鷹木信悟「良いことも悪いことも勝ちも負けも全て自分の為」。やっぱりジャイアンは器がデカい

新日本プロレスのジャイアン対決について書いていきます。

2020年の大晦日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今の時刻は6時22分。昨晩は忘年会後、ベッドになだれ込んでこの時間に起きました。

さて、2020年最後のNJPWFUNでございます。

まず、これが年内で437本目のコラムです。なかなか凄くないですか?

今年って、約3ヶ月間新日本プロレスは試合がありませんでした。

少しこういうことを書いたりしてましたけど、新しい情報や進展がないため、実際は書くことないんですよ。

ちょっと振り返って当時のコラムを読みましたけど、正直自分でも「頑張ってるなぁ」という感じ。

内容が無いこと(中身が薄い)を自覚しつつも、プロレスの火を消さないという勝手な使命感に燃えていた気がしています。

さて、そんなこんなで年内ラストに何を書こうかなぁと。色々考えた結果、やっぱり今年はこの人で締めたいと想います。

“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”鷹木信悟選手です。

2020年もジャイアニズムを爆発させ、“鷹木式○○”という相手の技をオマージュした必殺技を次々と披露。

特に僕が好きなのは“鷹木式・タイチ式・外道クラッチ”ですね。タイチ式・外道クラッチを相手にかけながら、プッシュアップをするという技なのですが、これ反動でクラッチが解けるんじゃないか!?と思いつつ、決まった!という感じも出る技なのでとても好みです。※鷹木式GTRがこのシリーズの元祖ですかね。

そんな鷹木信悟選手は東京ドームで“THE EMPIRE”に新加入したジェフ・コブ選手と「NEVER無差別級選手権試合」で激突することが決定しています。

新日本プロレスが誇るジャイアンVS闇落ちしたジャイアン。2人の戦いは一体どこまで激しくなるのか。二冠戦だけではないもう一つの同級生対決に迫ります。

 

 

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鷹木的「THE EMPIRE」評

新日本プロレス公式スマホサイトでインタビューに応えた鷹木信悟選手。まず、“THE EMPIRE”についてその胸中を語ったのですが、これがまた的を得ているというか、やっぱり鷹木信悟選手は言葉が強いなと思ってしまったわけです。

――現在、コブ選手は“THE EMPIRE”の一員となりましたが、加入前と後で変わった点などはありますか?

鷹木 なんか「シリアスな部分をみせたいのかな」っていうのはあるけど、まだ見慣れてない部分があるのか、「ちょっと無理してるんじゃないの?」「ホントにそれがジェフ・コブの本音なの?」って俺は感じるよ。

――そのあたりもリング上で確かめたいと。

鷹木 そうだね。闘ってみればウソはつけないし、メッキが剥がれてしまうから、「このNEVERのベルトを賭けるんだから、もうTHE EMPIREとか関係なしに小細工なしにやろうよ」っていう気持ちだよね。

――ちなみにTHE EMPIREというユニットはどのようにご覧になってますか?

鷹木 ちょっと方向性が読めないよね。オーカーン(グレート-O-カーン)も俺的には何を考えてるかわからないし、(ウィル・)オスプレイも『G1』を経て、「オカダ(・カズチカ)の下にはいられない」みたいなことを言ってたけど、べつに違った形でも良かったんじゃないかなと。

――まだまだ掴めない点が多いと。

鷹木 べつに全員が結果を出したわけじゃないのに態度がデカくなってるから、「そうじゃねーだろ! まずは結果を出しみろ!」って言いたいよ。今回の東京ドームで3人全員シングルが組まれてるから、ここで3つとも勝利を飾って勢いづきたいと思ってるだろうけど、「そんなに甘くないよ」っていうのを俺は見せたいよね。

出典:新日本プロレス

これは敢えての部分が大きいので何とも言えないポイントなのですが、“THE EMPIRE”はユニットの方向性が読めないという点は同感です。また、全員が結果を出したわけではないのに態度がデカくなってるは「言われてみれば確かに...」という感じでしたので、やっぱり鷹木信悟選手の言葉は簡潔で短くて的確で面白いなと。

 

そりゃジェフ・コブも闇落ちするわ

今回のインタビューを見ていると、下手すれば鷹木信悟選手は自分よりもジェフ・コブ選手の方が格上だと思っているかのようなコメントを出しています。

――同世代で東京ドーム2連戦を盛り上げると。

鷹木 ジェフには同級生とかっていう概念がないだろうけどさ(笑)。ただ、俺がプロレスデビューした2004年に彼がアテネオリンピックに出てるっていう過去がある中で、紆余曲折して新日本のリングで、しかも東京ドームのリングで対戦するっていうのは凄い運命的だと思うよ。

――めぐりめぐって運命的ですね。

鷹木 正直、「分が悪いからやりたくない」って思ってたヤツと東京ドームで対戦することになるとは思ってなかったけど、やっぱり神様もしっかり俺の腹のなかを見てるんだろうな。「おまえ、コイツ苦手だろ?」「じゃあ、コイツを乗り越えてみろ」っていう試練だと思うよ。

出典:新日本プロレス

鷹木信悟選手がジェフ・コブ選手に対して抱いている感情と、新日本プロレスやファンがジェフ・コブ選手に対して持っているイメージに大きなギャップがあったのではないか。そのギャップが彼の感情を凍りつかせ、ガチムチのウォーズマンを誕生させてしまったのではないでしょうか。

ジェフ・コブ選手は「お前たちのせいだ」と言った時のことを思い出すと、やっぱり人に必要なのは正当な評価なのだと痛感させられます。

プロレスはやっぱり社会の縮図。何でも学ぶことができますね。

 

感謝感激

東京ドームへの意気込みについて鷹木信悟選手は感謝感激という言葉を残した。

鷹木 来年は39歳になる年だから、「サンキュー」っていう意味で“感謝感激”かな。良いことも悪いことも勝ちも負けも全て自分の為だから有難いと思わなきゃ。あとはデカい結果残した時は“感謝感激雨霰”って言葉を人生で初めて使ってみたいよね(笑)

出典:新日本プロレス

ここで僕の胸を打ったのが、「良いことも悪いことも勝ちも負けも全て自分のため」という言葉ですね。この言葉を読んだから2020年の締めくくりを鷹木信悟選手に任した(何が)ということまであります。

生きてればいい事も悪いこともある。生きているから勝つこともあるし、負けることもある。

毎日を大切に生きる。

2020年、辛いことが多すぎた。ビックリするほどの別れがあった。でも、僕は無事に今年も終えることができそうです。

プロレスを見ることができる幸せ。普通に仕事がある喜びを今日くらいはしっかりと噛み締めつつ、普段の日々ではできないことに取り組んでみる日にしたいと思います。

それでは皆さん、今年もありがとうございました!よいお年を!次回の更新は2021年1月1日です!!

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