辻陽太の5万5000いいねプロジェクトについて

辻陽太の5万5000いいねプロジェクトについて書いていきたい。

“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”内藤哲也選手とのシングルマッチを熱望している辻陽太選手が奥の手に出た。

内藤哲也選手と辻陽太選手が戦うことに対して、新日本プロレスワールド会員の半数がリアクションしたら自分の要求を飲んで欲しい、と。

新日本プロレスワールドの会員数は11万人。その半数を獲得したら...というのが彼の言い分だ。

こういった志を持つ若獅子を応援したい気持ちしかないのだが、とにかくメチャクチャハードルが高い。

一つ例を出そう。2014年のイッテンヨン、東京ドーム大会で新日本プロレスはメインイベントをファンの投票に委ねた。

オカダ・カズチカ選手VS内藤哲也選手の「IWGPヘビー級選手権試合」と中邑真輔選手VS棚橋弘至選手の「IWGPインターコンチネンタル選手権試合」どちらが真のメインイベントになるかはファンの皆様に選んで欲しい、と。

結果はご存知の通り、中邑真輔選手と棚橋弘至選手が約2倍の応募数で勝利している。

応募総数=32,308票
IWGPインターコンチネンタル選手権(中邑真輔選手vs棚橋弘至選手)=20,422票
IWGPヘビー級選手権(オカダ・カズチカ選手vs内藤哲也選手)=11,886票

当時と今とでプロレスファンの数は増えていると思う。ただし、5万5000いいねを叩き出すのは相当にハードルが高い。

実際、今回の提案を新日本プロレスはスルーして、公式で発表することはなかった。SNS担当からすると、流石に目標が高すぎて無理と判断したのだろう。

ただ、少しルールを変えれば、絶対に厳しいというラインは飛び越えることができると僕は考える。

「KOPW2020」が発表され、最初の投票があった時、最も支持を集めたのが小島聡選手を相手にラリアット禁止ルールを持ち込んだエル・デスペラード選手だった。

その投票数は42,400。もう少し粘れば、ゴールが見える数字である。

今からでも遅くない。少しだけ角度を変えてやってみてはどうだろう?

相当高いハードルを有言実行で乗り越えたとあれば、新日本プロレスも内藤哲也選手も決して無視できない状況になるのは間違いない。

 

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もうあまり時間がない

5万5000いいねは、現実的にかなり難しい(おそらく新日本プロレスの公式Twitterでもその数字はかなりのレアケースだろう)。

ただ、アプローチを変えることで、その数を集めることは無理ではないことが見えて来た。

Twitterの投票機能は最長1週間で設定ができる。ここは最長で設定して問題なし...と思ったが、シリーズの残り期間を考えると今週末までに結果を出す必要がありそうだ。

具体的な方法としては、新日本プロレスのオフィシャルのTwitter、公式のTwitterにこう書いてもらいたい。“内藤哲也vs辻陽太、もし、そのシングルマッチを見たければいいねを押して下さい。5.5万以上でシングルマッチ”、こんな感じで新日本プロレスの公式サイトに、公式サイトじゃない、公式のTwitterに載っけて欲しい。どうですか新日本プロレス。面白いと思わないですか? もし、面白いと思うのなら私の意見、ぜひとも宜しくお願いします。

出典:新日本プロレス

 

鍵を握るのは鷹木信悟?

