YOHが新日本プロレスに復帰!SHOの想いと現王者組の口撃
YOHが新日本プロレスに復帰!SHOの想いと現王者組の口撃について書きたい。
2021年3月21日、長期欠場中だった“ロッポンギ3K”のYOH選手が新日本プロレスの仙台大会「NEW JAPAN CUP 2021」に登場。
YOH選手の地元で高らかに戦線復帰を宣言した。
黒髪の短髪。ブラックのセットアップで登場したYOH選手。
新日本プロレスの自粛明けで披露された新コスチュームのように以前よりも少し大人っぽい雰囲気である。
欠場中にTwitterアカウントが削除されるなど、彼の動向に注目が集まっていたが、これまで通り、爽やかなYOH選手の姿があった。
爽やかに「“ロッポンギ3K”のYOHです!長らく欠場しておりましたが復帰の準備ができました。4月4日、両国で復帰します!」とベビーフェイスらしく元気よく挨拶した。
そして、金丸義信選手&エル・デスペラード選手が持つ「IWGPジュニアタッグベルト」への挑戦も表明。
元々、“ロッポンギ3K”はYOH選手の欠場により、ベルト返上した経緯があるため、この宣戦布告には納得といったところだろう。
ただ、現在の「ジュニア二冠王」はこの挑戦に対して、「なめんな」と発言。
SHO選手の実力は認めつつ、YOH選手には3段下にいると断言。この価値観の相違は“ロッポンギ3K”凱旋試合で「IWGPジュニアタッグベルト」を戴冠したことに起因していると思う。
それほどまでに“ロッポンギ3K”は「IWGPジュニアタッグ」のベルトを持つのが使命ともいうべきキャリアを歩んできた。
激動のリングで自分はまた一発でベルトを取る実力があるのか確かめたい。この勝負の勝敗が“ロッポンギ3K”の今後に大きく影響することは間違いないと思う。
触れたくもなかったがお酒飲んだら限界がきた
— El Desperado (@ElDesperado5) 2021年3月21日
どこまで出来るか確認するのがタイトルマッチとはね・・・
元はと言えば自分が仕掛けた技で怪我して欠場・返上
その間のリング上の激動
今のノブさんと俺とSHOとお前
1人3段下にいると思っておけ
なめんな#njpw
あと2試合...ではなかった
ファンの前でのマイクが終わった後のバックステージで驚きのコメントが飛び出した。まずは、こちらを見て欲しい。
YOH「いろいろ、いろいろ言いたいことはあるんだけど、とにかく(※両手で挟むように左ヒザを2、3回ポンポンと叩いて)ヒザはもう大丈夫なんで。ただ一個だけ……俺自身が、SHOくんと、(ROPPONGI)3Kとして、どこまでできるか、どこまで闘えるか、それを確かめたい。あと2試合。今言えるのは、それだけです」
まず、負傷した左膝は万全の状態である。YOH選手が大丈夫だと言った以上、もう試合をする分には問題ない状況であることが分かる。
問題は次だ。
SHOくんと3Kとしてどこまで闘えるのか、確かめたい。あと2試合。
あと2試合!?あと2試合!?どういうことなのだ...と思っていたら新日本プロレス公式スマホサイトのコメントが当日のうちに修正。
「あと2試合」ではなく「確認したい」が正式なコメントとなった。
こちらの動画を見ても明らかに「確認したい」と言ってるため、残り2試合問題は聞き取りミスから生まれた一件になった。
SHOの言葉
この日のバックステージでは“相棒”のYOH選手が復帰宣言したことに対して、SHO選手もメッセージを出していた。
ポイントは「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の決勝戦について言及したこと。YOH選手が“ロッポンギ3K(同じコーナー)”がどこまでできるか、どこまで闘えるのかをリング上で発したことに対して、SHO選手は対角線に立つ気満々である。
YOH対SHO。
新日本プロレスに2人が凱旋帰国後、一度も実現していないシングルマッチである。
YOH選手が欠場中に、SHO選手は文字通りレベルを上げまくった。
シングルプレイヤーとして「NEVER無差別級」、「IWGPジュニア」に挑戦。ベルト戴冠こそならなかったものの、確かな未来を感じさせた。
SHO選手はシングルプレイヤーとしての道を歩み始めている。YOH選手はどう動くのか。“ロッポンギ3K”は今後どうなるのか。
個人的にはヒロトとマーシーの如く、永遠に続く2人でいて欲しい。
個人的な意見を言うのであれば、この短期間でSHO選手がいくら結果を出したからといって、ジェラシーでどうにかなる2人の関係ではないと思う。
2012年に新日本プロレスへ入門後、どんなに厳しい困難もYOH選手とSHO選手は乗り切ってきた。
後輩のヤングライオンが生まれないという理由だけで、3年以上のヤングライオン期間を過ごしてきた2人。メキシコ、アメリカの海外遠征も2人で経験し、凱旋後も2人で結果を残してきた。
また、金丸義信選手&エル・デスペラード選手組に勝てるはもう新日本プロレスに“ロッポンギ3K”しか残されていないのだ。
“ロッポンギ3K”にとって約1年2ヶ月ぶりのタイトルマッチ。期待せずにはいられない。
SHO「とりあえず今日の試合は、俺たちの負けだ。そう、もう1回(試合のビデオを)見返して、もう1回。何が足りなかったか、なんで今日勝てなかったか、もう1回分析してみる。そしてもう1回。もっともっとレベルアップして。今日これで負けて黙ってる、CHAOSの先輩方じゃないんで、必ず何かしらの形でやり返してくれると思う。そして俺は、今日、試合前にYOHさん、復帰宣言してくれましたね。ずっと、ずっと待ってた。
去年の『(BEST OF THE)SUPER Jr.』の決勝を見て、なぜだか俺とYOHさん、『俺たちで、あそこにいかねえといけないんだ』って。なぜだか、あの2人の、ヒロムとデスペ、あの2人の試合を見て、俺はそう思ったんだ。待ってた。ずっと待ってた。これからもいっしょに、ジュニア、盛り上げていきましょう」
出典:新日本プロレス
天才からのメッセージ
最後に。今朝、金丸義信選手(先生)がYOH選手に対して言及していた。
アイツは今までの事を考えて発言しろ!
— 金丸 義信 (@kmaru0923) 2021年3月21日
タイトルマッチしたいなら
もう一度、コメんトやり直し。。。
追試!!!!!
「物足りない」とそういうことだろう。以前、マスター・ワト選手がエル・デスペラード選手に完全論破されたエピソードがあったが、今回もリング上だけではなく、リングの外でも戦いが勃発しそうである。
ただ、YOH選手はツイッターアカウントを削除してしまい、ツイッター上での舌戦は不可能。久しぶりにブログが稼働する可能性もあるので絶対に見逃すわけにはいかない。
いよいよ2週間に迫ったYOH選手の復帰戦。“ハイアンドマイティー”の動向にこれからも注目したい。
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