グレート-O-カーンがYOHのスカウトに乗り出した?
グレート-O-カーンがYOHのスカウトに乗り出した?
ウィル・オスプレイ選手の欠場中、自らが“キングビン”となり、“ユナイテッドエンパイア”を牽引することを宣言したグレート-O-カーン選手。
先日公開された「東京スポーツ」のインタビューではグレート-O-カーン選手とジェフ・コブ選手での「IWGPタッグ」挑戦。
さらにはアーロン・ヘナーレ選手を加えての「NEVER無差別級6人タッグ」への狙いを語っていたように、日夜帝国の進軍に尽力している。
そんな中、少し雲行きの怪しいコメントが度々飛び出しはじめた。
東京ドームでスペシャルシングルマッチを戦うジェフ・コブ選手のパートナーとして「映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE 2021」に参戦しているのだが、バックステージコメントがきな臭いのだ。
ウィル・オスプレイ選手の復帰タイミングは完全に未定。この状況でユニットを強くするためには、新メンバーのスカウトが必要不可欠である。
オカダ・カズチカ選手がSHO選手を組んだ時とは全くコメントが違う。
何か明らかに意図を持ってYOH選手に対してメッセージを出している気がする。
【今晩開催!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年7月14日
『SUMMER STRUGGLE 2021』
7月14日(水)19時~
秋田・ナイスアリーナ(由利本荘アリーナ)大会!!
※当日券は16時30分より発売!
⇒https://t.co/X0E7XlkuiR#njsst #njpw pic.twitter.com/ArSHhvofJD
YOHへの言葉
現在の“ユナイテッドエンパイア”はヘビー級戦士のみの武闘派集団である。
いつのタイミングでジュニアのメンバーが追加されるのかとプロレスファンの間では話題に上がっていた。
敢えて書くが、これからユニットを発展させて行く中で、ジュニア戦士の加入はマストだ。
ヘビー級、ジュニアヘビー級双方で看板レスラーがいてこそユニットの幅が出るし、1年のシリーズを通してユニットの素晴らしさを世に知らしめることができる。
そんな中で、グレート-O-カーン選手が目をつけたのはYOH選手なのか。まず2021年7月11日北海道大会のコメントから見ていただきたい。
オーカーン「オイ、オカダ。昨日のコメントを見たが、らしくないじゃぁないか。そんなにまぐれ勝ちできたのがうれしいのか!? 言っておくが、“ニュー・コモンウェルス・キングピン”の余が帝国を導いているあいだは更なる軍備強化ができている。それから“ヨウ”…(※と言い残して立ち去る)」
“ヨウ”と言い残して去っている。その前振りが更なる軍備強化と来たものだ。
続いてこちらが2021年7月14日の秋田大会。
オーカーン「(※いつもと違って怒り口調で)オイYOH、コラ、コラYOH……」
なぜかYOH選手にキレている。
その真意は未だ不明だが、パートナーのジェフ・コブ選手と戦うオカダ・カズチカ選手へのメッセージではなく、敢えてYOH選手に対して言葉を残していることに意味があるのは間違いない。
ロビー・イーグルスではなく
“ユナイテッドエンパイア”に新加入するのはロビー・イーグルス選手である。
しばらくの間、僕もそう思っていた。ウィル・オスプレイ選手との“バーズ・オブ・プレイ”で魅せた2人の可能性はまだまだ終わるには勿体なさすぎる。
ただ、こうも思うことがあった。
なぜ、最初からロビー・イーグルス選手を連れていかなかったのか、と。
ウィル・オスプレイ選手が一世一代の勝負を仕掛けるタイミングでロビー・イーグルス選手を“ユナイテッドエンパイア”に引き入れることはしなかった。
※実際、ロビー・イーグルス選手は昨年からほぼ試合がないため、単純に機会がなかったという見方もある。
なぜ、YOHなのか
最後にグレート-O-カーン選手がYOH選手に目を向けた(まだ実態は分からないが)理由を考えてみたい。
先日、ジュニアの二冠王に大手をかけたYOH選手。
タッグとしての結果はもちろんだが、シングルプレイヤーとしての実力にも高い評価が集まりつつある。
今回の東京ドーム大会で少しビックリしたことがあった。
現「IWGPジュニアタッグ王者」の挑戦者が田口隆祐選手とロッキー・ロメロ選手の“メガコーチズ”なのだ。
本来であれば奪われたベルトを奪還すべく“ロッポンギ3K”が挑んでも何の違和感もないシュチュエーションだったはず。
ロッキー・ロメロ選手自身が2人ではなく、代打オレを宣言したわけだ。
“ロッポンギ3K”復活したばかり。今、アクセルを踏まなければいけない。
そんかタイミングでビッグマッチの対戦カードから漏れてしまっているのは中々に痛い経験だ。
また、2015年のYOH(小松洋平)選手を知っているファンの大半がヒールのYOH選手の凄みとポテンシャルを知っている。
以前、ジェフ・コブ選手が感情の見えない“ガチムチのウォーズマン”と化した時期があった。
冷血、冷徹なYOH選手。ぶっちゃげメチャクチャ見たい。
グレート-O-カーン選手はその可能性を見出し、YOH選手に対して何らかのアプローチをかけているのではないだろうか。
まだどうなるかは全く分からない。ただ、何かが動きはじめてる。そんな予感がしている。
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