内藤哲也選手の“ノーオクパード”期間は、そろそろタイムリミットだ。

現実的に、今シリーズ「Road to THE NEW BEGINNING」は2月8日の後楽園ホール大会と広島・広島サンプラザホール大会(連日)の3興行しかない。

流石に、内藤哲也選手は、2021年2月14日からスタートする「Road to CASTLE ATTACK」からは新しいテーマに向けて始動しているはず。自分に票数を集めて、“何かを変えるのであれば”今週末が勝負なのだ。

マジでやるなら徹底的が我が家の家訓だ。5万5000票を集めることを考えて動いてみたい。(55000いいねの撤回が前提になっているのが非常に心苦しいが...)。

まず、投票というのはスタートダッシュが必至。

投票のツイートをした瞬間に、本隊のレスラー全員にいいねと引用リツイートを依頼する。

次に自分の行動をテキスト化して、新日本プロレス公式サイトの運営に送る。ニュースになれば、新日本プロレス公式のTwitterが稼働する。

さらに...。高橋ヒロム選手選手やオカダ・カズチカ選手、後藤洋央紀選手、YOSHI-HASHI選手、SHO選手など本件に乗ってくる可能性があるレスラー(新日本プロレス生え抜き)全員にリプを送り、彼等にも協力を依頼する。

「あなた達なら分かるでしょう。憧れている先輩と“海外遠征”を前に一度シングルマッチが戦いたいこの気持ちを。協力して下さい!お願いします!」と。

youtu.be

※実際、岡田かずちか選手の壮行試合は棚橋弘至選手とのシングルマッチだった。公式がYouTubeにアップしているのは案外知られていない。

再びトロフィーが破壊されるという大事件に直面した高橋ヒロム選手がヤングラオン時代、菅林会長に何度も何度も頭を下げて「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」へのエントリー権を掴み取ったことがある。

熱い気持ちは会社を動かす。そういった熱い気持ちを持ったレスラーがトップへとたどり着く。

そして、もう一人振り向かせる人物がいる。“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の鷹木信悟選手だ。

彼はもう今シリーズの出場予定がない。だからこそ、内藤哲也選手のシングルマッチが確定した時に穴埋めで出場する可能性が一番高いのだ。

鷹木信悟選手に恥を承知で頼む(勿論、Twitterで)。内藤哲也選手とのシングルマッチを実現させたい。ファイトマネーは自分が払うので、もしも55,000票が集まった時は協力してくれないか、と。ここまで漢気を見せられるとNOと言えないのがジャイアンの性のはず。

 

その先で待つ内藤哲也

ここまでの話題を作れば、新日本プロレスのファンかつTwitterをやっているユーザー層の大半には届くはず。

内藤哲也選手が期待しているのは、何が何でも諦めずに自分の元へとたどり着く男なはずなのだ。

内藤「今日もまた……本間から勝利。彼の必死さは、伝わってくるよ。彼の、俺とのシングルマッチを実現したいって気持ちはひしひしと伝わってきてるよ。でも! 俺を振り向かせることはできなかった。もう彼は、ゲームオーバーかな。俺の名前を出していたオーカーンも、棚橋の持つNEVERに行ってしまったんでね。まああと可能性があるとしたら……辻かな。彼のSNSを使っての自己アピール、なんか斬新なものを感じるよね。いいと思うよ、うん。なら、彼の宣言通り5万5千いいね、集めてみろよ。そして俺を、振り向かせてみろよ。
ただし、ただし、期限があるから、その期限は、今俺はいつまでだよ、いついつまでだよとは言わないけどさ、俺が今日で締め切りですって言った時点で終わりだから。それまでに5万5千いいね、集めてみろよ。まあ彼の頑張りを遠くから応援してるよ。まあ辻陽太、楽しみに待ってるぜ」

出典:新日本プロレス

このコメントを見て分かるように、明らかに内藤哲也選手自身はシングルマッチを熱望している。

ただし、ヤングラオンと内藤哲也選手の試合を「はい、そうですか」と新日本プロレスは組むほど甘くない。説得する何かが必要なのだ。55,000はその足がかりになるに違いない。※やっぱりいいねで行くべきか。ただ、マジで55000いいねは遠いぞ...。

辻陽太選手は今、勝負所にいる。チャンスを掴むか。それともこのまま今回のエピソードは有耶無耶のままに終わるか。

ノーテーマの内藤哲也選手にテーマを持たせる最後の戦いが始まった。

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