矢野通のYouTubeにYOHが登場!?KOPW 2020を振り返る
矢野通のYouTubeにYOHが登場!?KOPW 2020を振り返りたいと思う。
2020年のクリスマス。
僕と言えば、24日はライブ配信の立ち会い。25日は朝から関係各所の調整とスマホの機種変(前に使っていたiPhoneが調子悪すぎてヤバかった)に追われた2日間だった。
そんなクリスマスに少しだけクリスマス気分を味わうことができたのが新日本プロレスの“敏腕プロデューサー”矢野通選手が配信した【生配信】2020年ラスト!YTR的クリスマスパーティーだった。
21時に配信がスタートすると、矢野通選手のサンタ帽に「I am Santa」と「I am Taishi」を彷彿とさせるメッセージ(主張)が。
あはは(笑)。と笑って軽くアイテムを説明。
出オチになるようなアイテムでも自然に使いこなすのが、矢野通選手の魅力(プロデューサーとしての手腕)である。
和やかなムードではじまったライブ配信に急展開が訪れたのが電話コーナーだ。
矢野通選手が皆さんへのクリスマスプレゼントと前置きして、電話をした相手はなんと現在欠場中の“ロッポンギ3K”YOH選手だったのだ。
ここから見てね!
— 矢野 通(TORU YANO) (@YTR_CHAOS) 2020年12月25日
21時から!
KOPWトロフィー2名と共にお送りします!#YTRYouTube#金曜21時は矢野通プロデュース
【生配信】2020年ラスト!YTR的クリスマスパーティー! https://t.co/pR5fwiIpyp
前代未聞のゲスト出演
少し前くらいから棚橋弘至選手のInstagram(ストーリー)に登場(見切れ)するなど、少しだけ現在の姿を見ることができていたYOH選手。
今回の生配信では、クリスマスの過ごし方や現在の状況、ファンへのメッセージを贈った。
普段通りの飄々とした雰囲気。
決して焦ることなく、「こういうことがあったから今がある」とファンの皆さんに思ってもらえるような準備をしていることがその声からも伝わってきた。
YOH選手のファンだけでなく、新日本プロレスファンにとって最高のクリスマスプレゼントだ。
と、微笑ましい気持ちになると同時に、とんでもないことだったのでは?という気持ちにもなってきた。
新日本プロレスの伝統というか暗黙のルール的なものとして、海外遠征や欠場中のレスラーは完全に復帰するまで基本的には表舞台から一度姿を消す、というものがある。(例外として、柴田勝頼選手のみ長期欠場中ではあるが、ヘッドコーチとしての役割があるため表舞台に出ている)
YOH選手が欠場してから早くも半年が経った。
前十字靭帯断裂という怪我から復帰した過去の例を見ると、後数ヶ月もすれば復帰の可能性が高い。
2021年。いよいよ戻ってくる新しいYOH選手。2020年にパートナーのSHO選手がシングルプレイヤーとして爆発的に価値を高めていることもあり、どのような復帰の仕方になるかも含めて期待が集まっている。
また、こんな素敵お金じゃ絶対買えないプレゼントを贈ってくれた矢野通選手には心からお礼をお伝えしたい。
この怪我は完全に治る怪我です。
また試合ができます。
急がば回れ。その為にも焦らず時間をかけてしっかり治してきます。プロレスは逆境のスポーツ。
必ず乗り越えてみせる!数年後には「あ、俺前十字やっちゃたことあるよー」くらいの話になるだろう。
これは宿命運命。
今通っているこの道をいつか懐かしく思うような、乗り越えた先の未来を想像しながら、自分と向きあう時間にあてたいと思います。
KOPW2020について
ここからは「KOPW2020」について触れていきたい。
年間最後のルールは「ボディスラムマッチorラストコーナーパッドマッチ」に決定。
相手をボディスラムで投げるか、4つあるコーナーバッドの最後の一個を外した選手が勝利するという変則ルールである。
バッドラック・ファレ選手はチェーズ・オーエンズ選手をセコンドに付け、介入させる作戦に出た。
一方で矢野通選手は相棒に砂袋を召喚。
バッドラック・ファレ選手にボディスラムを仕掛けられる程のパワーを持つ矢野通選手でも20キロの砂袋は異質の重さだという。
佐藤健太レフリーに投げつけたり、チェーズ・オーエンズ選手にぶつけたりと、砂袋は大車輪の活躍を魅せた試合だった。
ハサミやテーピングに続く新しい相棒と矢野通選手の知略と剛力によって「KOPW2020」の幕を閉じた。
オカダ・カズチカ選手がぶち上げた全く新しいコンセプトのタイトルである「KOPW」は2021年、新しい一歩を踏み出す。
いきなり東京ドーム2連戦のオープニングマッチに大抜擢だ。
現在、東京ドームの試合が発表されていないレスラーの多くが「KOPW2021」を懸けた試合に出場する可能性がある。
矢野通選手も初代トロフィーを持つ男として、1番美味しいタイミングで登場するに違いない。
新日本プロレスに新しい風が吹いたという意味で「KOPW」は大成功だったと言えるだろう。
K(決め手は!)O(俺のベイビーちゃんへの想い!※矢野通選手)PW(プロレスリング)
かなり強引だが、2020はこんな意味でいいのではないだろうか。
飯伏幸太の花道
最後に。何かを取り戻そうとしている飯伏幸太選手にとって「KOPW」は1番輝くことができるステージなのではいかと思う。
彼が矢野通選手の試合を見て、何を感じたか。そこにこれからの鍵があるような気がしている。
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