人生ではじめてプロレスラーを取材した話
人生ではじめてプロレスラーを取材した話を書いていく。
ご存知の方は知っていると思うが、僕のお仕事はゲームの宣伝、その傍らで執筆案件も担当している。
僕は全部“本業”のつもりだが、世間の価値観にはめると“兼業”あるいは“副業”で執筆のお仕事をしていることになる。
意図しないところでトレンドの話になったが、最初のテーマは冒頭で書いた通り、人生ではじめてプロレスラーを取材したのである。
取材対象は明日のサイバーファイトフェスで対抗戦を控えている竹下幸之介選手と上野勇希選手だ。
デカい、カッコいい...。そんな感想を前に少し自分のことを振り返ってみたい。
僕が「取材」を仕事にしてから10年が経った。
取材・執筆のキャリアをスタートさせたのは求人広告の会社だった。
IT企業からコンサルティングファーム、ケータイショップ、商社、不動産、飲食店...。
業界業種関係なく、年間100社以上(マックス200?)くらい担当していた。
そこからプログラマやエンジニア向けのWebマガジンへ。転職してからは声優さんを中心に数多くの方を取材してきた。そんな僕がいよいよプロレスラーを取材したので今日はそんな話を書いていきたい。
✒️竹下選手&上野選手のインタビュー掲載🖋
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2021年6月5日
#アニメイトタイムズ さんの記事が公開されました!
プロレス愛の強い記者さんにインタビューしていただいて、読み応え抜群です🎊
是非、こちらからご覧ください💁♀️https://t.co/XmN1uYjM67#アニメイト#グラッテ#ddtpro#DDTグッズ pic.twitter.com/L9WSarAmHW
書いていいと言われたので
そもそもで本業と趣味のブログがリンクするのが初。あちらの記事には書かなかったが、僕が平田一喜選手のファンで以下の記事を書いたことも取材中盤以降くらいでお伝えした。
取材に同席ご同席いただいた彰人選手や広報の方も笑っていた。
取材の後半で今回の取材について「ブログで書いてもいいですか?」とお聞きしたところにこやかに「いいですよ。好きに書いてください」と許可をいただいた。
DDTプロレスリングの懐の深さを感じた。
知らない人向けに知っている人が書く
10年もやっているのだがら少しは後続のためにノウハウというかテクニックも書き残しておく。
記事を読んでいただくと伝わると思うのだが、途中まではプロレスファンとしての一面を全く出さずに記事を構成している。
これは、いきなり「プロレスファン」が「プロレスラー」に取材しているとなると、興味の薄い方は全くついていけないためだ。
伝説の名番組「有田と週刊プロレスと」で序盤のゲストがプロレスをあまり知らない方で固まっていたのも視聴者との目線を合わせることに目的があるのだ。
今回の場合、前提にあるのが僕の古巣であるアニメイト(これははじめて書いた)とDDTプロレスリングさんのコラボレーションを報道すること。
記事を読んだ方がプロレス(特にDDTプロレスリング)に少しでも興味を持ってもらうこと。
最後に、プロレスファンが読んだ時にニヤリとできること。これが記事を構成する成分になっている。
ちなみに、文末にサイバーファイトフェスの話を書いた構成になっているが、この質問をしたのは取材の冒頭である。
僕はプロレスファンで、DDTプロレスリングさんのことも追ってますよとまず質問を通じて伝えることで、なんとなく取材の雰囲気や方向性が決まっていくのだ。
※記事の要所要所にそれわざわざ書く?という細かすぎるネタを入れるのもプロの仕事だと思っている。例.“前橋のナポレオン”
お仕事はお仕事...だが。
竹下幸之介選手、上野勇希選手が素晴らしい!みたいな話はプロレスファンならば知っていること。
取材中の対応などもとても穏やかで優しく接していただいた。
竹下幸之介選手がとてもクレバーなタイプなのは記者会見などを見ていても伝わっているし、上野勇希選手は人懐っこい雰囲気でその場の雰囲気をパッと明るくするのもぼんやりとイメージにあった。
リングではとても激しい試合をする2人だが、リングを降りると好青年なのは取材中も同じだった。
取材から少し日も経った今、僕の心に残っているものを改めて書き残すのであれば、2人の言葉から感じたのはDDTプロレスリングへのこだわりだったように思う。
取材中、竹下幸之介選手がプロレス団体に応じてブレンド(激しい戦いやエンタメ要素など)の割合が違うという言葉があった。
新日本プロレスしか見ていなかった僕がDDTプロレスリングにハマったのは、配分のバランスがとても素晴らしいと感じたことが大きい。
笑えて、盛り上がって、時には泣ける。そんなDDTのプロレスにいつしか心を奪われて、新日本プロレス以外で唯一追っている団体になりました。
特にエモーショナルという意味では最近のDDTプロレスリングは日本でトップかもしれない(僕が知る限りの範囲で)。
正直、僕の他のお仕事にも取り入れるべきものがDDTプロレスリングには沢山詰まっている。
DDTプロレスリングが独自に積み上げてきたものが、サイバーファイトになり花ひらこうとしている。
最後に。
明日のサイバーファイトフェスは竹下幸之介選手と上野勇希選手の対抗戦に期待したい。
何かとんでもないものを見せてくれる。そんな予感が今からプーンと漂いまくっている。
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