。
いや、この2人の試合にはそれ以上の意味がある。
気高き獅子の血が流れた“第8世代”同士によるタイトルマッチ。さらにはヘビー級とジュニアヘビー級の境界線すらも軽く飛び越した試合なのだ。
更には「バレットクラブ」入りを果たしたディック東郷選手のメインイベントに登場。
先日からTwitterや日記で意味深な行動を続ける気BUSHI選手の目の前には「リ・ボーン」を遂げた石森太二選手が立つ。
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のリーダー内藤哲也選手の目の前で一体どんな大事件が巻き起こるのだろうか。
高橋ヒロム!バレットクラブへ!?
セミファイナル。永田裕志選手と鈴木みのる選手のしばき合いが終わらない。
辻選手1人では止められず、上村優也選手までもが身を呈して2人の抗争を止める。
いや、鈴木みのる選手に上村優也選手がやられてしまった。戦いたい男リストに入っているプロレス王から再びヤキを入れられる形となってしまった。
そして、運命のメインイベントへ。まずは、BUSHI選手のエントランスミュージックが鳴り響く。
カマイタチ(高橋ヒロム選手)のハーフマスクで入場を果たした。
内藤哲也選手に続いて高橋ヒロム選手が入場。
革ジャンの前を閉めている。ベルトさんは定位置である腰ではなく右手。
これまでにないスタイルでの入場となった。さはにはコーナーで名乗りも受けない。
明らかに高橋ヒロム選手の様子がおかしい。
ここでEVIL選手のエントランスミュージックが鳴り響く。
石森太二選手、“ザ・スポイラー”ディック東郷選手、“キング・オブ・ダークネス”EVIL選手が登場。
高橋ヒロム選手は未だ革ジャンを脱がない。中にどんなTシャツを着ているのだろうか...。
なんと、高橋ヒロム選手が着用していたのは「バレットクラブ」のTシャツだった。
まぁ、高橋ヒロム選手が「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を裏切ることもなく、一気に強襲を仕掛ける。
ディック東郷のキレが凄い
試合中盤。いよいよディック東郷選手が登場。明らかに強い。半端じゃないキレをいきなり魅せてきた。
グランドマスターの正体は彼ではないのかと思わすほどの“グラウンド”技でペースを作っていく。
続いてEVIL選手へタッチすると、剥き出しのコーナーへ内藤哲也選手を叩きつける。
内藤哲也選手から高橋ヒロム選手がタッチを受けると、一気に「バレットクラブ」の3人を蹂躙していく。
邪道選手の辛辣な言葉か飛び交う中で、ファルコンアローが炸裂。
だが、EVIL選手は流れを渡さない。高橋ヒロム選手をダーティーファイトで黙らせる。
ここで気づいたが先日のタイトルマッチとEVIL選手のコスチュームが違う。スカートのひらひらがなかった。
また、髪も少し切っているように見える。
今日の勝者はEVIL
ディック東郷選手のワイヤーがBUSHI選手に迫ると金属ワイヤーで首を締め付ける。
最後はEVIL選手の“EVIL”が炸裂。一気に試合を決めた。
「余裕あるね!EVIL!」邪道選手の嬉々とするコメントがあまりにも皮肉めいていた。
「名古屋でヒロムを地獄に突き落とす」その時までEVILは取っておいてやる。
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の3人は「バレットクラブ」の前に敗れ去った。
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