『SUPER Jr.』の優勝候補にSHOを激推しするという話

『SUPER Jr.』の優勝候補にSHOを激推しするという話を書いていきたい。

いよいよ明日からスターとする『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』。

ジュニアとタッグの祭典が奇跡の同時開催。ジュニアとヘビーがそれぞれ競い合うという意味では、シリーズ全体を通して、例年以上のテンションが生まれることは間違いないだろう。

そんな大一番を控える『CHAOS』のSHO選手が自身のPodcast番組『SHOのしびれない話』で現在の心境を語った。

これは僕の個人的な意見だが、今大会の優勝候補として僕はSHO選手が最右翼だと思っている。

現『IWGPジュニアヘビー級王者』石森太二選手を抑え、ほぼ全試合がメインイベントに組まれている高橋ヒロム選手は参戦レスラー全員からマークされることは間違いない。

SHO選手には負けられない理由もある。例え、高橋ヒロム選手が攻略本を用意して全勝優勝を狙っていたとしても、だ。

 

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YOHの帰りを待つ

SHO選手が今大会で結果を出すべき大きな理由はYOH選手にある。

BUSHI選手との試合で負傷。棚橋弘至選手のInstagramに時折りトレーニングをしている様子が投稿されているが、新日本プロレスのリングに戻ってくるのはまだ先の話である。

“ロッポンギ3K”の価値を最大限に引き上げるためには、SHO選手がYOH選手の欠場にどれだけ結果を残せるかに掛かっている。

また、いい意味でも悪い意味でも“ロッポンギ3K”としてタッグでの活動が優先されているところもあった。

シングルプレイヤーとしてチャンスを掴むには今が最適なのである。

今回の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27」を制することができれば東京ドームで「IWGPジュニアヘビー王座」への挑戦が完全に視野に入る。

タッグではなくシングルで。SHO選手の負けられないシリーズが明日からはじまるのだ。

――例年と違い、今回は1ブロックの10人総当り形式で、エントリーされた選手もほぼ日本人選手ということになりましたが、まずここについてどう思われますか?

SHO パッと見た感じでは、「全員が優勝候補」ですよね。だから、今のこの状況の中でのベストなメンバーを選んだんじゃないかなと思います。ただ、ここまでの総当たりになるんだったら、「この中にYOHさんがいてくれたらな……」というのはありました。

 

https://sp.njpw.jp/269413

 

SHO選手から見たグレート-O-カーン選手

ここからは「SHOのしびれない話」で話題に上がっていたことをピックアップしていきたい。

まずはグレート-O-カーン選手から。

SHO選手はグレート-O-カーン選手について「自分とYOHさんがテンプラボーイズで帰ってくるようなもの」だと語った。

以前から度々僕も書いてきたが、グレート-O-カーン選手の恐ろしさはここにある。

守破離という言葉がある。

ヤングライオンととして新日本プロレスのレスラーという伝統を学ぶ。これが守。まずは、教えを守ることが大切なのだ。

続いて破。教わったこと型を破る。ヤングライオンとしての自分ではなく自分自身の個性を見つけていくフェーズである。

最後が離。型から離れた存在になること。矢野通選手が分かりやすいが完璧にヤングライオンの型は従来のプロレスラー像からはかけ離れている。

ただ、技の一つひとつは美しいし、丸め込み一つを取っても説得力がある。

飯伏幸太選手を秒殺した腕力、引く力とSHO選手から指相撲でタップを奪うほどの握力でマットに押さえ込めば(さらに一瞬の隙を突いている)3カウントが決まるのも当然なのかもしれない。

話を元に戻すと、グレート-O-カーン選手は破離を同時に行っていたのだ。

あの高橋ヒロム選手ですら海外遠征を経て離にたどり着いて今がある。

グレート-O-カーン選手が規格外なポイントはこう言ったところにもあるのだ。

ちなみに語源は千利休の『利休道歌』にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」らしい。

 

ロビー・イーグルスを信じている

もう一つがロビー・イーグルス選手である。新しく誕生した「THE EMPIRE」にはまだ、ジュニア戦士がいない。

これからの補強を考えれば、新メンバーの加入は間違いなく起こるエピソードだ。

そこで白羽の矢が立ちやすいのが、ロビー・イーグルス選手である。

ロビー・イーグルス選手を「バレットクラブ」から引き抜いたのがウィル・オスプレイ選手。

タッグチーム「バーズ・オブ・プレイ」のパートナーでもある。

彼が何も聞いてないはずがないのだが...。SHO選手と硬く結ばれた「TEKKEN」のキズナが彼を繋ぎ止めることを今は願いたいところである。

さて、いよいよ明日からは新日本プロレスの新シリーズがスタート。ドキドキ、ワクワクの日々を皆んなで分かち合っていこうではないか。

僕は今大会、SHO選手を激推ししていきたい。

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