大仁田劇場は元気がない時、自信がなくなった時に効く薬だ

大仁田劇場は元気がない時、自信がなくなった時に効く薬だ。

11月下旬から12月上旬にかけて開設後初めてNJPWFUNの更新が実質ストップするという事態が起こった。理由は簡単でブログを書く時間、プロレスを見る時間が全く捻出できなかったためである。

表向きはある程度元気にしていても、肉体的・精神的な疲労はやっぱり凄まじく、先週の半ばくらいからマジモンの限界が来てしまった。

このコラムでも書いたことがあったと思うが、僕は一度メンタルを完全にやられた経験がある。

学歴がない自分が地頭がよく、仕事ができる層と戦うために持っていた唯一の武器「とにかく頑張ります」を使いすぎた結果、全く仕事ができなくなってしまった。

無気力状態で、全く仕事が手に付かない。人とコミュニケーションも取れない(当時、側で助けてくれた人が一人だけいた)。

その時の経験から、自分でもある程度HP・MPのゲージが見えるようになった。プライスなのかマイナスなのかはさておき、自分で自分にブレーキが掛けられるようになったのだ。

今回、久しぶりにブレーキを掛けないとマズい状態になった(ブログの内容から察している方もいたと思うが、最近は調子がいい時に書き溜めたものを出していた)。

数日が経ち、少し回復してきたタイミングで僕たちのバイブルである、あのBlu-rayを見たのだ。そう大仁田劇場を。

 

f:id:yukikawano5963:20201220082626p:plain

つらつらと自分語り

今、僕が携わっている仕事はこれまでと大きく違う。

コミュニケーションを取る側面とクリエイティブの側面がほぼ1対1。非常にメンタルがやられている状態かつ、作らなければいけない状況でもスマイルで接することが求められる。

クリエイティブというものは魔物だ。自分が落ちている時には本当につまらないモノしか出てこない。

そもそも自分の基準に満たないものなんて仕事として世に出せるはずもないので、時間が倍かかる。

時間が倍かかるということは、他の仕事を圧迫したり、休む時間だって削らなくてはいけないわけだ。

ただし、徐々に削られた状態のまま戦い続ける日々は、アドレナリンと締め切りに追われ続けるので踏ん張りが効いてしまう。

ここで大切なのはここまでと決めたら、しっかりと休むことなのだ。

 

大仁田厚の言葉

大仁田劇場はいつどのタイミングで見るのか?で全然受け取り方が変わって来る。

「大仁田さんメチャクチャやな」と笑い飛ばすのも結構。「真鍋は本当に色々とすごいな」と感心するのも一興。

ただ、今回僕の心に刺さったのは、何気ないフレーズだった。

「言いたいやつは言え!言いたいやつは言わせとけ。でもな、己の人生じゃろうが」

前に出たら、ごちゃごちゃ言うやつが必ず出てくる。

その声に対して、己の信念を曲げる必要はないと大仁田厚さんは語った。

確かにと思った。面と向かって言ってくる勇気が無い方の声なんて本来気にする必要はないのだ。

それでもネガティブな声を目にした時は気分が悪くなる。

今回の場合で言えば、一番肉体的、精神的にやられている時にネガティブなメッセージを集中的に浴びてしまった点が大きかった。

自分の中にヒビが入ったのが分かった。だから、無理せずに俺の中(心の)の宮大工を手配して、修繕に当たらせることにしたのだ。

やっぱり数日だけでも全然違う。少しずつ回復している実感がある。

 

休養中にやるべきこと

大仁田劇場は心のエナジードリンクだが、テンションを上げる劇薬でもある。

個人差はあると思うが(相当あると思うが...)、大仁田劇場で心が動かなかった場合、心が擦り切れて限界に来ている可能性がある(僕の場合だが)。

まずは、劇薬を口にする前の準備が必要。ということで、僕が数日間で行っていたことを書きたい。

まずは、SNS断ち。Twitter、Facebookなどを見る時間を極限まで短くした。

とにかくSNSを見ない。これだけでかなり気分は楽になるし、使える時間が増える。

空いた時間で本を読む。何でもいい。昔読んだ本でも最新の本でもなんでも。ゲームだっていい。ただ、副次的な効果を考えると読者の方がオススメだ。

ここで大切なのは能動的に没入している時間を作るということ。

SNSを見る。動画を見る。普段の行動が受動的に偏ってしまった状況から一気に能動的な活動へとシフトさせる。

数分で飽きてもいい。ただ、無理の無い範囲で取り組み続ける。

本がオススメだと書いたのは何かしらの知識が吸収できる可能性があるためだ。

ゲームの場合、遊びの要素が含まれるためストレスを感じる時もあるが、本にはそれが無い。

だから、気分が落ちている時には読者がオススメなのだ。

日記を書いてみるのもいい。好きなものを食べるのはもっといい。

自分を甘やかすこと。それが自分を回復させるために必要な最初の一歩なのだ。そうして、少しずつ 少しずつ元気になるように自分を整えていく。

最後の仕上げに大仁田劇場。これですっかり前以上に元気になれる。元気があれば何でもできるのだ。

www.njpwfun.com

www.njpwfun.com

→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】

→NJPW FUNのTwitterフォローはこちら