辻陽太のメキシコ遠征希望が我慢の限界へ!

辻陽太のメキシコ遠征希望が我慢の限界へ達しつつある。

人には我慢の限界がある。

コップに水を注いだら溢れるように。風船に空気を入れすぎると破裂するように。

いくら周囲が自分のため、会社のために頼むと言ったところで限界はある。

社会人であれば転職すればいい。自分にもっとピッタリな会社を探すあるいは自分で作ってしまうのも手だ。

では、現在の“ヤングライオン”辻陽太選手はどうだろう。

2021年3月7日、新日本プロレスは「ニュージャパンカップ2021」の山梨県大会を開催した。

メインイベントはウィル・オスプレイ選手VS天山広吉選手。セミファイナルはザック・セイバーJr.選手とゲイブリエル・キッド選手がキャッチアズキャッチキャンを彷彿とさせる試合を魅せた。

ただ、問題は第一試合だ。

上村優也選手に勝利した辻陽太選手が「ニュージャパンカップ2021」の相手である永田裕志選手に宣戦布告したのだ。

 

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踏み台にする

辻陽太選手は6分56秒で上村優也選手に勝利した。ヤングライオンのまま進化し続ける上村優也選手に対して、新しいテクニック(ルチャ)を駆使して戦う辻陽太選手。

フィニッシュはボストンクラブではなくトケ。

ドヤ顔で上村優也選手を見た後にカメラ目線でこう言い放った。

「永田裕志!見てるだろ!俺はあんたと戦って結果を残す。自分の目標を達成するためにあんたを踏み台にしてやる」

2018年4月10日にデビューした2人。いよいよヤングライオンが4年目に突入しようとしている。

実力的には既にヤングライオンの域は超えている。ただ、社会情勢と新世代ヤングライオンの不在が彼の足枷となり、身動きが取れずにいる。

 

CMLL

この日の辻陽太選手は収まらなかった。

バックステージでは先日発表された新日本プロレスとCMLLの業務提携について触れた。

はたまたそれに留まらず、先日メキシコへと渡った入山杏奈さんについても言及した。

彼女が仕事で渡墨できるのであれば、自分もできるはずだ!と自分の胸中を曝け出したのである。

これはもう流石に我慢の限界が来ているのだろう。

辻「昨日もTwitterでつぶやかせてもらったけど、新日本とCMLLがこれからも業務提携していくそうだが、でも、業務提携していくって声明出したところで、誰かの言葉を借りるならアクションを起こさなきゃ意味がないんだろう? 俺が立候補してやるよ。新日本プロレスとCMLLの架け橋に是非とも立候補させていただきたい。そのためにも明後日、永田裕志、あんたを倒してみせる。仮に『NEW JAPAN CUP』の結果だけ見るとしよう。もし俺が明後日の永田裕志戦に勝ったとしたら、『NEW JAPAN CUP』の結果だけ見れば、俺はオカダさん、内藤さんよりも結果を残したことになる。少しは俺の言葉に説得力が出るだろう。

こんな状況でメキシコに行けない、そう言われるかもしれない。でも、この前、Twitterである情報を目にしたんだ。AKB48の某アイドルがこんな状況だけど、メキシコに行ったっていう情報を見た。一人のか弱いアイドルでもメキシコに行けるんだろ? 俺みたいに体を鍛えて、新日本の道場で精神も鍛えたプロレスラーがメキシコに行けないわけがない。必ずメキシコに行ってみせる。そして、上村! 俺がメキシコに行くんだったら、お前も一緒に行くだろ? 少しでも人数は多いほうがいいからな。お前の意見も聞きたい」

出典:新日本プロレス

 

グレート-O-カーン

辻陽太選手が「ニュージャパンカップ2021」で永田裕志選手を倒すことになれば、文字通り、ベスト16に残ることとなり内藤哲也選手やオカダ・カズチカ選手、タイチ選手らよりも結果を残すことになる。この発言自体が相当焦っている人しか出さないようなコメントなわけだが、彼もなりふり構っていられれないのだ。

辻陽太選手は現在27歳。彼の年齢の時にはオカダ・カズチカ選手は「IWGPヘビー級王ベルト」を何度も戴冠していたし、高橋ヒロム選手も“タイムボム”として凱旋帰国を果たし、新日本プロレスジュニアに欠かせない人材となっていた。

彼はまだ黒パンツのヤングライオンで前座。ここから海外遠征に約2年行くと考えたら帰ってくる頃には30歳を迎える。

グレート-O-カーン選手は現在29歳。彼はある日突然、姿をくらましイギリスへと旅立った。勝手に飛び出してイギリスで無敗記録を作り、新日本プロレスへ凱旋帰国(侵略)を果たした。

そして、先日の試合では内藤哲也選手を破る功績を残している。

彼の品のないところは好きではないだろうが、我慢の限界とあらば飛び出してしまうのも一つの手だと考えてしまう。

中島佑斗選手が怪我で離脱してしまったのは彼にとっても大きすぎる誤算だったはず。

野毛のヤングライオンブランドを任せられる下の世代がいるから、自由に飛ぶことができるのだ。

明日の辻陽太選手VS永田裕志選手の試合を見逃すことはできない。

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