ウィル・オスプレイが優勝決定戦に進出する可能性

ウィル・オスプレイが優勝決定戦に進出する可能性について書いていきたい。

日々熱戦を繰り広げてきた『G1クライマックス30』もいよいよ大詰め。

新日本プロレス。秋の最強戦士がいよいよ今週末には誕生するのだ

優勝決定戦に進出するレスラーが縛られてくる段階に入ってきた。

Aブロックは大本命のオカダ・カズチカ選手、昨年覇者の飯伏幸太選手、昨年は準優勝に終わったジェイ・ホワイト選手が勝ち点12で並んでいる。

その真後ろの位置をキープし、一発逆転の可能性を持っているのがウィル・オスプレイ選手だ。

現在、勝ち点は10。トップ集団から遅れを取っている状況ではあるものの、勝ち点を奪った相手がデカい。

飯伏幸太選手とジェイ・ホワイト選手から白星を取っているのである。

ちなみに3人がそれぞれ敗れた選手をピックアップしてみる。

飯伏幸太選手はウィル・オスプレイ選手とジェイ・ホワイト選手。

ジェイ・ホワイト選手はウィル・オスプレイ選手とジェフ・コブ選手。

オカダ・カズチカ選手は飯伏幸太選手とジェイ・ホワイト選手。

状況を整理すると飯伏幸太選手とジェイ・ホワイト選手が敗れ、ウィル・オスプレイ選手がオカダ・カズチカ選手を倒せば、勝ち点12で4人が並び、優勝決定戦進出に番狂わせが起こる。

一体何が起きるか分からない。一触即発の雰囲気が漂ってきた。

 

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ヘビー級のオスプレイ

改めて『G1クライマックス30』のウィル・オスプレイ選手について考えてみたい。

現在の体重は105キロ。鷹木信悟選手と『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26』の優勝決定戦で戦った時のウエイトは86キロ。約20キロの増量である。

現在の棚橋弘至選手の試合を見ているとよく分かるのだが、ウエイトは試合内容に大きく影響する。今大会、スリング・ブレイドのスピードや技のキレが全然違う。身体を絞ることで明らかにスピード感は増している。

ウィル・オスプレイ選手は明らかに身体をデカくした。多少、スピードが落ちたとしてもパワーを取った。正直、今は試し切り期間ではないかと思ってしまう。

一回デカくしてから絞る。そんな過渡期なのではないか、と。

そうした予想もありつつ、結果から言えばここまで3敗。飯伏幸太選手、鷹木信悟選手、ジェフ・コブ選手の3人に黒星を喫している。

ウィル・オスプレイ選手にリベンジを果たすべく燃えていた2人。ジェフ・コブ選手はマディソンスクエアガーデンからの連敗ということで、若干苦手意識があるのかもしれない。

最終戦の相手はオカダ・カズチカ選手。優勝決定戦進出において最も重要なのは、オカダ・カズチカ選手から初勝利を飾ることなのである。

 

レインメーカーなしで勝てるか?

オカダ・カズチカ選手が新しいスタイルを模索していることは以前からも触れてきた。

現在、猛威を奮っているマネークリップ(変形のコブラクラッチ)や丸め込み。レインメーカーを敢えて封じることで、シン・オカダ・カズチカ像を作り上げつつある。

www.njpwfun.com

前述した通り、ここまでオカダ・カズチカ選手は飯伏幸太選手とジェイ・ホワイト選手に敗れている。

両試合共にレインメーカーを“出さないこと”にこだわらなければ結果は変わっていた可能生がある。特に飯伏幸太選手との試合は顕著だった。カミゴェ式のショットガンドロップを狙った所を返り討ちにあって敗れた。

今のウィル・オスプレイ選手はオカダ・カズチカ選手とサイズの差は無いに等しい。

  • オカダ・カズチカ選手 191センチ、107キロ
  • ウィル・オスプレイ選手 185センチ、105キロ

2018年の旗揚げ記念日。2019年の『ニュージャパンカップ』、『G1クライマックス』。

そして、2人がであった2015年のイギリス。

Global Wars UK 2015年10月3日 イギリス・レディング 第6試合 オカダ・カズチカ VS ウィル・オスプレイ

オカダ・カズチカ選手に導かれ新日本プロレスというホームを手に入れたウィル・オスプレイ選手。

最大の恩返しはオカダ・カズチカ選手の兄弟分から強敵(とも)へと飛躍することだろう。

次はオスプレイ。まあ、何回も兄弟対決だというような感じでやってますけど、もう今のオスプレイとは兄弟対決だと思ってないし、しっかりと強い相手と戦う、そういうふうに僕は思って、次の試合に臨んでど、うしても勝たなきゃいけないんでね。それは向こうだって一緒だと思います。まあ、そういう戦いをお見せできるのが『G1クライマックス』だと思っているんで、あと少ししかないですけど、楽しんでくださいよ。ドンドン楽しくなるのはこれからですよ

出典:新日本プロレス

 

それぞれの最終戦

ジェイ・ホワイト選手は石井智宏選手。飯伏幸太選手はタイチ選手。 ある意味で天敵と言いような相手であり、最終戦で2人が敗れることだって十分に考えられる。

おそらくではあるが、ジェイ・ホワイト選手が勝利した瞬間にAブロックの代表者が決定するため、メインイベントは必然的にジェイ・ホワイト選手VS石井智宏選手になる(可能生が高い)だろう。

※仮にジェイ・ホワイト選手、飯伏幸太選手、オカダ・カズチカ選手が敗れた場合勝ち点12で4選手が並ぶ。

ジェイ・ホワイト選手は飯伏幸太選手に勝利。飯伏幸太選手はウィル・オスプレイ選手に勝利。

ウィル・オスプレイ選手はジェイ・ホワイト選手に勝利。この3選手が並ぶことになる。

Bブロックの優勝決定進出はSANADA選手だと考えると(そんな予想してたか?)ウィル・オスプレイ選手を除く全員が因縁の相手となる。

一体誰がグループリーグを抜け出すのか。目が離せない展開が続いていく。

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