プロレスにおける合体技について
プロレスにおける合体技について考えてみる。
キッカケは新日本プロレス・新世代ジュニアのカリスマ高橋ヒロム選手がアップロードした以下の動画だ。
なぜ、金丸義信選手&エル・デスペラード選手組に挑戦表明をしたのか。なぜ、彼ら2人にこだわるのか。そして、ライバルから見た彼らの魅力について。
挑戦表明をした当初は流石に今回の挑戦は苦しくないか?と思っていたが、今回の動画を見て僕の心も180度くらい変わった。
勝てるかどうかはさておき(高橋ヒロム選手いわく金丸ワールドが凄すぎるため)、2020年11月1日の『Road to POWER STRUGGLE』メインイベント『IWGPジュニアタッグ選手権試合』を楽しみにしたいと思った次第だ。
YouTubeチャンネルを運営していると、こうしたメリットがあるのだと改めて思う。矢野通選手もそうだが、レスラーとYouTubeはやはり相性がよい。棚橋弘至選手も興味を示していたように、これからチャンネルを持つレスラーが更に増えていくかもしれない。
そろそろ本題に入ってみよう。高橋ヒロム選手は動画内でタッグの合体技にこだわっていると語っていた。
金丸義信選手&エル・デスペラード選手は合体技がない。一方で高橋ヒロム選手&BUSHI選手のタッグは合体技にこだわっているという。
以前、プロレスをあまり知らない友人にこう言われたことがある。
「合体技ってアリなの?」と。
本質的かつ回答に困る問いである。この時は「考えるな、感じろ」的な返しをしたのだが、よくよく考えてみるとどうなのだろうか?
その答えについて考えてみたのでまとめていきたい。
合体技は反則技である
先に答えというかこの認識をもつことが大切だ。合体技は反則技である。つまり、推奨はされていない。
極論を言えば、凶器攻撃などと同等の扱いになる(ディック東郷選手らはレフリーに見つかり次第即反則負けが確定になるため、実はかなりリスキーなことをしているのだなぁと思った)。
実際、鍛え上げられた肉体のプロレスラーが数的有利な技を出してきたらそりゃ反則だろうよ、と。
ただ、プロレスにおける反則技とは奥が深い。“5カウント”までは許容されている。
5秒ではなく5カウント。まずここだ。レフリーが反則とみなした場合、反則カウントが取られる。
その際、カウントのとり方が特徴的だ。例えば、ナックル。ジュース・ロビンソン選手は複数回相手の顔面に拳を打ち込むが、連続のカウントになっていない。
1発で1カウント。つまり、ナックルは反則技ではあるものの、これを使ったからといって、反則負けになるわけではないのだ。
一方で、指を2本以下で極めた場合(鈴木みのる選手らが使用)は極め続けているため、反則カウントは連続で取られることになる。
5カウント以内に技をキメる
では、合体攻撃はどうか?僕はここに一つの解を見つけた。
タッグチームが合体攻撃のモーションに入る。ここで“レフリーが反則カウントをはじめた場合”、5カウント以内に技をキメなければ反則になるのだ。
レフリーはリングの上を公平に裁く神である。レフリーがNOといえばNO。イエスと言えばイエスなのだ。
実は今回のテーマを選んだのは実はもう一つ理由があったりする。
GYWもいい感じ!!タイチにディスられて『せーの!!』が話題になっておりますが俺からしたら今さら感…GYRも柴田選手との合体牛殺しも結構前からタイミング合わせる時はこれ!!コロナ禍でお客様も声を出せない状況だからこそ聞こえる音なのですね。日本人なら誰もが言ったことはあるはずやっぱり『せーの!!!』でしょ!!
こちらのブログを読んだ時に、確かに合体牛殺しの時にもやってなぁと。
プロレスにおける合体技は反則技である。ただ、ルールを上手く使って戦うのはプロとしては当然のこと。今度から友人に合体技はアリなのか?と訊かれたらこう返すようにしよう。
レフリーが反則とみなしてないからアリだと。
金丸ワールドと前哨戦
最後に。
返事ねぇ・・・#njpw #IWGPJrtag
— El Desperado (@ElDesperado5) 2020年10月28日
今回の前哨戦はプラットフォームを跨いで進行している。
リング、バックステージ、Twitter、YouTube。全てをチェックすることで今回の『IWGPジュニアタッグ選手権試合』は全容が分かるという感じだ。
決戦は今週末。さらに動きがありそうな予感がすごいので、引き続きチェックしていきたい。
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