バレットクラブ“TOKYO”誕生!?外道が背負う言葉の意味とは?

バレットクラブ“TOKYO”誕生!?外道が背負う言葉の意味とは?

2021年1月16日、いよいよ新日本プロレスの新シリーズ「Road to THE NEW BEGINNING」。

2月10、11日に開催される広島大会「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」まで続く今年最初のサーキットが幕を開けた。

飯伏幸太選手&SANADA選手による「IWGPヘビー&インターコンチネンタル選手権試合」と高橋ヒロム選手VSSHO選手の「IWGP ジュニアヘビー級選手権試合」がそれぞれのメインイベントを担う。

シリーズの行方を占う大切な初日に事件は起きた。

ジェイ・ホワイト選手のマネージャーを務める外道選手のTシャツに違和感が凄い。

スイッチブレイドのTシャツを着ていないのである。

彼はオカダ・カズチカ選手を支える“レインテーカー”時代から自分がセコンドに着く男のグッズを身に付けてきた。

そんな彼が突如として着用したのTシャツの背中にはBULLET CLUB TOKYOの文字が踊っていた。

今日は、その背中に刻まれていたメッセージや今海外で起こっているバレットクラブのエピソードについて。

そして、新日本プロレスの公式のプロフィール欄から姿を消したジェイ・ホワイト選手についても考えていきたい。

 

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まずはTシャツのデザイン

外道選手が着用していたTシャツの背中のデザインを上から順に説明していきたい。

  • TOKYO
  • バレットクラブを象徴するスカルモチーフ
  • BULLET CLUB
  • 日本国旗
  • 街並み

Tシャツは、敢えて言葉では語らないメッセージを代弁するという役割を担うことがある。

“バレットクラブ”には“バレットクラブオリジンOG”と“バレットクラブエリート”に分かれた過去がある。

バッドラック・ファレ選手やタマ・トンガ選手を中心としたオリジナルメンバー群とケニー・オメガ選手、Cody選手らの“ジ・エリート”群。

2018年10月、ジェイ・ホワイト選手が“CHAOS”を裏切り、“バレットクラブ”へと加入した次のシリーズから自体は急変した。

“バレットクラブ・オリジン”は“バレットクラブ”へと名称を変更。

“ジ・エリート”は“バレットクラブ”の冠を外すこととなったのだ。

4代目となる新しい象徴が生まれたことで、抗争はいったんの終わりを告げた。

ただ、あの時の戦いが終わったかと言えば、全くもってそんなことはなかったのかもしれない。

今、海外でもう1人のオリジナルメンバーがエリートと手を組んでしまったのだ。

 

カール・アンダーソン

2008年、永田裕志選手からの推薦を受けて新日本プロレスのマットに参戦したカール・アンダーソン選手。

2013年に始動した“バレットクラブ”のオリジナルメンバーとして活躍すると、2016年にWWEへ移籍した。

そして、2020年にWWEからリリースされると、同7月にインパクト・レスリング所属となった。

そして、2021年。AEWに参戦し、元バレットクラブのケニー・オメガ選手と共闘を果たしたのである。

上に引用したツイートで最大の問題は、ケニー・オメガ選手が“バレットクラブ”のTシャツを着用している点だろう。

新日本プロレスが版権を持っている“バレットクラブ”を今更宣伝する理由が彼にはない。

ちなみにこのTシャツは2015年の10月に発売されたハロウィーンモチーフのデザインである。

敢えてこのデザインを引っ張ってきた理由は、カール・アンダーソン選手とケニー・オメガ選手が同時に“バレットクラブ”に在籍していた時期を表現してのことだろう。

アメリカでは今、バレットクラブの海賊が出没している。

卒業したはずのカール・アンダーソン選手とドク・ギャローズ選手。追放されたはずのケニー・オメガ選手。

彼が共闘をはじめ、“バレットクラブ”をアピールしている今、本家とにては黙っているわけにはいなかないはずだ。

新日本プロレス 2021年 カレンダー 壁掛け CL-581

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  • 発売日: 2020/10/31
  • メディア: オフィス用品
 

 

KING SWITCH

最後に今、最も新日本プロレスで話題を集めているのはこの男なのではないだろうか。

“スイッチブレイド”ジェイ・ホワイト選手。

彼が新日本プロレス公式サイトのプロフィール項目から姿を消して以降、はじめてのツイートが昨日行われた。

自身のグッズを販売している海外サイトのURLが貼られているのみというシンプルなもの。

Tシャツのデザインを眺めていると、新日本プロレスで販売されているデザインからTTO(TANAHASHI TAP OUT)だったりと彼の軌跡を思い出してしまう。

※2020年下期から彼が使い始めた“KING SWITCH”のワードが彷彿させるのは、中邑真輔選手であることは間違いない。

もしも、裏で“バレットクラブTOKYO”が動いていたとして、その中核を担うのはジェイ・ホワイト選手なのか。それとも“キング・オブ・ダークネス”EVIL選手なのか。

前回と異なり、分裂ではなく海賊して現れた“バレットクラブ”を迎撃する側に回るのか。

 

“ザ・クリーナー”VS“スイッチブレイド”。

あの時、実現することがなかった総大将同士の大一番が2021年になって実現するのか。

それとも後藤洋央紀選手を頼るのか。

後藤「BULLET CLUB、傷心中のジェイ・ホワイトはどこ行ったんだよ? おい、俺んとこに来れば、立ち直り方を教えてやっても……いつでも教えてやるよ。(両手を広げて)2021年も自由に思いっきり暴れ回るよ」

出典:新日本プロレス

バレットクラブ“TOKYO”はまだTシャツのメッセージだけに留まっているが、今後の展開からは決して目を離すことができない。

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