矢野通のオイシイ生活が最高過ぎたのでみんな買おうぜ
矢野通のオイシイ生活が最高過ぎたのでみんな買おうぜという話を書きたい。
2020年11月27日に発売した新日本プロレスの“敏腕プロデューサー”矢野通選手による2冊目の著書『矢野通のオイシイ生活』を昨晩読み終えた。
正確には通勤の途中で購入し、仕事が終わった後、一気に読んだ。いやー。面白かった!
前作、『絶対、読んでもためにならない本―矢野通自伝』で魅せていた文才が再び炸裂。
今回は「食」にテーマを絞ったことで、面白エピソードが連発という感じだった。
幼少期から新日本プロレス入門後、現在に至るまで矢野通選手の食に纏わるお話から、食を通じた各レスラーとの珍エピソードに至るまで、とにかく笑いっぱなしの内容となっている。
プロレスラーの書籍と言えば自伝が主である(棚橋弘至選手だけは筋トレ本から自己啓発本に至るまで、様々なジャンルを出している。流石は逸材だ)が、今回は食に纏わる話だけでなく、矢野通選手秘伝のレシピが載っている。
作ること自体は難しくなさそうなので、今晩から早速いくつか試してみたいと思った次第だ。
本日は本のレビューを...といきたいところだが、何を書いてもネタバレにつながるのでこの辺りにしておきたい。
今日は現代的な矢野通選手の生き方についてもう少しだけ触れていきたいと思う。
千の肩書きを持つ男
後楽園ホールから徒歩5分。スポーツバー「エーブリエータス」オーナー。
ならびに絶賛発売中。矢野通のオイシイ生活 」著者」。
ならびに大好評発売中「矢野通LINEスタンプ」。
ならびにチャンネル登録Tシャツ&タオルよろしくね。
ならびに「KOPW2020」保持者。
ならびに北海道登別市観光大使。
この肩書きの多さには世界の獣神と呼ばれるレジェンドも「長ぇわ」の一言。
確かに半端じゃなく長い...。
複業、兼業の時代
平成後期から令和にかけて。ビジネス界隈では副業、兼業、複業という言葉が本当に目立つようになった。
少しだけ僕の持論を書くと、人間のキャパシティ自体は限界があるため、会社員の副業には限界があるのだ。
安定した給料が入る箇所が一箇所ある。そこの時間を削りつつ他の仕事に着手して収入を増やす。
ここで大切なのは削るポイントなのだ。スポット的な仕事であればいいのだが、アイデアや企画力を求められ、かつ長期に亘って自分の手を動かすとなると最初の一歩から蹴躓くケースがある。
ただ、そういった優秀(というブランディング)なイメージがある人に仕事は集まるのは事実としてある。
時間もスキルも余っている人がいるのに、さほど時間も取れず実務的にはそうでもない人に仕事というものは集まりがちなのだ。
ブランディングとは魔物だ。彼(彼女)は凄いらしい。このイメージだけで相談は来るし、口が上手ければ仕事にもつながる。
正直、僕もこの点に何度も悩み、苦しんだ。
では、どうすればいいのか。僕なりの考え方やスタンスを書いていきたい。
行動が一番大事である
スキルよりも知識よりも「行動力」が一番大切である。これは間違いない。
行動力ひいては「人生で行ってきた行動」が自分自身を作る。
矢野通選手で言えばアマチュアレスリングに青春を捧げてきた。それこそシャレにならない練習量(精神的にも肉体的にも、食事的にも)を乗り越えて、日本国内に敵なしというレベルにまでなっているのだ。
そうしたバックボーンに加え、要領がよく人から愛されるという人間力まで併せ持っていた。
そんな矢野通選手がスポーツバーを経営するのだから、色々なプロレスファンが集まらない訳がないのである。
人は多かれ少なかれ、日々サイコロを投げている。
サイコロ一個で投げることもあれば、大量のサイコロを持って一気に投げることもある。
動くことで目の前の景色は変わらずとも、目の前の景色の感じ方はすぐに変わる。僕はそう思っている。
ただ、行動するというのは中々大変なものだ。特に失敗してしまうと、取り返しが付かなくはないが本当にキツいときがある。
こんな辛い思いをするくらいならば、何もしない方がいいんじゃね?と思うくらいに。
実際、僕も大きな一歩を踏み出して、大失敗した経験がある。
人生に失敗はないよ!全ては経験だよ!という理屈も理解はできるが、本当に文字通りの失敗をした1年間があるので、何とも言えない。あの時間だけは本当に過ごして無駄だったと今でも思う。
失敗から学ぶこともあるが、成功(自分の中での)から振り返った方が効率がいい。
ちなみに失敗と成果が出ないのは全然別。自分の中で納得して頑張ったけど、成果が出ないのは失敗じゃない。その時間は必ず人生の糧になっているはずなのだ。
行動すると周囲の人間たちも変わってくる。自分の実力を俯瞰して見ることもできるようになるし、新しい出会いが新しい風を運んでくれることもある。
楽しく刺激を受ける人たちと一緒のステージにいるか。
誰かに変に自分の人生の手綱を握られていないか(変にというのがポイント)?
自分らしく生きているか。
矢野通選手は欲しいものは“お金”であると明言している。清々しいじゃないか。
自分にとって大切なものは何か。自分はどう生きたいか?
将来の目標なんて言えなくていい。iPhoneが登場したくらいで大きすぎるほどに変わる世界で、目標なんて立ててもしょうがない。
それよりもどう生きたいか。何を手にしたいか。そのためにどんな行動をしているのか。
今の生き方を考えよう。
韓国ドラマ『梨泰院クラス』で「お酒の味は?」というシーンがある。僕たちはそれぞれのお酒の味を甘くするために生きているのだ。
あなたの生活がオイシクなりますように。
まずは、矢野通選手に印税が入るように以下の本やDVDを買うところから始めよう。
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