上村優也のサプライズ参戦!こういうのは理屈じゃない
上村優也のサプライズ参戦!こういうのは理屈じゃない。
金丸義信選手の欠場を素直に寂しがり、上村優也選手のサプライズ参戦を応援する。それだけでいいのだ。
まさに青天の霹靂だった。
2020年11月12日。新日本プロレスは「鈴木軍」の“ヒールマスター”金丸義信選手の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27」欠場を発表した。
2020年11月5日以降、右膝の負傷で欠場が続いていた金丸義信選手。
「IWGPジュニアタッグ王者」としてその実力を遺憾なく発揮し、2020年には“金丸無双”という言葉が生まれるほどの大活躍を見せていた。
正直、僕はあれほどのパフォーマンスを見たことがない。リングの上を、試合を完全に支配する。
それほどの実力が金丸義信選手にはあった。
個人的にはSHO選手(鷹木信悟選手をシングルで破った)と金丸義信選手が優勝を争うのではないか?と思っていただけに、肩を落とす結果としか言いようがない。
ただし、こうなってしまったものは仕方ない。
この男に懸けるしかない。
僕がリアルタイムで追っている中で、史上最高のヤングライオン 。それが上村優也選手なのだ。
【『SUPER Jr.』出場選手変更のお知らせ】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年11月12日
金丸義信選手の代替選手として、上村優也選手が初出場!
大会へ向け、コメントを発表!!
※コチラから!
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上村優也の言葉
先輩レスラーの欠場により巡ってきたチャンスについて、上村優也選手は新日本プロレスの公式サイトでこうコメントしている。
『SUPER Jr.』出場の話を聞いた時は、金丸選手の欠場でということだったので、素直には喜べませんでしたが、「やってやるぞ!」という引き締まった気持ちになりました。
去年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE』にも出させてもらいましたけど、その時の結果は“0点”。パートナーのタイガーさんにもくやしい想いをさせてしまったし、あの気持ちは一生忘れないと思います。
こうしたリーグ戦ではみんな優勝を目指してやっているので、「出るからには優勝を目指さないといけない」。そのことは『SUPER Jr. TAG LEAGUE』を経験して身に染みています。
それから、自分は生意気にも今年の目標として「『SUPER Jr.』に出て、結果を残してIWGPジュニアに挑戦する」と言ったんですけど、その可能性もギリギリ滑り込みセーフで間に合ったなと。なんとかそういう状況まで来たので、あとは試合で結果を残すだけです!
僕が知る限り究極のヤングライオン
2020年2月。今から9ヶ月ほど前に上村優也選手は大事件を起こしていた。
「鈴木軍」の総大将・鈴木みのる選手をゴングが鳴る前に強襲。その勇気と度胸と行動力に会場だけでなく、世界中から響めきが起こった。
何かを、自分を変えたい。
上村優也選手のテーマはずっとこの言葉だったように思う。
海野翔太選手や成田蓮選手がいた頃はもう少し、大人しく線も細い印象があった。
ただ、自分の世代がヤングライオンを牽引する側になるや否や負けん気の強さが全面に出てくるようになった。
柴田勝頼選手、金丸義信選手などの実力者派レスラーたちですら「上村はいいね」と褒め言葉を残すようになり、石森太二選手に至っては敵対するユニットに所属しつつもアイスを奢るなど、謎の関係性にまで発展している。
上村優也選手にはそれだけの魅力があるのだ。僕だって彼についてこれだけのコラムを書いてきた。
どれだけ自分と向き合うか
ここから少し、自分の話を。
おそらく今ここ数年で一番仕事が詰まっている。
精神科に通った経験から仕事は効率的に回してセーブしながら働くスタイルを貫いてきたが、それでは限界というほどにとにかく量が増えている。
サボりサボり動くが通用しない状況だ。全部、自分で仕事が止まる。
僕の仕事は社内ではなく、社外のやり取りが9割以上。つまり、僕が止まれば色んなところに迷惑が掛かる。
ただ、そういった責任感が特に重要じゃないことは前回のこと(精神的に参った)ことでよく知っている。
今はとにかく数時間でもいいからサボることが僕にとって一番大切なことなのだ。
些細なことで腹が立つ。自分だけが辛いと錯覚してしまう。
人それぞれによって心が出すアラートは違う。ひょっとするとアラートが上がらない人だっているかもしれない。
そんな時、そんな時に必要なのが感動することだと思う。
プロレスを1試合見る。自分の心に残った最高の試合を見返してみる。
どれだけ自分がプロレスに救われているか再確認すると共に、自分の心を真ん中に戻す大切なら時間になると僕は思う。
あなたにもそんな心が動いた試合があるはず。とりあえず、もう書き終わるので僕は「NEVER無差別6人タッグ」のCHAOS対決を見返してみたいと思う。
最後に。
マジでヤバい。習慣になっていなければ、絶対に筆を取っていないレベルでキツい。
ただ、そんな状況でもこうして通常通りの長さをキープしているのだから習慣とは怖いものである。
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いい意味で限界を超えるためには、やっぱり「あなたとの時間を前向きに考えている」という嬉しすぎるメッセージなのだ。
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