辻陽太、運命のシングル4番勝負がはじまった

先日の愛知県大会から、辻陽太の4番勝負がはじまった。

初戦はYOSHI-HASHI選手。後楽園ホールでは、高橋裕二郎選手、チェーズ・オーエンズ選手、鷹木信悟選手の名前が続いている。

「CHAOS」と「バレットクラブ」、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーとのシングルマッチ。

ユニット側からすれば“値踏み”の意味もある今回の4連戦。辻陽太選手は一体どんな爪痕を残すことができるのか。

今回の4連戦、延期となった横浜スタジアム&東京ドーム大会後に辻陽太選手が海外遠征に旅立つ可能性は限りなく高い。

心から応援すると共に、少しの寂しさを感じてしまう(まだ何の発表もないのだが)...。

よくよく考えると、辻陽太選手は僕がプロレスに完璧にハマって色々なことを学んだ後にデビューした最初のヤングライオンだったりする。

海野翔太選手、成田蓮選手らはハマってから日が浅い段階でデビューしていたため、ある意味で僕がヤングライオンとしての期間を見届けた1人目のレスラーなのだ。

そう考えると、さらに考え深くなってきた。まずは、今日からはじまる後楽園ホール3連戦を必ず見届けなくてはならない。

 

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YOSHI-HASHIの言葉

辻陽太選手が「愛知・名古屋国際会議場・イベントホール」で戦ったYOSHI-HASHI選手のバックステージコメントを見た。

現在のYOSHI-HASHI選手からこのコメントが引き出せたとなれば、何の心配もいらない。旅立つの地は念願のメキシコか。それとも....。

YOSHI-HASHI「最後のスピア、メチャクチャ効いたよ。一瞬、一瞬動けなくなっちゃった。彼はこの(先輩との)シングル(連戦)、今の状況もあるかもしれないけど、もうたぶん、いつでも海外行くんだなって、今日闘ってみて思ったよ。でも俺は、NEVER6人(タッグ)のベルト巻いてるし、それより先、もっとベルト欲しいから、こんなとこでは絶対負けてらんねえから。次も、次も勝って、防衛記録伸ばして、また新たにベルト、手に入れてやる」
出典:新日本プロレス

 

ヤングライオン新時代へ

今回のシリーズ「Road to WRESTLE GRAND SLAM」にエントリーしているヤングライオンは辻陽太選手のみ。

上村優也選手は不在。ゲイブリエル・キッド選手はおそらく日本を発っている。

ゲイブリエル・キッド選手が新日本プロレス公式スマホサイトで書いた日記が今もなお心を掴んで離さない。

彼が今、このリングにいないことが素直に寂しいんだ。

2020年以降、新日本プロレスの第一試合を盛り上げてきたのは辻陽太選手、上村優也選手、ゲイブリエル・キッド選手の3人だ。

彼らがいたから素晴らしい興行になったと素直に思う。

ただ、永遠に同じことが続くわけもなく。いよいよ一つの時代が終わろうとしている。

中島佑斗選手も負傷か約4ヶ月が経つが、未だ復帰の話題が出てこないが、そろそろ帰ってきてもいい頃だろう。

改めて。今シリーズは辻陽太選手にとってチャンスだ。彼のキャリアに大きな変化があるとすれば、このシリーズが終わり、ずっと目標に掲げていた東京ドームの第一試合の切符を掴み取った時なのかもしれない。

辻「この新日本が苦しい中で、俺はチャンスをもらった。このチャンス、自分でつかみ取らなきゃ、男じゃねえよな。そうさ、俺はピンチをチャンスに変えてやる。つらい時こそ、俺は現状を打開しなきゃいけないんだ。今は会社も。コロナの影響でつらいかもしれない。でも必ず、俺らは立ち上がる。そして、その時の中心にいるのが俺だ」

出典:新日本プロレス

週刊プロレス 2021年 06/02号 No.2123 [雑誌]

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