田口隆祐が暴く!?エル・ファンタズモ“サドンデス”の秘密について考える

田口隆祐が暴く!?エル・ファンタズモ“サドンデス”の秘密について考える。

エル・ファンタズモ選手の右脚には何か秘密がある。

新日本プロレスを熱心に追っているファンであれば、周知のトピックだ。

いつかこの謎に大手が掛かると期待していたが、いよいよその秘密を暴く名探偵が現れようとしている。

2021年7月17日、新日本プロレスは「映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE 2021」後楽園ホール大会を開催した。

メインイベントとセミファイナルは「IWGPジュニアタッグ王座」の前哨戦。タッグの前にそれぞれがシングルで激突するという対戦カードが組まれた。

セミファイナルでは田口隆祐選手が石森太二選手に対して、「真面目にやる」と宣言。試合開始早々からヒップアタックではなく、ドロップキックを繰り出すなど彼の中に眠るもう一つの本気が浮き出るような展開となった。

試合終盤ではお尻を使ったフォールに石森太二選手が悶絶。

現「IWGPジュニアヘビー級王者」エル・デスペラード選手をギリギリまで追い詰めた男が敗れるという番狂わせが起こる結果となった。

その結末に逆上したエル・ファンタズモ選手が試合後の田口隆祐選手を強襲。ここからの流れでメインイベントは始まった。

 

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ヒストリーメーカー

この日のロッキー・ロメロ選手とエル・ファンタズモ選手ははパートナーや過去のユニットメンバーの技を繰り出していた。

サイファーウタキやスタイルズクラッシュ。変幻自在に仲間の技を繰り出すエル・ファンタズモ選手に対抗すべく、ロッキー・ロメロ選手も動いたのだ。

まずは田口隆祐選手の必殺技「どどん」の体制へ。これが不発に終わると、「バレッタ!」と叫び「デュードバスター」を決めた。

そして、試合の最終盤。エル・ファンタズモ選手が「サドンデス」の体制に入ると、田口隆祐選手が姿を現しタオルを投入した...。

が、これをエル・ファンタズモ選手が掴みとり、投げ返すと試合が続行(これ改めて考えたらあかんやん 笑)。

「サドンデス」を繰り出すも、足元が狂いクリーンヒットならず。

最後のフォールをロッキー・ロメロ選手が返したことで、時間切れドロー決着となった。

 

疑惑の右脚

少し「サドンデス」について整理しよう。「SUPER J-CUP2020」あたりからエル・ファンタズモ選手の様子がおかしかった。

右脚に何かの違和感を覚えるような試合。準決勝では鼻を負傷した相手にスーパーキックを見舞い、決勝へ進出。

続く、決勝戦ではACH選手にスーパーキックが炸裂すると完全なグロッキー状態へ。

「CR II」放ち、連覇を決めたが今思えば、「サドンデス」のカモフラージュとして敢えて使用したようにも思う。

ここから2021年に突入すると、高橋ヒロム選手とエル・ファンタズモ選手の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」、「SUPER J-CUP」によるスペシャルシングルマッチで右脚の謎が深まった。

高橋ヒロム選手が「ふざけるな!ふざけるな!」と言いながらリングを去る姿は「明らかに何かがある」と思わせるそれだった。

東京ドームでの試合後、高橋ヒロム選手はこう語っている。

「アイツは何かしてるぞ。ハッキリ言っといてやるからな。世界中の人間が見てるだろう。世界中の人間がこの試合を見ただろう。アイツは何か反則をしている。調べてくれ。」

ここからエル・ファンタズモ選手は「サドンデス」で相手レスラーを追い込み続けた。

 

金丸義信とは異なる策略に期待

右脚の秘密を暴くのではなく、右脚を利用したのが金丸義信選手だった。

エル・ファンタズモ選手の「サドンデス」を利用し、パートナーの石森太二選手に誤爆させ勝利を掴み取ったのだ。

※この時も右脚のチェックを奇襲ですり抜けている。

今回わかったのは「サドンデス」は全ての状況で発動するわけではないということ。

いわゆるスイートスポットがあり、そこを当てることで一撃でKOされる。

事前にシューズを調整する動作を見るに、何らか仕掛けがあると見てまず間違いはないはずだ。

ただ、もしも田口隆祐選手がこの謎を暴いた場合、エル・ファンタズモ選手にどんな処分が下るのだろうか。

「SUPER J-CUP2020」から使用しているのは明らかで、「IWGPジュニアタッグ」もこの技を使って戴冠している。

何らかのペナルティがあるのか。それとも、見抜けない方が悪いという結論になるのか。

名探偵・田口隆祐はエル・ファンタズモ選手の秘密を暴くのか。それとも...。東京ドームに注目が集まる。

ファンタズモ「俺は1年かけて、ニュージャパン史上最も“STRONG STYLE”なスーパーキック、サドンデスを生み出した。そして数々の試合で完璧でミスのないキック、このスーパーキックを使ってきた。だから“メイビーデス”ではない、”サドンデス”と呼んでいる。毎回100%の威力で相手を急死(サドンデス)させてきた。今夜、試合時間残り10秒でこのキックが繰り出すつもりが、俺としたことが蹴る部分を誤った。クソ!

なんでこんなミスを犯してしまったんだ? だがチャンピオンでもミスることはある。それに失敗こそチャンピオンを更に強くさせる。しかもたかがコーラクエンホールの試合の一つだ。これで終わったわけでもない。俺は『SUPER J-CUP』優勝以来、今日までずっとパーフェクトだった。エル・ファンタズモ、ヘッドバンガー、BULLET CLUBイチのカリスマは……。

今日を最後にもう二度とサドンデスを失敗することはないとここで誓う。決着はトーキョードームでつける」

出典:新日本プロレス

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