棚橋弘至とKENTAが東京ドームで激突する説
棚橋弘至とKENTAが東京ドームで激突する説を唱えておく。
いよいよ“棒”のことを吹っ切ったKENTA選手が新日本プロレスへ帰ってくる。
YOSHI-HASHI選手と“棒”の熱い接吻。
あの日から早くも約3ヶ月が経った。マジで早い。自分でもビックリした。
“棒ロス”を超えて、新日本プロレスに帰ってくるKENTA選手は「映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE in SAPPORO」の2連戦にエントリー。
初日となる2021年7月10日は高橋裕二郎選手とエル・ファンタズモ選手。翌日は高橋裕二郎選手とタッグを組む。
ここで気になったのが2日連続で棚橋弘至選手が対角線に立っていることだ。
棚橋弘至選手は田口隆祐選手とロッキー・ロメロ選手の“メガコーチズ”が初日。
翌日は辻陽太選手と組みKENTA選手を迎え撃つ。
この2人が連戦を戦って何もない筈がない。
2021年、棚橋弘至選手とKENTA選手は定期的に同じカードに組まれてはいたものの、その全てでテーマが混じり合っていなかった。
「NEVER無差別級6人タッグ」や「IWGP USヘビー挑戦権利証争奪戦」などKENTA選手が新日本プロレスにやってくる時には必ずテーマがある。
僕は今回、棚橋弘至選手とKENTA選手が東京ドームでスペシャルシングルマッチを戦うと予想する。
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— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) 2021年7月6日
胸を張って、東京ドームで
2020年11月7日。棚橋弘至選手と「IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」を戦ったKENA選手はこうコメントを残していた。
自分自身に対しての悔しい気持ちが今のKENTA選手を作った。そんな会食でのエピソードだ。
まあ、でも、棚橋、今シリーズやって、今の歳の棚橋と今の歳の俺で、お互いこの歳でやって。もちろん、10年前、15年前、そこでやってたら……っていう人もいるかもしれないけど、でも、やっぱり今の棚橋と今の俺でやれたことに、おもしれえなって思うし。いつだったかな? 昔、俺がWWEっていう団体にいた時、台湾への遠征があって、その時になんかの撮影で棚橋も台湾に来てて、こっちもこっちで中邑真輔、ASUKAがいて、試合が終わって『食事でも行きましょうか』みたいな感じになって。棚橋弘至、中邑真輔、ASUKA、自分で輝いてる人たちを見て、なんかその中に入っていけない自分がいたんだよね、あん時。それが凄い悔しくて、情けなくて。もう一回、このままで終わってたまるかって、ずっと……まああれからじゃないけど、またあれでさらに気持ちを強くしてここまで来て、輝いてるかどうか、それは人が決めることだからわからないけど、少なくとも俺は今やれてることに充実感があるし、リングに上がるのが凄く楽しいし、それでいいんじゃないかなって。今、もう一回、あの会があったとしても、今の俺だったら胸を張って、そこに入って行ける。そういうこと。まあ、結局、今シリーズ通して、俺が何が言いたかったかって言うと、人生最後に笑えばそれでいいじゃんってこと」
スペシャルシングルマッチ
現在、新日本プロレスのシングルタイトルは複雑だ。
「IWGP世界ヘビー級」こそ国内にあるが、他のシングルタイトルは全て“ガイジンレスラー”が保有している。
- NEVER無差別級王座 ジェイ・ホワイト選手
- IWGP US ヘビー級王座 ジョン・モクスリー選手
- NJPW STRONG 無差別級王座 トム・ローラー選手
昨日の発表通り、日本は今状況が目まぐるしく変わりすぎている。
計画がギリギリで白紙になるのも日常茶飯事のはず。
タイトルマッチが組めない状況では、スペシャルシングルマッチが急浮上するはず。
ベルトという分かりやすい象徴がないため、前哨戦を含めて盛り上げ方、流れの作り方がとても大切になってくる。
その点、KENTA選手であればノンタイトルであっても問題ない。今の彼であれば確実に盛り上げてくれるはずだ。
KENTAにKANSYA
今、この状況の日本に来日してくれる時点でKENTA選手には感謝しかない。
毎日のニュースを見ていると本当に大丈夫か?といつも思う。
来日すればしばらくら隔離生活。楽しいわけがない。
それでも新日本プロレスのために来日してくれたのだ。
ストロングを主戦場にしてもいいところを敢えて動いてくれるのがプロレスラーであり、エンターテイナーであるという証なのだろう。
僕は思うことがある。
鷹木信悟選手と飯伏幸太選手の試合後にKENTA選手が再び乱入したらどんな空気になるのだろうか、と。
KENTA選手がとんでもないのはその日の試合で勝っても負けても乱入してくる点にある。
ブーイングができない中でどんな空気に包まれるのか。
2020年1月からKENTA選手は何を変えてきたのか。
ふつふつと湧き上がるKENTA待望論。
新日本プロレスのエースも9月1日に完璧に仕上げてくる。
いよいよ下期に突入した新日本プロレス。これからの動きから目を離すことができない。
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