ウィル・オスプレイが週刊プロレス、新日本プロレスの延期発表に物申す

ウィル・オスプレイが週刊プロレスの表紙に物申す。

絶賛連載中ということで、YOSHI-HASHI選手をテーマにしたコラムを執筆しようと思ったのですが、ちょっと色々なことがありすぎたので、内容を変更をしてお届けします。

まず、週刊プロレスの表紙。ウィル・オスプレイ選手が激怒してましたね。「IWGP世界ヘビー級王者」として初めての防衛成功したにも関わらず、表紙のメインはチャレンジャーの鷹木信悟選手だった。

本来であれば、“ユナイテッドエンパイア”の4人が並んでいる写真や試合中にレインメカーをブチかましたシーン、勝利後のマイクなど色々な構図があったはず。

にも関わらず、鷹木信悟選手が表紙のメインに選ばれキャッチコピーは「TRY AGAIN(後述します)」。帝国を建国後にはいい子ちゃんをやめて、自分の生きかたを貫いているウィル・オスプレイ選手にとって今回の一件は怒髪天を衝く出来事だったよう。

確かにチャンピオン側からすれば納得のいく表紙ではないでしょう。

ただ、これは以前から“ガイジン”レスラーが指摘していた問題で。実際にプリンス・デヴィット選手もメディアで自分が取り上げられないことについて憤りを感じていました。

その結果が、“バレットクラブ”を結成するにいたった経緯だったりします。

また、昨晩にはもう一本の動画を投稿。横浜スタジアムと東京ドーム大会を延期した件について持論を述べていました。

SNSが発達した時代だからこそ、リアルタイムに出るメッセージ。今日はウィル・オスプレイ選手の動画について書いていきます。

 

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CLOSE YOUR EYES

まず、週刊プロレスの一件について。まぁぶっちゃげると最近のウィル・オスプレイ選手は連続で表紙を飾りまくっている。4月7日号、4月21日号で単独の表紙を飾っている。

ちなみに直近の流れを書くとウィル・オスプレイ選手→ジュリア選手率いるドンナ・デル・モンド→ウィル・オスプレイ選手→男色ディーノ選手&秋山準選手(試合中の写真。後述する)→武藤敬司選手&藤田和之選手→内藤哲也選手→ウィル・オスプレイ選手&鷹木信悟選手(鷹木信悟選手メイン)

となっていて、ここ最近はウィル・オスプレイ選手が表紙を飾りまくっていることが前提としてある。

雑誌の表紙というのは非常に重要で、完全に売れ行きを左右するものです。例えば、エル・デスペラード選手が「二冠王」になった時。これは電子じゃあかんやろと即購入しました。

こんな具合に表紙はとても大切。極論ですが、新日本プロレスの表紙が多いのもファンの数を考えた時に現実的な判断だと言えます。

雑誌社からすれば、最近ウィル・オスプレイ選手は連続で表紙を飾りまくっている。ここは敗れたとはいえ、好勝負を繰り広げた鷹木信悟選手にスポットライトを当てるのもありだろうと判断したのでしょう。

実際、鷹木信悟選手はドラゴンゲートを退団した時にも表紙を飾るほど、話題性を持ったレスラーです。そんな鷹木信悟選手が初の「IWGP世界ヘビー級選手権試合」に挑んだとあれば、そちらをフォーカスすることも頷けます。

また、男色ディーノ選手と秋山準選手の試合も敗れた男色ディーノ選手がメインでした。

 

TRY AGAIN

勝った負けただけではない価値観でメディアは動きます。クラスマガジン化が進んだとしてもここは譲れない、譲らないポリシーなのでしょう。

ただ、ウィル・オスプレイ選手の言い分も分かります。恐らく単独インタビューが組まれ表紙を飾る可能性が高いので、ここは皆さん要チェックしておいてください。

ちなみに長渕剛さんが10年前に行なったアリーナツアーのタイトルが「TRY AGAIN」。完全にこのキャッチコピーは狙っています。表紙は「MADE IN JAPAN」のシーンです。

youtu.be

また、今回鷹木信悟選手が表紙になることで賛否両論が生まれました。ウィル・オスプレイ選手を表紙に起用してたら生まれなかった熱です。

色々なことを想定した上で狙ってきたな、うめぇな...。これが僕の感想です。では、続いて大会延期についてです。

 

横浜スタジアム、東京ドーム

2021年5月7日、新日本プロレスが5月に予定していた横浜スタジアム大会、東京ドーム大会の延期を発表しました。

こればっかりはどうしようもありません。今はさらに熟成することを願いつつ、待つだけです。そんな事を考えていたらウィル・オスプレイ選手が再び、動画を投稿。

オカダ・カズチカ選手がウィル・オスプレイ選手に勝てないから試合から逃げていると発言したのです。

新日本プロレスはオカダ・カズチカ選手を守るために大会を延期させたのだ、と。

「IWGP世界ヘビー級王者」は新日本プロレスの象徴です。王者の方向性で団体の方向性が決まります。

ウィル・オスプレイ選手はチャンピオンとして非常事態であっても、ファンへ問いかけを忘れません。素晴らしいチャンピオンとしての姿勢だと言えます。

オカダ・カズチカ選手が実際に逃げたのかどうかは定かではありませんが....。

さてさて、しばらく新日本プロレスの試合がないことが確定してしまいました。

まだ未発表ですが、最短の試合が5月22日。ただ、「Road to WRESTLE GRAND SLAM」というシリーズではなくなる可能性があります。

ひょっとすると「Road to DOMINION」がはじまる2021年6月1日まで大会が全て中止になる可能性もゼロではありません。

僕たちファンにできるのは待つことだけ。待って発表されたらルールの中で盛り上がりましょう。今日はここまで。明日はまた連載の再開です。

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