『有田プロレスインターナショナル』を見て、好きな入場曲を考える

『有田プロレスインターナショナル』を見て、僕も好きな入場曲を考えてみたいと思った。

いよいよ旗揚げしたAmazonプライムビデオ独占配信の新番組『有田プロレスインターナショナル』。

有田哲平さんのメッセージ通り、アラフィフのオジサンたちがキャッキャとプロレスで語り合う様子は、まさにこんな番組を待っていた!という内容だった。

初日から4本同時に配信がスタートするという太っ腹な戦略。その中のテーマにレスラーの入場曲を聴きまくるというものがあった。

2000%ないのは承知の上で、もしも僕がゲストに呼ばれてこのコーナーに出演するとしたら?という妄想をしてみたい。

数ある名曲の中から一曲を選ぶ。更に神曲が鳴り響く中で入場まで体験できる(実際はただ歩いているだけだったりする)。

絶対にこの曲しかないと思える一曲を選びたいところだ。

ここまでコラムを書き進めながら考えていたのだが、まず3曲に絞ってみよう。

いきなり一曲はさすがに厳しかった。

一番最初に浮かんだのはオカダ・カズチカ選手の入場曲「RAIN MAKER」。

次に浮かんだのは...柴田勝頼選手の「Takeover」。

そして、最後は...中邑真輔選手の「Subconscious」だ。この中から一つを選ぶのは中々難しい...。

 

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レインメーカーの入場

主人公感と同時にラスボス感もある一曲。そして、入場する人を選ぶ一曲でもある。

新日本プロレスワールドと会場で一番ギャップがあるレスラーがオカダ・カズチカ選手かもしれない。

会場で見るオカダ・カズチカ選手はとにかくデカい。そして、華が半端じゃない。

とにかく、とにかくカッコいいのだ。

金の雨が舞うド派手な入場には、これまた聴く者の心を奪うハードなアレンジの入場曲がピッタリである。

僕が「RAIN MAKER」で入場するのならば、金の雨が舞う中でレインメーカーポーズ。続いて、ヤングライオンに両脇を守らせつつ、リング(壇上へ)。

トップロープを掴んで客席に何かを叫ぶ。そして、リングイン。再びレインメーカーポーズ。

明らかにカッコいい。明らかに気持ちが良さそうである。

 

ザ・レスラーの歩み

繊細なギターソロが流れ始めるとなぜだが、ピリッとする雰囲気に包まれる。

その直後に姿を現すのが漢の顔をしたザ・レスラーであることをみんなが知っているためだ。

入場時にパフォーマンスはしない。ガウンも着ない(以前、北の地域で試合をする時にKUSHIDA選手は上着やダウンを着て暖かかそうだが、自分はタオルを首に巻いたのみで寒いと語っていたことがあった)。

観客、対戦相手に漢の根性を見せる。

ザ・レスラーの入場はいぶし銀の輝きで満ちているはずなのに、溢れ出るカリスマ性と昭和と今をつなぐ雰囲気が古き良きという言葉だけで表現できない何かを生み出している。

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キング・オブ・ストロングスタイル

もう一度新日本プロレスで観たいレスラーは誰?と聞かれれば、脊髄反射的に中邑真輔選手と答える。

個人的には一択と言っても過言ではない(怪我や引退したレスラーを除く)。

一度でいい。東京ドームで中邑真輔選手の入場を見てみたかった。

華麗で激しいギターサウンド。ド派手な衣装(飯伏幸太選手をジョーカーと呼び、己はキングの格好で現れた2015年の東京ドーム。「何という出立ちだ...!」と言えば伝わると思う。)

リングに降臨すると、「なっかむらーー!!!」で一気にコーナーロープを掴み、「しんすけーー!!!」で体を逸らす(文字にする時何て書けばいいんだ...)。

あの入場は人生で一度やってみたいものである。似合うか?と言われれば決してそんなことは無いとと思うが自己満なので何でもアリだろう。

 

野上アナの前口上

入場曲について考えると、野上慎平アナウンサーの実況が恋しくなってきた。新日本プロレスワールドで調べてみたところ最後に実況をしたのが『SUMMER STRUGGLE in JINGU 2020年8月29日 東京・明治神宮野球場 第6試合 IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合 内藤哲也 VS “キング・オブ・ダークネス”EVIL』の一戦。

つまり、2ヶ月以上は彼の実況を耳にしていないのである。どうりで何かが足りないと身体が欲していたわけだ。

彼の声を浴びながら入場ができたらどんなに幸せなことだろうか。最高の入場曲に最高の実況。そして、最高のリングアナのコール。ここまでをセットで体感できるならば...。一生の想い出になることは間違いない。

と、そのうち『有田プロレスインターナショナル』で実況がテーマになった配信もあるような気がしてきた。

プロレスの歴史や事件を有田先生の元で学んだ僕たちには改めて、プロレスってこんな楽しみ方もあるのだと立ち止まったり、振り返ったりする時間が必要なのだ。

新しい刺激を求め過ぎて、本来の魅力が見えなくなってきた。大味ではなく、出汁を楽しむ。そうすることで改めて、プロレスの奥深さや面白さに気付くことができるのである。

『有田プロレスインターナショナル』恐ろしい番組である。

最後に。僕がどの入場曲で入場できたら...という話だが、書いてる途中で後藤洋央紀選手の「覇道」やタイチ選手「pageant」なども頭をよぎってきて、収集がつかなくなったのでオチはなしということにしておいて欲しい。

だって、究極的には大仁田厚さんの「Wild Thing」もあるわけで。ゴミが投げ込まれる東京ドームの花道...。あんなエピソードは恐らく2度と起こり得ないシュチュエーションだろう。

もしよろしければ、Twitterのリプ欄にあなたの好きな入場曲(入場してみたい曲)を書いてみて欲しい。

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