寂しさを埋めるのではなく、制約で飢えをつくる

昨日の続きです。

僕は1日の中で寝ている時間以外はPCやスマホを常に見ている生活を送っていました。

楽しさよりも1人の寂しさを埋め続けることが目的です。僕は兄弟がいない一人っ子。親は共働き(途中からは片親)。

自分以外の誰かとプライベートな時間を過ごすことがほぼない。

そんな生活を送っていたものですから、イマジナリーフレンドこそいないものの、誰かがそこにいる感覚にどこか飢え続けているのでしょう。

何かしらのコンテンツが自分の渇きを満たしてくれる。それが日常で当たり前で...。そんな生活を送っていたのですが、いつからかとにかく寝起きが悪くなりました。というかメンタル的に不安定なことが増えてきました。

年齢を重ねたことで起こる変化だと思ったのですがいろいろなことをしてもなかなか改善できず、どうにかならないかと思い色々調べてみました。

寝る前にスマホを見るのが良くない。そんな記事も沢山見ましたが、精神衛生上的に見ない方がよくないと思い無視していました。

そんな時です。あの本に出会ったのは。

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心を整える

サッカー元日本代表の長谷部誠選手が執筆した本「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」。

この本の中に寝る前に自分と向き合う時間を作ることが大切と書いてありました。

これはマインドフルネスや瞑想に近いことだと思います。

布団に横になってボーッとしてから寝る。これだけ。動画もラジオも付けない。音楽も鳴らさない。

ただ、静寂の中で1人ぼんやりとしている時間。

自分自身と向き合うことで見てくるものがある...かは人それぞれですが、僕にとって効果があったことを皆さんにお伝えします。

僕の場合は「何かしたい」という欲求が強くなりました。

疲れてくると無気力になって「何もしたくない」、「横になりたい」と思う僕ですが、この時間を取り入れたことで、「行動への飢え」が生まれた気がしています。

僕の過去を振り返ると校則や会社のルールによりできない、やっちゃいけないことが沢山ありました。

学生時代から制約の多い人生だと思います。

そんな時、このルールをどうやってくぐり抜けるか?という点に頭を使っていた気がします。

本質的な解説が自分の力でできないのであれば、それをなんとかスルーしてやろうという小賢しい発想です。

ただ、そこには確かにエネルギーがありました。

俺は納得がいかないんだという反骨精神です。

あの時の熱量は凄かった。あの力を健全に使えないかと思いたどり着いた先が、自分で自分の行動に制限を付けて、飢えを作るということでした。

その場で安い餌を自分に与えて飢えをしのぐのではなく、狩猟に行って美味い飯を食べる自分を整える感覚と言えば伝わりやすいでしょうか。

そうすると自然とストレスが減った気がします。

外敵要因で受ける感情の振れ幅がストレスなのだとしたら、そもそもの総量を調整することで、気分が少しは安定します。

ストレス解消というか、今回はストレスのもとを断つ、改善するというお話しでした。

時々、こうしたお話しも書きますね。

ブログがスタートしてそろそろ4年。ファイトスタイルを変えながら長く続けていきますので、よろしくお願いします。

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