高橋ヒロムと石森太二の「スーパージュニア」開幕戦に注目!

いよいよ2020年11月15日からスタートする「WORLD いTAG LEAGUE 2020 & BESTOF THE SUPER Jr.27」。

史上初の同時開催。東京ドームへの最後の切符をかけたレスラーたちの熱い戦いがはじまろうとしている。

今日はそんなシリーズ初戦でメインイベントを掴み取った高橋ヒロムと石森太二の「スーパージュニア」開幕戦に注目してみたいと思う。

“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”高橋ヒロム選手と“バレットクラブ”石森太二選手は、新日本プロレス新世代ジュニアを牽引している2人である。

目の離せない試合内容と圧倒的な華。そして、独自のキャラクター性。三拍子揃った高橋ヒロム選手は今や新日本プロレスジュニアのエースとも呼べる存在だ。

一方で石森太二選手。上背を補って余りあるパワーとスピードは唯一無二の個性とも言える。

また、一度リングを降りるとヒールレスラーでありながら隠しきれない素朴な好青年っぷりは、ファンの心を鷲掴みにした。

2019年と2020年の違い。新日本プロレスジュニアの変化についても抑えつつ、2人の大一番について考えてみたいと思う。

 

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2人の不在はどう響くか?

2019年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を牽引したのは間違いなく、この2人だった。

優勝決定戦へ駒を進めた2人。ウィル・オスプレイ選手と鷹木信悟選手である。

ウィル・オスプレイ選手はロビー・イーグルス選手(当時、バレットクラブ )やエル・ファンタズモ選手との激闘を制し、リーグ戦を勝ち抜いた。

優勝者決定戦では自らを“ドラゴン・スレイヤー”と名乗り、“龍王”鷹木信悟選手を討伐することに成功した。

一方で鷹木信悟選手。彼は本当に素晴らしかった。

初出場初優勝こそ逃したものの、リーグ戦は全勝。さらにその全てが好勝負をきたものだ。

“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”第6の男はここでの結果を通行手形にして、無差別級への門を開き、今では『NEVER無差別級』の申し子となっている。

今年は去年のTOP2がいない。ただ、この男もいなかったことを忘れてはならない。

 

シングル王座返り咲きへの糸口

2020年11月5日高知・高知県民体育館大会のバックステージで高橋ヒロム選手はこんなメッセージを残していた。

ヒロム「前回も言ったけど、俺が復帰宣言をして1年が経つんだよね。早いよね! コロナのせいで試合がなくなったりでいろいろあったから、アッという間だ! そう、人生アッという間だなあ……なんて50年後とかに言ってるのかな? “ヒロムの20周年記念、あれはヤバかったよね? あんなのやっていいの? あり? でも楽しかったあー!”、なんて言ってるんですかね? アッ、いま話してたのはコメントじゃないですよ! とりあえず今日は『(BEST OF THE)SUPER Jr.』最終前哨戦だ! 相手に出場選手いなかったんだけどね。気分は前哨戦だったよ! とりあえず、11月15日から始まる『BEST OF THE SUPER Jr.27』、みんなで盛り上がっていこうぜーーーーーー!」

出典:新日本プロレス

あの復帰宣言から1年。確かに早い。すっかり忘れていたが、高橋ヒロム選手は1年半以上欠場していたのだ。

2020年は東京ドームでウィル・オスプレイ選手を破ることに成功したが、神宮野球場大会で石森太二選手を相手に惜敗。

“ベルトさん”奪還という意味でも負けられないシリーズになることは間違いない。

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余談だが、初のスタイルブック『HIROMU BOMB!!!』、2020年12月17日発売決定した。高橋ヒロムファンであればマストバイとも言えるアイテムになるのは間違いない。

 

ジュニアのベストバウトマシーン

現WWEのKUSHIDA選手が新日本プロレスを抜けた時、もしも石森太二選手がいなければどうなっていたのだろう。

石森太二選手はそう思わせるほどの実力者である。

2020年にはプロレスリング・ノア時代に“天敵”とも呼ばれた金丸義信選手(石森太二選手が金丸義信選手に全く勝つことが出来なかった)から勝利。

今度はチャンピオンとして高橋ヒロム選手を迎え撃つ形となる「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で一体どんな試合を見せてくれるのか。

開幕戦のメインイベントを「ワールドタッグリーグ」から勝ち取った一戦に期待が集まる。

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