YOHのTwitterアカウントが削除。他のSNSにも動きが...
YOHのTwitter、Instagramに異変が起こった。
現在、前十字靭帯断裂で欠場中のYOH選手のSNSアカウントに動きがあったので取りまとめていきたい。
まずはTwitter。アカウントが削除されている。これまでの投稿は既に見ることが出来ず、困惑したファンも多いことだろう。
次にInstagram。こちらはアカウントの削除こそされていないが、全ての投稿が消去されていた。
続いてWEAR。一年間を通して同じ服装の日を作らないというファッションへのこだわりを魅せていたYOH選手だったが、こちらもアカウントが削除されていた。
沢山のオシャレな投稿を既に見ることができないのは非常に残念である。
最後にアメブロ。Roppongi3k YOHオフィシャルブログ「立ち話もなんですから」。こちらはそのまま残っている。記事も全部そのままだ。
なぜ、大阪城ホールの試合が迫ったこのタイミングでYOH選手はSNSアカウントを削除したのか。
また、新日本プロレスの看板を背負ってPR・宣伝活動にも精を出すはずの立場にあるにも関わらず、数万人単位のフォロワー持つSNSアカウントを手放すのはあまりにも勿体ない。
YOH選手の狙いとは何か。今朝から大声を上げてしまったので、少し落ち着きつつ書き進めていきたい。
#新日本プロレス#NEWJAPANCUP
— 東スポ写真部 (@tospophoto) 2020年6月23日
2020年6月23日#YOH #東スポ #東スポフォト #東京スポーツ #tokyosportspress @njpw1972 pic.twitter.com/tncOMk9JLg
復帰について
YOH選手が負った前十字靭帯断裂。内藤哲也選手の前例を見ると復帰までの期間は約8ヶ月という大怪我である。
YOH選手が病院に行ったのが2020年6月25日(YOH選手の誕生日)なので、そろそろ8ヶ月以上が経過したことになる。
怪我の治り具合など細かなことが分からないので、何の断定もできないが、時期的にはもうそろそろ復帰のタイミングが近づいてきたと見てまず間違いはないだろう。
そうでなければ、今回のアカウント削除の説明がつかない。YOH選手が何か動く時の狼煙に違いないのだ。
ただ、どのタイミングで戻ってくるのか。ここが問題である。
僕の勝手な予想だと、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に完全に照準を合わせて来ると思っていた。
復帰後、初優勝。約一年以上にも及ぶ欠場を巻き返すには大きなインパクトが必要だ。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で優勝することができれば、まず間違いなく“シングル”のトップ戦線へ踊り出ることができる。
SHO選手が爆発的に存在感を高めた中で、相棒がただ怪我して復帰しました!では示しがつかないのだ。
ただ、その計画が大きく前倒しになった可能性がある。
高橋ヒロム選手の大胸筋断裂による戦線離脱だ。
ジュニアのカリスマ不在
2016年に高橋ヒロム選手がセルリアンブルーのリングへ凱旋帰国を果たして以降、新日本プロレスジュニアは新しい時代を迎えた。
ジュニアを牽引したKUSHDA選手、レジェンド獣神サンダー・ライガー選手は既に新日本プロレスのリングを去っている。
東京ドームで4Wayを戦ったウィル・オスプレイ選手はヘビー級。マーティー・スカル選手も新日本のリングにはしばらく上がっていない。
高橋ヒロム一強時代。ジュニアのカリスマに各レスラーがどう戦いを挑むのか?そんな構図が出来上がりつつあったように思う。
いわばキャプテン翼の中学生編である。圧倒的なカリスマ性を誇る主役に対して、ライバルたちの葛藤や裏側を描くことで、シナリオ自体に幅と厚みを持たせていたあのエピソードである。
実際、日向小次郎とも言うべき“ライバル”エル・デスペラード選手が台頭。同じ年の後輩であるSHO選手も日増しに存在感を増してきた。
また、エル・ファンタズモ選手というダークホースも急成長を遂げ、ウィル・オスプレイ選手が不在となった“ガイジン”レスラーの枠を手中に収めつつある。
高橋ヒロム選手の不在は彼らにとって大きなチャンス。一方で、今が動き時なのだ。
YOH選手が復帰の計画を前倒しにした結果、SNSの削除が行われたのではないか。僕はそう推測している。
大きく変えるのか?
インスタントに発信できるSNSを遮断し、ブログのみを残した。ここから考えられるのが、気軽に自分の情報を出すつもりは無いということだろう。
YOH選手はスターだ。ビジュアルもいい意味で昭和のハンサムという言葉が一番しっくりくる。イケメンよりもハンサム。この言葉のニュアンスの違いをご理解いただけるかは不明だが、昭和と平成、令和でスター像は大きく異る。
昭和のスターは庶民が全く手が届かない存在だ。
ステージの上での輝きをそのままに圧倒的なオーラで周囲を魅了する。敢えて言うと、テクニック的なところは時代と共に進化しているが、そうした技術ではないところの魅力が半端じゃないというイメージである。
YOH選手はドラゴン殺法を駆使する“ジュニアの棚橋弘至”になると僕は勝手に思っていた。
ただ、棚橋弘至選手ならば確実にSNSの数を減らしたりはしない。発信する場所を増やす気満々、俺が目立てば新日本プロレスにも注目を考える“逸材”である。
今回の一件でYOH選手はいわゆるベビーフェイスからの脱却を図ろうとしているのではないか。圧倒的な主人公性を発揮したSHO選手に対して、YOH選手は魔王となるのか。それとも救世主となるのか。
大阪城の3Wayマッチ後に姿を現す可能性もあるだけに、見逃せない展開が続きそうだ。
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