“UNITED EMPIRE”のロゴが完成!規格外のユニットは今後どうなる?

“UNITED EMPIRE”のロゴが完成!規格外のユニットは今後どうなる?

イッテンロク、まさかの一大事が起こった。

新日本プロレスでは“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”以来に誕生した新ユニット“THE EMPIRE”が“UNITED EMPIRE”へと名称をいきなりの変更。2021年にリ・スタートを切った。

これは僕の中の仮説だが、“UNITED EMPIRE”はこれまでに新日本プロレスで誕生したユニットと一線を画す存在になると思っている。

新日本プロレスは既に日本だけに留まるビジネスではなくなった。

アメリカやイギリスに加えて、今度はインドにも発展する可能性が出てきている。

そこで必要になるのが、ユニットとしてのつながりはありつつも、個人で戦える実力を持った存在だろう。その担い手が“UNITED EMPIRE”になることは間違いない。

昨日、新日本プロレスのホームページを確認したところ、いよいよ“UNITED EMPIRE”のロゴも完成。

イギリスで出会ったウィル・オスプレイ選手とグレート-O-カーン選手の2人からはじまった物語が2021年、大きく動きはじめようとしている。

 

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1人ひとりで戦える存在

そもそも“UNITED EMPIRE”がスタートしたあの日、「小さくても自らの帝国を築く」というワードがウィル・オスプレイ選手から出ていた。

この意味がずっと分からなかった。

以前、ユニット内で「上も下もない」と“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の内藤哲也選手は語っていたが、そのコンセプトと被っている。

今時っぽいコンセプトと言えばそれまでなのだが、久しぶりに誕生したユニットのコンセプトがただ被っているとは考えにくい。

前述した通り、新日本プロレスは世界各国で広がっている。

ウィル・オスプレイ選手が目を付けたのは世界各国での戦いという点ではないだろうか。世界各国の帝王が集う連合軍。

今後、“UNITED EMPIRE”のメンバーは世界各国をまたに掛けて戦う。そして、全世界に広がるセルリアンブルーのリングで活躍した後、日本に集結する。

グローバルで活躍するレスラーの連合軍。これが、“UNITED EMPIRE”のコンセプトであり、強みになってくると僕は考えている。

オーカーン「(※興奮気味に笑みを浮かべながら)最高だよ! 面白れぇ! 何が帝国だよ! 何が支配者だ! ボロボロになってよぉ、帝国の城どころじゃねぇ、スラムだ、こんなもん! 東京ドームで、みんな苦汁舐めて、EMPIRE立ち上げて、いまだロゴも何もねぇ。
それが面白れぇじゃねぇか! あー、オマエら思ってんだろ、愚民ども! 会社のスタッフもよぉ、今年は…飯伏? 次はSANADAか? それとも、レインメーカー解禁したオカダ? 復活の兆しを見せた棚橋か! あ!? NEVERやジュニアを持ってて内藤もいるロス・インゴの年か? んなわけねぇだろうがよ! 我々は、進化する。たとえ今がスラムみてぇなとこでも、帝国を築く。東京ドーム、今日のことを覚えとけよ。臥薪嘗胆! この、憎しみを忘れない!」

出典:新日本プロレス

 

アスリートプロレスからの卒業

“UNITED EMPIRE”がユニット誕生後に初となる東京ドーム大会でまさか全敗するとは思わなかった。

ただし、反則や介入行為は一切なし。

3人全員が真っ向勝負で戦い、そして散った。

“UNITED EMPIRE”はヒールの香りこそするが、試合中は真っ向勝負を好む武闘派集団。

そんなイメージが定着したように思う。

ウィル・オスプレイ選手はアスリートプロレスからの卒業。オカダ・カズチカ選手がずっと封印していたレインメーカーを引っ張り出すなど、これまでのイメージを一新させることに成功した。

2020年、レインメーカーを出せば勝てるシーンがあったにも関わらず、それでも出さなかったオカダ・カズチカ選手から「勝利以上」の敗戦を勝ち取った。

 

パワーを見せつけた2人

グレート-O-カーン選手は棚橋弘至選手を相手に堂々とした戦いぶりを見せた。

初の東京ドームともなれば緊張した試合運びになるレスラーも多い中で、堂々とした試合運び。

結果的に敗れはしたものの、棚橋弘至選手から賛辞の声を引き出すなどレスラーとして、王としての才能を見せつけた一戦となった。

ここで負けたことが本物の王に必要な一歩だと僕は思っている。これは後日しっかりと書きたいと思う。

最後にジェフ・コブ選手。“UNITED EMPIRE”に加入後、感情を捨てた“ガチムチのウォーズマン”と化したが、ファイトスタイルに変化はなし。

真っ向勝負のパワーファイターとしてをNEVER無差別級王者」鷹木信悟選手に挑んだ。

過去の戦績では有利と出ていだが、チャンピオンベルトを懸けた鷹木信悟選手は一枚上手。

敢えてジェフ・コブ選手の土俵に乗り、スープレックス・パーティーを開催し、勝ち切った。

スピーディーな展開が多かった最近の新日本プロレスにおいて「力こそパワー」な試合は珍しく、これぞプロレスという世界観を見せつけたようにも思う。

“UNITED EMPIRE”は順風満帆なスタートでは無くなった。ただ、プロレスというジャンルは負けることで深みが出て、魅力が増すという見 特異性があるため、さらに注目度が増したとも言えるのだ。

“UNITED EMPIRE”は今後、世界を又にかけたユニットになるだろう。

スラム街からのリスタート。最強の帝国は歴史的な敗戦から生まれるのだ。

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